X68000とは
初代の本体価格は369,000円
初代機同梱ソフト『グラディウス』
X68000:グラディウス / GRADIUS - clear - - YouTube
CM
シャープ X68000 Expert HD ・Pro CM - YouTube
その驚異的な性能
比較画像 ファミコン版アフターバーナー
まず家庭用ゲーム専用機という観点から見てみよう。X68000の発売時点では、スーパーファミコン(1990年)はおろか、メガドライブ(1988年)も、そして「ファミコンの次」たるPCエンジン(1987年10月末)すら出ていなかった。対抗となる機種はファミコンだったのである。
http://dic.nicovideo.jp/a/x68000
発表当時のそれぞれの最新機種を見てみると、MSXはMSX2(MSX2+は1988年)、PC-8801はFH/MH(mk2SRの次のFR/MR/TRの次)、PC-9801はVX(初の80286搭載機-8MHz・後に10MHzに変更)だった。
比較画像 X68000版アフターバーナーⅡ
それ故に、パソコン業界に与えたインパクトは絶大なものであった。先ほど、パソコン業界については発表時点を基準としたのは、インパクトが大きすぎて、発売される前に対応が始まっていたからである。
NECに至っては、なんとX68000の発表から発売までの間に新機種PC-88VAを打ち出したが、さすがに拙速にすぎたか、一定の成果こそ上げたものの、成功には至らなかった。FM77AVを擁していた富士通も、遅れながらもFM-TOWNS(1989年2月)で巻き返しを図り、こちらは後に一定の成功を収めることになるのだが、本質的な意味ではX68000を超えるには至らなかった。
X68000の性能は、発売後まもなく、いくつものアーケードゲームが「完全移植」されることにより証明された。特に電波新聞社・コナミ・ZOOMは高い技術力を見せつけ、ユーザーから高い評価を得るに至った。
引用:http://dic.nicovideo.jp/a/x68000
洗練された衝撃のデザイン
マンハッタンシェイプ
しかし、この素晴らしいマンハッタンシェイプを持ち上げといてとても言いにくいのですが…
音楽的性能 FM音源
4オペレータ8チャンネルステレオ出力可
ADPCM
最初の頃はデモでしゃべらせたり、ゲームの効果音に使用するくらいだったのですが、ゲームでドラム音源としてFM音源と同期して演奏されるようになると、一気に注目されるようになりました。
電波新聞社の『ボスコニアン』のBGMアレンジが有名で、このボスコニアンのドラム音を収録したFM音源ドライバ『NAGDRV』により、一般のユーザーでもFM音源とADPCMとMIDI音源を同期した音楽の制作ができるようになりました。
音質的には4bit周波数15.6KHz/10.4KHz/7.8KHz /5.2KHz/3.9KHzで、CDの16bit44KHzに比べても相当低いと言えるでしょう。
そして初代機の同梱ソフトに、コナミの名作シューティングゲーム『グラディウス』が付属していたのも衝撃的でした。