史上初の無敗三冠馬・通算七冠馬
日本競馬史上4頭目の中央競馬クラシック三冠馬(無敗で三冠達成した初の馬)であり、その他のGI競走を含めると史上初の七冠馬でもある。
1984年度優駿賞年度代表馬および最優秀4歳牡馬、1985年度同年度代表馬および最優秀5歳以上牡馬。
主戦騎手は岡部幸雄。1987年、顕彰馬に選出された。
無敗での三冠馬はその後2005年にディープインパクトが達成するまではシンボリルドルフのみでした。
ゴール前では、「世界のホースマンよ見てくれ!これが!日本近代競馬の結晶だ!」という実況が生まれましたが、まさにシンボリルドルフ以来の無敗三冠馬誕生に対する気持ちの表れと言えるかもしれませんね。
ゴール前では、「世界のホースマンよ見てくれ!これが!日本近代競馬の結晶だ!」という実況が生まれましたが、まさにシンボリルドルフ以来の無敗三冠馬誕生に対する気持ちの表れと言えるかもしれませんね。
シンボリルドルフのエピソード
かつて最強馬の代名詞といえば戦後初の三冠馬シンザンであったが、シンボリルドルフの出現以後、名馬の基準は「ルドルフを超えたか」で語られるようになり、後進の目標として君臨し続けた。
東京優駿(日本ダービー)はビゼンニシキとの「SBダービー」と呼ばれた。皐月賞に続いて揃って単枠指定とされた2頭の連勝複式馬券は銀行馬券と呼ばれ、今も投票額最高記録を維持している。しかし単勝ではオッズ1.3倍とシンボリルドルフの圧倒的1番人気だった。また回避馬が続出し、当時の戦後最少頭数となる21頭でのレースとなった。
via stat.ameba.jp
レースではスズマッハが逃げる展開となった。シンボリルドルフが向こう正面で岡部のゴーサインに反応しなかったために競馬場は騒然となったが、直線に入ると自らハミをとり3頭併せで先を行くスズマッハ・フジノフウウン・スズパレードを差し切り二冠達成。この出来事から岡部は「ルドルフに競馬を教えてもらった」と語っている。
「競馬に絶対はないと言うが、ルドルフは例外。彼には絶対があるんです」
引退も考えられるほどの故障に苦しんでいたルドルフでしたが治療の末、天皇賞に出走。そのレースは2着惜敗に終わりましたが、その際に管理していた野平氏がルドルフを評した言葉。
via f.st-hatena.com
カメラがどういうものであるかを漠然とながら理解していたらしく、取材時にカメラを向けると自分からポーズをとってくれたという。
輝かしい戦歴
戦歴は、16戦13勝。
負けはただの3度のみ、ひとつは最終のアメリカGⅠでした。勝利よりも敗北を語られる競走馬はそれほど多くはありません。シンボリルドルフはそんな競走馬なんです。
負けはただの3度のみ、ひとつは最終のアメリカGⅠでした。勝利よりも敗北を語られる競走馬はそれほど多くはありません。シンボリルドルフはそんな競走馬なんです。
via prc.jp
1983.07.23 新潟 3歳新馬 岡部 幸雄 1着
1983.10.29 東京 いちょう特別 岡部 幸雄 1着
1983.11.27 東京 3歳オープン 岡部 幸雄 1着
1984.03.04 中山 弥生賞 GIII 岡部 幸雄 1着
1984.04.15 中山 皐月賞 GI 岡部 幸雄 1着
1984.05.27 東京 東京優駿 GI 岡部 幸雄 1着
1984.09.30 中山 セントライト記念 GIII 岡部 幸雄 1着
1984.11.11 京都 菊花賞 GI 岡部 幸雄 1着
1984.11.25 東京 ジャパンC GI 岡部 幸雄 3着
1984.12.23 中山 有馬記念 GI 岡部 幸雄 1着
1985.03.31 中山 日経賞 GII 岡部 幸雄 1着
1985.04.29 京都 天皇賞(春) GI 岡部 幸雄 1着
1985.10.27 東京 天皇賞(秋) GI 岡部 幸雄 2着
1985.11.24 東京 ジャパンC GI 岡部 幸雄 1着
1985.12.22 中山 有馬記念 GI 岡部 幸雄 1着
1986.03.29 米 サンルイレイS GI 岡部 幸雄 6着
1983.10.29 東京 いちょう特別 岡部 幸雄 1着
1983.11.27 東京 3歳オープン 岡部 幸雄 1着
1984.03.04 中山 弥生賞 GIII 岡部 幸雄 1着
1984.04.15 中山 皐月賞 GI 岡部 幸雄 1着
1984.05.27 東京 東京優駿 GI 岡部 幸雄 1着
1984.09.30 中山 セントライト記念 GIII 岡部 幸雄 1着
1984.11.11 京都 菊花賞 GI 岡部 幸雄 1着
1984.11.25 東京 ジャパンC GI 岡部 幸雄 3着
1984.12.23 中山 有馬記念 GI 岡部 幸雄 1着
1985.03.31 中山 日経賞 GII 岡部 幸雄 1着
1985.04.29 京都 天皇賞(春) GI 岡部 幸雄 1着
1985.10.27 東京 天皇賞(秋) GI 岡部 幸雄 2着
1985.11.24 東京 ジャパンC GI 岡部 幸雄 1着
1985.12.22 中山 有馬記念 GI 岡部 幸雄 1着
1986.03.29 米 サンルイレイS GI 岡部 幸雄 6着
写真がほとんど残っていない程昔の競走馬です。