「ガッチャマンF」からの主な登場人物
鷲尾健太郎(わしお けんたろう)/レッドインパルス
健の亡き父。前々作以来、南部博士と共に健の夢に登場(第46話)。細胞破壊に苦しむ健に「死を恐れることは自らが破れること」、「死を恐れるな、力の限りに戦え」と諭して消えていった。
エゴボスラー伯爵
イーロッパのサタンホーフェンを本拠に勢力を持つマフィア、エゴボスラーファミリーを率いる顔面蒼白の男。頭に白い仮面を被る時もあった。エゴボスラー伯爵自体は代々襲名するマフィアの長と爵位の名前であり、本当の名前はエルン。
大伯爵と呼ばれた先代の妾腹の子で、その母親はマーゴットという名の召使い。幼い頃から大伯爵に母親とともに蔑まれ、虐げられる日々を送っていた。ある日、異母兄カセルの怪我に怒った大伯爵による苛烈な鞭打ちを母とともに受けた後、母から自身の父が大伯爵である事を告げられる(その事が明かされる以前、自分の父親は他界したと思い込んでいた)。
しかし、その直後に鞭打ちの傷が元でエルンの腕の中で母が息絶えたのを機に、大伯爵の仕打ちに復讐をすべく、カセルそっくりに顔を整形した上で大伯爵を射殺(その際カセルが投げたナイフで頬を負傷。以後古傷となる)。
正統後継者であるカセルを幽閉して成り代わり、自らを「悪魔の申し子」として伯爵位を襲名、世界征服を目指すようになる。旧友のオンケーン公爵にも、その秘密を暴露されかけたが、口封じに射殺し、証拠も1つも残さぬよう隠滅した。
ギャラクターに憧れており、ベルク・カッツェとゲルサドラを「偉大な指導者」として尊敬し、自室には肖像を飾っているほどである。総裁Zと手を組んだ後はエゴボスラーファミリーをギャラクターとして襲名。その首領となるが、後には総裁Zを差し置いて自らが世界を征服しようと目論むようになる。
同じファミリーの部下である少年航空隊ポール・バレットや、チシリアの鷹と呼ばれた青年ハイリッヒにさえ尊敬されている。
側近のケンペラーやメカンドルを任務に就かせるほか、ガリオスやザバンダ、ガンダなど外部からの協力者と共同戦線を張ることもある。しかし、部下のバッカス(ユルゲント)大佐の裏切りでガッチャマンによって本拠地のサタンホーフェンを喪失。新本拠地ギャラタウンへと撤退することとなる。
伯爵と名乗っているためかこれまでのギャラクター首領とは大きく異なり、権謀術数よりも誇り高く正々堂々とした戦い方を好む。身体能力と剣術の腕もかなりのもので、自ら輝く剣(レーザー剣[独自研究?])を手にガッチャマンと渡り合ったこともしばしばあった。
第39話で秘密を知ったケンペラーの罠にかかり失脚させられたが、その強い野心と不屈の精神により再び立ち上がり南部博士やカセルを謀殺後、ケンペラーを粛清して首領へ返り咲いた(第43話)。そして、総裁Zに謀られていた事を知って反旗を翻し、最終回でZの本体を見つけ、追い詰めようとするも剣を奪われて貫かれる。
死の直前に部下達が自分を賞賛する「エゴラー!」の大歓声に包まれる幻影を見ながら、目を見開いて立ち往生する壮絶な最期を遂げた。遺体はガッチャマン達に目撃され、常に首に吊してある母親の写真入りペンダントを発見されている。
一人称は「私」だが、カセルと二人の時では「俺」を使っている。
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」を特に好み、懐古趣味の蓄音機で流す同曲をワイングラス片手に聞き惚れる描写が度々流れた。
大伯爵と呼ばれた先代の妾腹の子で、その母親はマーゴットという名の召使い。幼い頃から大伯爵に母親とともに蔑まれ、虐げられる日々を送っていた。ある日、異母兄カセルの怪我に怒った大伯爵による苛烈な鞭打ちを母とともに受けた後、母から自身の父が大伯爵である事を告げられる(その事が明かされる以前、自分の父親は他界したと思い込んでいた)。
しかし、その直後に鞭打ちの傷が元でエルンの腕の中で母が息絶えたのを機に、大伯爵の仕打ちに復讐をすべく、カセルそっくりに顔を整形した上で大伯爵を射殺(その際カセルが投げたナイフで頬を負傷。以後古傷となる)。
正統後継者であるカセルを幽閉して成り代わり、自らを「悪魔の申し子」として伯爵位を襲名、世界征服を目指すようになる。旧友のオンケーン公爵にも、その秘密を暴露されかけたが、口封じに射殺し、証拠も1つも残さぬよう隠滅した。
ギャラクターに憧れており、ベルク・カッツェとゲルサドラを「偉大な指導者」として尊敬し、自室には肖像を飾っているほどである。総裁Zと手を組んだ後はエゴボスラーファミリーをギャラクターとして襲名。その首領となるが、後には総裁Zを差し置いて自らが世界を征服しようと目論むようになる。
