作曲家・筒美京平の作品で一番のお気に入りは?
2015年9月15日 更新

作曲家・筒美京平の作品で一番のお気に入りは?

昭和を代表するヒットメーカー・筒美京平さん。誰もが必ず聴いているはず!そんな筒美先生の代表的なヒット曲を中心に思い出などを語ってみたいと思います。

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昭和時代は流行歌が流行歌らしいいい時代でした…

特に歌謡曲はヒット曲がたくさんありました。
その中心にいたのは筒美京平さんと言っても過言ではないでしょう。

昭和時代を生きたあなたなら、筒美京平さんの曲の一曲や二曲や三曲や四曲…いや、きっとそれ以上の曲を聴いているはずです!

あらためて筒美京平さんの偉業をおさらいしてみようではありませんか。

筒美京平って?

もしかして筒美京平さんの名前はごぞんじない方もいらっしゃるかもしれませんのでざっくり説明しますと…
筒美京平

筒美京平

筒美 京平(つつみ きょうへい、1940年5月28日 - )は、東京府東京市牛込区(現・東京都新宿区)出身の作曲家。本名は渡辺栄吉(わたなべ えいきち)。青山学院大学経済学部卒業。弟は音楽プロデューサーの渡辺忠孝。筒美音楽事務所(個人事務所)代表(神奈川県逗子市所在)。2003年、紫綬褒章受章。(wikipediaより)
テレビによく顔を出す作曲家さんもいらっしゃいますが、筒美先生はほとんど出られませんよね。ですから一時は筒美京平ゴースト説もありました…。

それでは個人的に好きな作品を中心にご紹介したいと思います。

真夏の出来事

平山三紀Miki Hiarayama/真夏の出来事  (1971年) - YouTube

筆者個人的にイチオシは平山三紀(現・平山みき)さんの「真夏の出来事」です。
今聴いても全然古くない。
平山三紀さんのすごいところって、当時洋楽しか聴かない、日本の歌謡曲は聴かないっていう人も、平山三紀なら聴くという人が多かったところですね。
平山さんは筒美先生の秘蔵っ子で、筒美先生の曲と相性がぴったりだったんでしょう。

この曲は1971年日本レコード対象の作曲賞を受賞しています。
大賞をとってもおかしくない曲ですが、この年にはあの超名曲「また逢う日まで」が大賞でした。
そして、この「また逢う日まで」も筒美先生だったのです。

また逢う日まで・魅せられて

尾崎紀世彦 また逢う日まで - YouTube

尾崎紀世彦のシングル2枚目にして、レコード大賞を受賞したという名曲です。ちょっと「マンダム~男の世界」にも似てます。
尾崎紀世彦さんのこの曲はその前に「ひとりの悲しみ」というタイトルの別歌詞でズー・ニー・ヴーがリリースしていました。

「ひとりの悲しみ」 ズー・ニー・ヴー (映画バージョン) - YouTube

これはアレンジが最初のシングル盤は尾崎さんのものと同じなんですが、この曲は映画の挿入歌として使用されたのでアレンジは異なります。
残念なことにヒットには恵まれず、「また逢う日まで」にタイトルを変え、作詞も同じく阿久悠さんが新たに書き直し1971年に発表。レコード大賞までとってしまったという紆余曲折あった作品なんです。

筆者はこのとき小学校3年生くらいでしたが、このときに「レコード大賞」の存在を意識しました。

筒美先生には1979年に再びレコ大受賞曲があります。

ジュディ・オング ♪魅せられて♪ - YouTube

ワコールのCMソングであり、映画「エーゲ海に捧ぐ」のテーマ曲。
ジュディ・オングさんの衣裳が印象的でしたよね。

おれは怪物くんだ・夢色のスプーン・Time for L GAIM

筒美先生にはアニメ作品もあります。

おれは怪物くんだ / 白石冬美 - YouTube

「怪物くん」(1968年)主題歌。

エルガイム Time for L GAIM FULL - YouTube

「重戦機エルガイム」1984年 主題歌。

夢色のスプーン(飯島真理)

「スプーンおばさん」(1983年)主題歌
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