第23回日本アカデミー賞
第23回日本アカデミー賞は2000年3月10日に新高輪プリンスホテルで開催された日本アカデミー賞発表・授賞式である。司会は関口宏と原田美枝子。
最優秀作品賞『鉄道員 (ぽっぽや)』
『鉄道員(ぽっぽや)』は、浅田次郎の短編小説を映画化した作品。短編集は第117回直木賞受賞作で、140万部を売り上げるベストセラーとなった。
浅田次郎は、「散歩しているときに、あの(鉄道員の)ストーリー全部が一瞬にして頭の中に降って来た」と話している。
内容は、北海道のローカル線の終着駅で駅長を務める初老の男が、ある少女との出会いをきっかけに、孤独な人生に暖かさを見出していく人間ドラマ。
浅田次郎は、「散歩しているときに、あの(鉄道員の)ストーリー全部が一瞬にして頭の中に降って来た」と話している。
内容は、北海道のローカル線の終着駅で駅長を務める初老の男が、ある少女との出会いをきっかけに、孤独な人生に暖かさを見出していく人間ドラマ。
via www.amazon.co.jp
優秀作品賞は以下の通り。
菊次郎の夏
金融腐蝕列島 呪縛
御法度
梟の城
菊次郎の夏
金融腐蝕列島 呪縛
御法度
梟の城
最優秀監督賞:降旗康男『鉄道員 (ぽっぽや)』
降旗康男は長野県松本市出身。1966年、『非行少女ヨーコ』で監督デビュー。1968年の『獄中の顔役』から、任侠映画を多く手がけるようになった。
高倉健とは、1966年の『地獄の掟に明日はない』以降、20本の映画でコンビを組んだ。80歳を過ぎてからもメガホンを執った監督として知られる。
本作では、当時アイドル女優として人気絶頂期だった広末涼子や、映画への出演が初めてであった志村けんの起用、坂本龍一による主題歌を採用するなどで話題を集めた。
高倉健とは、1966年の『地獄の掟に明日はない』以降、20本の映画でコンビを組んだ。80歳を過ぎてからもメガホンを執った監督として知られる。
本作では、当時アイドル女優として人気絶頂期だった広末涼子や、映画への出演が初めてであった志村けんの起用、坂本龍一による主題歌を採用するなどで話題を集めた。
via www.amazon.co.jp
優秀監督賞と作品は以下の通り。
大島渚(御法度)
篠田正浩(梟の城)
原田眞人(金融腐蝕列島 呪縛)
深作欣二(おもちゃ)
大島渚(御法度)
篠田正浩(梟の城)
原田眞人(金融腐蝕列島 呪縛)
深作欣二(おもちゃ)
最優秀主演男優賞:高倉健『鉄道員 (ぽっぽや)』
高倉健は福岡県中間市出身。1955年に大学時代の知人のつてで、当時、美空ひばりが所属していた新芸プロのマネージャーになるため喫茶店で面接を受けたが、居合わせた東映東京撮影所の所長で映画プロデューサーのマキノ光雄にスカウトされた。
日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を4度受賞しており、今回が4回目の受賞。2013年には第37回日本アカデミー賞 協会栄誉賞を受けている。
『鉄道員 (ぽっぽや)』では廃止寸前のローカル線「幌舞線(ほろまいせん)」の終着駅・幌舞駅の駅長、佐藤乙松(おとまつ)役で出演。
日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞を4度受賞しており、今回が4回目の受賞。2013年には第37回日本アカデミー賞 協会栄誉賞を受けている。
『鉄道員 (ぽっぽや)』では廃止寸前のローカル線「幌舞線(ほろまいせん)」の終着駅・幌舞駅の駅長、佐藤乙松(おとまつ)役で出演。
via ja.wikipedia.org
優秀主演男優賞は以下の通り。
小林薫(秘密)
中井貴一(梟の城)
本木雅弘(双生児)
役所広司(金融腐蝕列島 呪縛)
小林薫(秘密)
中井貴一(梟の城)
本木雅弘(双生児)
役所広司(金融腐蝕列島 呪縛)
最優秀主演女優賞:大竹しのぶ『鉄道員 (ぽっぽや)』
大竹しのぶは東京都江戸川区出身。1973年の『ボクは女学生』で北公次の相手役が一般公募され、これに合格して芸能界デビューした。
1987年に発表した『ひらけ!ポンキッキ』の挿入歌『かまっておんど』は、主婦やサラリーマン層にもウケて、幼児向けの歌にとどまらないヒット曲となった。
『鉄道員 (ぽっぽや)』では主人公・乙松の妻である佐藤静枝を演じている。
1987年に発表した『ひらけ!ポンキッキ』の挿入歌『かまっておんど』は、主婦やサラリーマン層にもウケて、幼児向けの歌にとどまらないヒット曲となった。
『鉄道員 (ぽっぽや)』では主人公・乙松の妻である佐藤静枝を演じている。
via www.amazon.co.jp
優秀主演女優賞は以下の通り。
大竹しのぶ(黒い家)
鈴木京香(39 刑法第三十九条)
広末涼子(秘密)
室井滋(のど自慢)
大竹しのぶ(黒い家)
鈴木京香(39 刑法第三十九条)
広末涼子(秘密)
室井滋(のど自慢)
最優秀助演男優賞:小林稔侍『鉄道員 (ぽっぽや)』
小林稔侍は和歌山県伊都郡かつらぎ町出身。中学生の頃から高倉健のファンで映画界に憧れを持っていた。「おふくろに家を建ててやりたい」という一念で映画界を志す。
第10期東映ニューフェイスの試験日と大学の入試日が重なり迷った挙句、親には大学入試へ行くと嘘をつき、学生服姿で試験を受け合格した。
『学校III』以降、山田洋次作品の常連出演者になった。『鉄道員 (ぽっぽや)』では主人公・乙松の同僚である杉浦仙次役で出演している。
第10期東映ニューフェイスの試験日と大学の入試日が重なり迷った挙句、親には大学入試へ行くと嘘をつき、学生服姿で試験を受け合格した。
『学校III』以降、山田洋次作品の常連出演者になった。『鉄道員 (ぽっぽや)』では主人公・乙松の同僚である杉浦仙次役で出演している。