同じファミリーの部下である少年航空隊ポール・バレットや、チシリアの鷹と呼ばれた青年ハイリッヒにさえ尊敬されている。
側近のケンペラーやメカンドルを任務に就かせるほか、ガリオスやザバンダ、ガンダなど外部からの協力者と共同戦線を張ることもある。しかし、部下のバッカス(ユルゲント)大佐の裏切りでガッチャマンによって本拠地のサタンホーフェンを喪失。新本拠地ギャラタウンへと撤退することとなる。
伯爵と名乗っているためかこれまでのギャラクター首領とは大きく異なり、権謀術数よりも誇り高く正々堂々とした戦い方を好む。身体能力と剣術の腕もかなりのもので、自ら輝く剣(レーザー剣[独自研究?])を手にガッチャマンと渡り合ったこともしばしばあった。
第39話で秘密を知ったケンペラーの罠にかかり失脚させられたが、その強い野心と不屈の精神により再び立ち上がり南部博士やカセルを謀殺後、ケンペラーを粛清して首領へ返り咲いた(第43話)。そして、総裁Zに謀られていた事を知って反旗を翻し、最終回でZの本体を見つけ、追い詰めようとするも剣を奪われて貫かれる。
死の直前に部下達が自分を賞賛する「エゴラー!」の大歓声に包まれる幻影を見ながら、目を見開いて立ち往生する壮絶な最期を遂げた。遺体はガッチャマン達に目撃され、常に首に吊してある母親の写真入りペンダントを発見されている。
一人称は「私」だが、カセルと二人の時では「俺」を使っている。
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」を特に好み、懐古趣味の蓄音機で流す同曲をワイングラス片手に聞き惚れる描写が度々流れた。
via mandarake.co.jp
総裁Z
隕石山のギャラクター本部跡に残された総裁Xの亡骸の中で一つだけ生き残っていた部品(わずか数cmほどのサブコンピュータ。本人曰く「メカブレーン」)を核として構成された機械仕掛けの超大型ピラミッド。
第1話で造船所の機材を使ってその外観を構成したのち、巨大鉄獣メカと共にエゴボスラーと科学忍者隊の前に出現する。エゴボスラーから供給される資材を利用して内部で鉄獣メカを生産することができ、それをエゴボスラーに与えて作戦を実行させていた。
その巨体で浮遊飛行すると共に瞬間移動ができる。内部は見掛け以上の異次元空間的な広がりを持っており、メカと生物組織が融合した機械生命体的な様相を見せていた。
彼の目的はセレクトロ星のために働いた総裁Xと違い、地球人に倒されたXの復讐のみに特化しており、エゴボスラーを誑かしその配下に付かせていた。
最期は内部に侵入した科学忍者隊との死闘の末、健によってガッチャマンフェンサーで核を真っ二つにされ、火の鳥と化したスパルタンが内部から脱出した後、地球にぶつけようとしていた反物質小惑星に飲み込まれ消滅した。名前の由来は前総裁Xがカッツェに付けようとしていた殺しの暗号。
第1話で造船所の機材を使ってその外観を構成したのち、巨大鉄獣メカと共にエゴボスラーと科学忍者隊の前に出現する。エゴボスラーから供給される資材を利用して内部で鉄獣メカを生産することができ、それをエゴボスラーに与えて作戦を実行させていた。
その巨体で浮遊飛行すると共に瞬間移動ができる。内部は見掛け以上の異次元空間的な広がりを持っており、メカと生物組織が融合した機械生命体的な様相を見せていた。
彼の目的はセレクトロ星のために働いた総裁Xと違い、地球人に倒されたXの復讐のみに特化しており、エゴボスラーを誑かしその配下に付かせていた。
最期は内部に侵入した科学忍者隊との死闘の末、健によってガッチャマンフェンサーで核を真っ二つにされ、火の鳥と化したスパルタンが内部から脱出した後、地球にぶつけようとしていた反物質小惑星に飲み込まれ消滅した。名前の由来は前総裁Xがカッツェに付けようとしていた殺しの暗号。
ガッチャ・スパルタン
「ユーナイト(unite)、ガッチャ・スパルタン!」
忍者隊が乗り込む5機のGメカが大鷲の健の「ユーナイト(unite)、ガッチャ・スパルタン!」のかけ声で合体して完成する、大型戦闘機(玩具ではこれを五連合体作戦と呼ぶ)。
第1話で大破したニューゴッドフェニックスに代わる戦闘機でもある。ちなみに分離するときは「ブランチアウト」というが、合体状態があまりにも強力なため合体した場合、戦闘中に再度5機に分離するような作戦はほとんど行われていない。
合体完了と共にデルタパワーフィールドという力場に機体全体が覆われ、鉄獣メカの攻撃を大幅に和らげる。フィールドの出力を上げれば体当たり攻撃も可能。
