ロボダッチの主要キャラクターたち&プラモデル以外でのマルチな展開!!
2016年6月2日 更新

ロボダッチの主要キャラクターたち&プラモデル以外でのマルチな展開!!

ロボダッチとガンプラは宝物だった人、多いのではないでしょうか?私はロボダッチの島でガンプラを配置してみたり、とにもかくにも楽しい思い出です。そんなロボダッチ、プラモデル以外の展開について触れてみたいと思います。

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人間だったら友達だけどロボットだからロボダッチ!

なんといってもプラモデルの「島シリーズ」が人気だったロボダッチ

ガンプラと並ぶ超人気プラモデルでした!!

ガンプラと並ぶ超人気プラモデルでした!!

ロボダッチは、今井科学発売のプラモデルを基点とした作品、およびその世界観を構成するロボットキャラクター全般。キャラクターデザイン・原作は漫画家の小澤さとる。

メインのタマゴロー、ロボQ(現・ドラタロー)、ロボZ、ロボXらとそのバリエーション以外のキャラクターは「○○(モチーフ名)ロボ」という名称が多く、特徴の一つとなっている。
ロボダッチプラモはこちらをチェック!!

登場キャラクター

タマゴロー

タマゴロー

卵型の体型に、頭には豆電球状のタマ・レーダー(別名・タマピカル)が付いている。
脚がタイヤになっているドライブタマゴローや、頭にローターが付いていて着陸脚を持つブンブンタマゴローというバリエーションも。
タマゴロー以外の3体のメインキャラは、生みの親である小澤さとるが入院中に食事と共に出た乳酸菌飲料の空き容器に、顔を描いたりストローで手足を付けたりして、病院にいる子供達を励ましていたことが誕生のキッカケだが、タマゴローに関しては、イマイと共にロボダッチを本格的に展開開始する際、「他に栄養のありそうなもの」として卵をモチーフとした主人公を追加する案が、久松文雄から小澤さとるにあったため、3体の円柱型ボディとは異なるデザインラインとなっている。
タマゴローのバリエーション

タマゴローのバリエーション

ブンブンタマゴロー、ドライブタマゴローの他にも多種のバリエーションがあり、お茶ダッチ等「タマ」と名称に付かなくとも「タマゴローっぽい」意匠のキャラもいる。

マシン基地 - 巨大なタマゴローの腹部に骨状の射出口があるは文字通り基地で完全にタマゴローとは別個体
タマゲタ - 下駄を履いていて脚を長く伸ばせる
タマコロン - ベルト状の円形パーツを装備して転がる。100てんランド版では単にタマゴローが手足を引っ込めた形態
タマコプター - ヘリコプターと合体したような形状
タマラン - 脚が複数付いていて走る
タマガサ - 頭に傘が付いている
カプセルタマゴロー - 頭部が透明なカプセル状の強化パーツを装着、回転翼が付いていて飛べる
モビルタマゴロー/モビルスーツタマゴロー - タマゴローがより戦闘的な強化パーツを装着した形
タマゴローガンダスーツ - タマゴローが乗り込むらしきモビルスーツ的なメカ
海賊タマゴロー - 海賊帽、眼帯、義足、松葉杖といった海賊ルック
タマゴローネービー - 水兵の格好
キングタマゴロー - チャンピオンベルトをしたプロレスラーをイメージ
ロボQ(現・ドラタロー)

ロボQ(現・ドラタロー)

タマゴローの追加以前は主人公格で最初期のチラシなどでは、サイズやポジションの扱いが良かった。その後もタマゴローの相棒格という扱いであったが、戦車や機関車をモチーフにしたバリエーションのイラストがありながら発売されなかったりと、不遇な扱いを受ける。
タカラがチョロQの類似商品の発売を防ぐため、ロボQの名を登録した事により青い頭部とボディで、顔の目から下と腹と手足が白く、赤い首輪の真ん中に付いているものが黄色で、オマケに頭にプロペラを装着していたデザインに変更しドラタローと改名されてからは、神出鬼没な風来坊的なキャラとなり出番が減ることに。
ロボZ(ロボゼット)

ロボZ(ロボゼット)

タマゴローのライバル。タマゴロー同様に多数のバリエーションがあるが、戦車・戦闘機などを含むデザインとダークな色彩は、ロボダッチには珍しく戦闘的な要素が強調されている。特にそれらを配備し、ロボZ自身を模した巨大な「Z基地」がある。
りりしい眉毛風の張り出しのある目が特徴。
ロボX(ロボテン)

ロボX(ロボテン)

ロボZの弟分。ちょっぴりエッチという性格付けがされていた。
ロボZとセットで扱われるために商品化の機会は多い。

懐かしのロボダッチ - YouTube

ロボッダッチを知ってるかい?

