大人気ドラマシリーズ!【あばれはっちゃく】倒立やブリッジや座禅で「ひらめいた!」
2019年12月5日 更新

大人気ドラマシリーズ!【あばれはっちゃく】倒立やブリッジや座禅で「ひらめいた!」

80年代、子供たちに大人気だったドラマシリーズ【あばれはっちゃく】!「てめぇの馬鹿さ加減にはなぁ、父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ」

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『あばれはっちゃく』は、児童文学者、山中恒著の読売新聞社(現:読売新聞東京本社)から発刊された子供向け小説シリーズ(1970年 - 1971年)。
1979年 - 1985年にはテレビ朝日系列で毎週土曜日にテレビ映画として放送された。桜間長太郎(さくらま・ちょうたろう)という少年を通して様々な家庭・学校問題を描いた。

放映作品

俺はあばれはっちゃく

俺はあばれはっちゃく

1979年2月3日 - 1980年3月8日(全58話)
男!あばれはっちゃく

男!あばれはっちゃく

1980年3月22日 - 1982年3月27日(全102話)
熱血あばれはっちゃく

熱血あばれはっちゃく

1982年4月10日 - 1983年3月26日(全49話)
痛快あばれはっちゃく

痛快あばれはっちゃく

1983年4月2日 - 1985年2月23日(全93話)
逆転あばれはっちゃく

逆転あばれはっちゃく

1985年3月2日 - 9月21日(全27話)
<2019年1月17日 追記>
純烈・酒井一圭さんのデビュー作「逆転あばれはっちゃく」。5代目の桜間長太郎を演じますが、その後、学業専念のため活動休止をしていました。

昭和の終わりに大人気だった同シリーズ。1975年6月20日生まれの酒井一圭さんと同世代の方も多いミドルエッジの読者の方々。
「昭和の名作ライブラリー 第12集 逆転あばれはっちゃく HDリマスター DVD-BOX」(¥22,089)では、特典として、スペシャル2作品が追加されて初ソフト化されています。

もしお時間があれば、童心に帰れるように一気に観るのもオススメです!

名セリフ

「てめぇの馬鹿さ加減にはなぁ、父ちゃん情けなくて涙が出...

「てめぇの馬鹿さ加減にはなぁ、父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ」

「ひらめけ~ひらめけ~ひらめけ~……(ピカーン)ひらめ...

「ひらめけ~ひらめけ~ひらめけ~……(ピカーン)ひらめいた!」

シリーズ4では、逆立ちではなくブリッジも!!

シリーズ4では、逆立ちではなくブリッジも!!

「よ~し今日もあばれるぞ!」

「よ~し今日もあばれるぞ!」

概要

あばれはっちゃくという「ガキ大将」を主人公に据えた16ミリフィルム実写によるテレビ映画。
番組の最初に40秒ほどのショートストーリードラマがあり(これが本編の枕になることも)、それをバックに「俺は桜間長太郎」で始まる毎回定型の自己紹介があって、ここで「あばれはっちゃく」の言葉の意味も説明されていた。このドラマは長太郎本人のみで演じられており、最後にドジを踏む形でオチがつく。これに続けて、オープニング曲「タンゴ!むりすんな」が流れる(第5シリーズを除く)。
主人公・長太郎は「手におえない暴れん坊」というキャラクター設定だが、不良小学生ではなく「正義感が強い」「ドジで慌て者」という視聴者にとって憎めないキャラクターであり、このことがシリーズを長期間存続させる要素になったとされる。
サブタイトルの後ろに"マル秘作戦" (タイトル表示は㋪作戦。新聞の番組表ではこの表記のものもあれば○に秘のものもあった) を付けるのが本作の定番でもあり、家族構成は長太郎を中心に、父・母・兄(もしくは姉)に犬を加えたものであった。
ほぼ毎回のように、東野英心演じる父親が「このぉバッキッヤロー!」と言いながら息子を張り飛ばした後、「てめぇの馬鹿さ加減にはなぁ、父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ」と言うシーンが特徴(第5シリーズを除く)。
母親は長太郎の一番の良き理解者であるが、本当に怒った時は「あんたの馬鹿さ加減には、母ちゃん情けなくて涙も出てこないわ」と言う。また、どのシリーズにおいても理容室や洋裁店、クリーニング店など、自営業である。

キャスト

俺はあばれはっちゃく

俺はあばれはっちゃく

桜間長太郎:吉田友紀
※DVDパッケージ上
男!あばれはっちゃく

男!あばれはっちゃく

桜間長太郎:栗又 厚
via http://ameblo.jp/beetle999/entry-11074144062.html
熱血あばれはっちゃく

熱血あばれはっちゃく

桜間長太郎:荒木直也
25 件

思い出を語ろう

     
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  • コウ 2022/10/24 20:03

    あばれはっちゃくはリアルタイムで当時見ていました。テレビが一台、茶の間にしかなく家族全員で見ていました。面白く見ていた記憶が朧げにありますが、唯一嫌だったのが記事にもある父ちゃん情けなくての台詞です。これ父が私を怒る時に使っていて当時は本物に嫌でした。そんな父も他界して五年、また怒られてもいいから声が聞きたいな。

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