どうにもとまらない - YouTube
ジェームス小野田をメインに歌い踊り、石井達也は観客を盛り上げる掛け声に徹します。このコンビネーションに、観客はまんまと踊らされるのですが・・・。
米米クラブのエンターテイメント力はすさまじいものがあります。
一般的にライブでは、いつもCDなどで聞いているアーティストの生の歌声とちょっとしたMCが聞ければ御の字というものも多いと思います。
米米クラブのライブは、それでは終わらせてくれません。
かなり大きな会場の隅から隅まで、歌い踊り、そして指をさして笑います。
聞いたところによると、観客が演者と一緒に踊れるような振付にしたのは、彼らが発祥との事。
観客が演者を見上げるのではなく、ダサさを身にまとい演者が観客の下まで降りてきてくれるカッコよさ、それが完成されたエンターテイメントなのではないかと思うのです。
ひいては、常にかっこいいやつなんて面白くないし、笑わそうとしなくても色々なことに全力でぶつかってれば、面白さの一つもにじみ出るもんです。いつもかっこよくしてようなんて、自己満足で無駄なことなのかもと、ふと思ったりして。