「ロボダッチ」プラモデル以外への展開

プラモデル以外にも広がりをみせたロボダッチシリーズ

コミック展開

コミック展開

1975年、『たのしい幼稚園』にて連載開始。
1982年、『100てんランドコミックス』(双葉社)より、描き下ろし単行本1・2巻が発売。『100てんコミック』への連載も行われる。
1983年、『100てんランドコミックス』として描き下ろし100てんコミック連載分3話を含む単行本3巻が発売。単行本2巻以降は、小沢さとるとメモリーバンク名義。
100てんランド版のタマゴローは変身によって(変形ではない)ブンブンタマゴローやドライブタマゴロー、タマゲタ等になる。
ストーリーは、パソコンの欲しい小学生のバンガイ君の元へ、漫画家の「おざわ・さとる」から「タマコン」が送られてくるという、1980年代らしいもの。

また、プラモデル関連の小冊子として

ポケットマンガ:初期の300円の中型モデル以上の商品に封入。こちらでも、タマゴローからドライブタマゴローやブンブンタマゴローになるシーンがある。
ロボダッチ手帳:初期のプラモデル封入のチラシにて、抽選プレゼントのキャンペーンを行っていた。時期によってバージョンが幾つかあり、後に販売もされるようになった。
ロボダッチファン:1983年に模型店などで扱われていた小冊子。100円の号と50円の号があり、10号まで発行された。内容は、商品情報やファンからの投稿の他、趣向を凝らした企画が掲載されていた。
ダイカスト(ダイキャスト)玩具

ダイカスト(ダイキャスト)玩具

ボディや足(靴)等がダイキャスト製でキャラクターによっては頭部や手足その他のパーツ等はプラスティック製。

メカタマゴロー - 他のシリーズよりも二周り以上の大きさがあり、プラスティック製となっている。箱の商品名に小さめに「メカ」と付いているが、頭の豆電球が光る、歩行する、お腹から極小のロボダッチ入りのカプセルを打ち出す玩具上の特長をアピールしたものと思われる。
ガマ忍者ロボ - ガマロボ本体の背中を開けると、忍者ロボが中から出てくるギミック。
ヒコーキタマゴロー/消防ロボQ/ローラーロボZ - それぞれに単体で発売された後、オリジナル設定によるビークルのパーツとセットでも発売された。

その他、ブンブンタマゴロー/ロボQ/ロボZ/ロボX/野球ロボ/フットボールロボ/ライダーロボ/モグラロボなどは、膝関節のある長い脚に取り替えられたり、お尻のボタンを押すとプップッとオナラをするなどキャラクターに合わせたギミックが盛り込まれた。
ソフビ人形

ソフビ人形

ソフビ人形をオンダが発売。タマゴロー、ロボQ、ロボZ、ロボXの4種。
ソフビ(ソフトビニール)の特性を活かした温かみのある造型や、現在の目で見ても丁寧なカラーリング。
消しゴム人形

消しゴム人形

丸越、オンダ、マルカ発売。丸越版はいわゆる20円ガチャガチャサイズで、最も種類が豊富。プラモデル以上に当時のイラストに似ている。
オンダ版は若干大きく、目には透明の半球の中に動く黒目パーツが入っている。
こちらはメインキャラが商品化。マルカのモビルタマゴローはブリスターパックに入った大型商品で、パワードスーツ部分から着脱可能なタマゴロー本体が、さら上下に分割しマトリョーシカのごとくミニタマゴローが現れる脅威のギミックを有する。
その他の展開

その他の展開

【ポケットダッチ・ヒーローセット】
イマイ発売。ガシャポンHGシリーズなどの塗装済みミニフィギュアのブームを迎えていた1990年代後半の商品。

【ロボダッチ・シール列伝】
アマダ/ユタカ発売。上記に続き、コンビニエンスストア等で袋入りのシールとして発売。

子供向けのアーケードゲームにもなりました

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