土佐っ子ラーメン
複雑な土佐っ子ラーメンの歴史。。。。
その土佐っ子ラーメンの歴史だが、非常にややこしい。管理人もネット上などの情報をかき集めたものの、どれが本当でどれが間違いなのかが判断しかねる部分が多々ある。
◆初代土佐っ子
絶大な人気を誇った「土佐っ子ラーメン」の初代店主は、その後莫大な借金を背負ったため、そのカタに店の経営権が移ってしまったようだ。
ちなみに借金の理由は、バブル期の不動産による借金、博打による借金など、諸説あるが詳細は不明。
◆土佐っ子ラーメン(なすび)
経営権が移った後、しばらくは「土佐っ子」という店名で営業していたが、その後店名を「なすび」に変更。(店名を正式に変更したのか通称が定着したのか、やや不明確。いずれにせよこの頃のお店は「なすび」と呼ばれている)丼になすびのマークが入っていたそうだ。
当初は初代土佐っ子からの顧客も多く来店していたようだが、初代とはかけ離れた味に、お客さんはどんどん離れていく。
一時期、栃木県那須に支店があった模様。
その後、オーナーと店員との意見対立から、衝突や確執が発生したことで土佐っ子一派は分裂。
分裂後しばらくして、「土佐っ子ラーメン(なすび)」は閉店。
元祖環七土佐っ子ラーメン(新宿)
元祖環七土佐っ子ラーメン(新宿)
後に「土佐っ子」の商標権に絡んだ問題が勃発しているが、商標権を取得したのはこの系統かと思われる。
なお、この商標権はこの「元祖環七土佐っ子ラーメン」(なすび系統)の消滅後に、次の「元祖環七土佐っ子ラーメン本店」に売却したと言われている。
(出典:「やっぱラーメンでしょ! 」ラーメン自由帳 閉店情報編)
元祖環七土佐っ子ラーメン本店(松戸)
元祖環七土佐っ子らーめん本店(松戸)
当初は、上記「なすび」の流れを組む「元祖環七土佐っ子ラーメン」と商標権の問題で争っていたが、その後なすびの系統が消滅したことで、商標権を買ったと言われている。
しかしこちらのお店もその後閉店。
(出典:「やっぱラーメンでしょ! 」ラーメン自由帳 閉店情報編)
下頭橋ラーメン(中板橋)
下頭橋ラーメン(中板橋)
当初は別の場所で「元祖土佐っ子ラーメン」の店名で営業していたが、「土佐っ子ラーメン(なすび)」閉店後その跡地に「下頭橋ラーメン」として移転オープン。
なお、店名に「土佐っ子」を使用しなかったのは、「土佐っ子」を商標登録され、使用できなかったためと思われる。
ちなみに、下頭橋とは初代店主が屋台時代に営業していた橋の名前。
一般的に「土佐っ子」の正式な流れを組むのはこの系統とされている。
※この系統には初代店主が関わっているような情報もあったが詳細は不明。
(出典:「やっぱラーメンでしょ! 」ラーメン自由帳 閉店情報編)
背脂チャッチャ系ラーメンの元祖とも言われ、一時期はその絶大な人気ぶりに、環七に土佐っ子ラーメンによる渋滞ができたほどと言われている。
また、1ロット17杯をまとめて調理し、お客には食券の替わりに、赤い箸と白い箸を渡し、その箸を目印に完全入替え制を導入していたことでも有名。
(出典:「やっぱラーメンでしょ! 」ラーメン自由帳 閉店情報編)