三角形の紙飛行機を裏返したような三角錐に近い独特の形状を持ち、今でいうステルス戦闘機のようなデザインをしている。主な武装は機関砲、スパルタンレーザー。前作までの必殺技・科学忍法火の鳥に変わり、デルタパワーフィールドとガッチャマンフェンサーとの連動による科学忍法ハイパーシュートが最大の必殺技。これは16話から登場し、ジェネレーター出力が向上したことで可能となった。それに伴い、16話からOPアニメが一部を除いて変わっている。
前作のニューゴッドフェニックス同様、ポピーの村上克司のアイデアが随所に盛り込まれているが、こちらは玩具的にもデザイン的にも優れたものになっている。初代のゴッドフェニックスからは全くかけ離れた姿になってしまったものの、5機が合体することで必殺技が使用可能になるという点では前作のニューゴッドフェニックスよりも初代のゴッドフェニックスのコンセプトに近い。
最終決戦時、総裁Zの中心核を破壊した忍者隊は反物質小惑星を止めようとするが、全員そこで力尽きてしまう。しかし南部長官の形見である火の鳥のペンダントが光り輝き、その光が5機のメカを集結させ火の鳥となり、Zの内部を突き破って外に飛び出した。忍者隊自身は光に包まれてスパルタンに搭乗したのかどうかは不明なため、生死の分からないままラストを迎えることとなった。
第1話で大破したニューゴッドフェニックスに代わる戦闘機でもある。ちなみに分離するときは「ブランチアウト」というが、合体状態があまりにも強力なため合体した場合、戦闘中に再度5機に分離するような作戦はほとんど行われていない。
合体完了と共にデルタパワーフィールドという力場に機体全体が覆われ、鉄獣メカの攻撃を大幅に和らげる。フィールドの出力を上げれば体当たり攻撃も可能。
三角形の紙飛行機を裏返したような三角錐に近い独特の形状を持ち、今でいうステルス戦闘機のようなデザインをしている。主な武装は機関砲、スパルタンレーザー。前作までの必殺技・科学忍法火の鳥に変わり、デルタパワーフィールドとガッチャマンフェンサーとの連動による科学忍法ハイパーシュートが最大の必殺技。これは16話から登場し、ジェネレーター出力が向上したことで可能となった。それに伴い、16話からOPアニメが一部を除いて変わっている。
前作のニューゴッドフェニックス同様、ポピーの村上克司のアイデアが随所に盛り込まれているが、こちらは玩具的にもデザイン的にも優れたものになっている。初代のゴッドフェニックスからは全くかけ離れた姿になってしまったものの、5機が合体することで必殺技が使用可能になるという点では前作のニューゴッドフェニックスよりも初代のゴッドフェニックスのコンセプトに近い。
最終決戦時、総裁Zの中心核を破壊した忍者隊は反物質小惑星を止めようとするが、全員そこで力尽きてしまう。しかし南部長官の形見である火の鳥のペンダントが光り輝き、その光が5機のメカを集結させ火の鳥となり、Zの内部を突き破って外に飛び出した。忍者隊自身は光に包まれてスパルタンに搭乗したのかどうかは不明なため、生死の分からないままラストを迎えることとなった。
via type-98.lix.jp
ガッチャ・スパルタンは奇抜なデザインながら人気が大爆発しました
当時大流行の超合金/合体ロボのなかでも、個々の機体が変形して合体するまでの流れが非常に美しく、大人気となりました。
ガッチャ・スパルタンの合体動作
via type-98.lix.jp
via blogs.c.yimg.jp
via img.amiami.jp
現代でいうところの「ステルス爆撃機」のようなデザインです。
タツノコプロ作品についてはコチラ
ヤッターマンに代表されるタツノコプロのアニメーション | Middle Edge(ミドルエッジ)
誰もが知っている懐かしいタツノコアニメ!当時を思い出してみて下さい。
その他、当時流行っていたアニメ/ロボット関連はコチラ
懐かしい合体するロボットアニメ!ゲッターロボはどうやって合体したらロボットになるんだ・・・ | Middle Edge(ミドルエッジ)
元祖合体するロボットアニメといえば、ゲッターロボ。以後、次々に合体ロボットアニメが作られていく
第32話での鴨技師長の回想シーンを見ると、ガッチャマン基地とガッチャスパルタン完成に伴い、南部博士自ら説得に伺って招聘したようである。妻と子供夫婦がいたが既に他界しており、ただ一人の肉親として、シュウイチという孫がいる。
第41話で健に付着していたアンテナ物質に気付くが時既に遅く、基地崩壊に巻き込まれるが、辛くも生き延びた。以後は国際科学技術庁本部の崩壊を経て、管轄の宇宙観測所に拠点を移し、正式に科学忍者隊の指揮官となった。ガッチャマンのお陰で地球は救われ、防衛大臣とともに空を見上げ「科学忍者隊は生きている、必ず帰ってくる」と信じ涙を流していた。