シンデレラ城 ミステリーツアー
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ウォークスルータイプと呼ばれる徒歩移動型のアトラクション。
シンデレラ城の内部を、ガイド役のキャストと共に数十人のグループが歩いて移動する。
ツアーには2タイプあり、どちらかのツアーメンバーのゲストのうち一人が「勇者」に選ばれ、クライマックスシーンのヒーローを演じ「勇者のメダル」という記念品が授与される。
1つの班につき1人しか貰えない。
運営終了4日前からは、ツアーに参加したゲスト全てに「勇者のメダル」を授与するというキャンペーンが行われた。
1986年7月11日に正式に運営開始、2006年4月5日運営終了となった。
このアトラクションは、世界のディズニーパークの中でTDL独自のアトラクションであった。
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ストーリー
本来の目的は、ガイドと共に豪華絢爛なシンデレラ城内部を歩いて廻り、最終的には棟の頂上に上がるというもので、ゲストは始めにディズニーの数々のヒーローやヒロインの肖像画が飾られているギャラリーを訪れ、ガイドからディズニー映画『コルドロン』にて魔王ホーンドキングを討伐した少年ターランの説明を受ける。
ところが、数々の絵画の中心に設置されている魔法の鏡がその説明を侮辱し始め、ディズニーのヒーローの肖像画を悪役の肖像画へと変化させ、ゲストを秘密の地下室へと誘う。
そこでゲストは、白雪姫の女王の実験室や『ファンタジア』の悪者チェルナボーグ、『眠れる森の美女』のマレフィセントやその手下、ドラゴンなど数々の城の秘密を知り、最後に一人のゲストが選ばれホーンドキングと「光の剣」で戦う事となる。ホーンドキングを倒したゲストは「勇者」と呼ばれ、最後に「勇者のメダル」を授与される。
シンデレラ城 ミステリーツアー ~東京ディズニーランド TDL - YouTube
余談ではあるが、勇者のメダルは現在オークション等で500円~2000円程度で取引されているとか...
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なぜ運営終了してしまったのか?
運営終了の理由は公表されていないが、シンデレラ城は建築基準法改正前に建築された建物だった為、耐震補強工事をするにあたり、ミステリーツアーで使用してるスペースを埋める必要があったのではないかという説がある。
東京ディズニーランドのシンデレラ城のミステリーツアーが中止になった理由としては、新しいアトラクションに切り替える為だとか、車椅子に対応していないことや、キャストの育成にコストがかかり、採算があわないことなど、いろいろ言われているようだ。
などなど、色々な意見があります。
【東京ディズニーランド】昔あったアトラクションまとめ - Middle Edge(ミドルエッジ)
東京ディズニーランドにかつてあったアトラクションをまとめました!
都市伝説や噂の類
2001年3月1日、シンデレラ城内において男性選手(当時31才)が
孤独死したとされる事件。
2006年の「シンデレラ城ミステリーツアー」運営終了の遠因になったとも言われている。この男性選手は競技に臨む一週間ほど前、当時付き合っていた彼女と別れており、遺体の手には彼女とのツーショットプリクラが握られていた。
この報道により「悲しみを乗り越えるための挑戦」説と「単なる自殺」説とで意見が分かれ、世論とマスコミを巻き込む大論争に発展した。
またこの日は日本最大級のディズニーショップ(ボン・ヴォヤージュ)のオープン日であり、普段よりカップルやファミリー客が多かったと思われる。
ホーンテッドマンションにはいかにもな都市伝説が
TDLの幽霊屋敷を模したアトラクション「ホーンテッドマンション」に本物の幽霊が混じっているというもの。
この話は開園当初から知られており、「最後に出てくる幽霊は本物、いや赤い幽霊が本物、黒い髮の女がそうだ」といったバージョンがある。
またホーンテッドマンションの長く続く廊下や、本棚が並んでいる書斎にはピノキオの人形を持った男の子霊が顔を覗かせるが営業時間後にしか現れないので従業員しか知らないというものもある。
アトラクションに搭乗中に停止する事があり、「霊の仕業」という内容のアナウンスが流れるが、これは霊の仕業や故障ではなく、搭乗する際にゲストが乗り物にスムーズに乗る事が出来なかった場合に一度ストップさせるためである。故障の場合は、ライトアップしゲストを安全な状態でキャストが出口まで案内する。
海外には怖すぎるという理由で運営中止になったアトラクションがあった!
ミステリーツアーの運営中止理由は色々あるが、海外のディズニーランドには本当に「怖すぎる」という理由で運営中止になったと言われるアトラクションが!!