バンドメンバー2人による突然の死について
1997年1月30日、田嶋エリサ死去。自宅マンションの浴室で全裸で発見される。死因は心不全とだけ発表され、間接的な原因については公表されなかったものの、その1年前に同バンドメンバーの市川カヲルがやはりドラッグに関係した事故で死亡していたことや、晩年(といってもまだ若いが)麻薬中毒に陥っていたことを自ら告白していたため、ヘロインの過剰摂取による心臓発作ではないかという説があった。享年30才。
生前、田嶋エリサは、もしも自分が死んだら、彼女が愛したチベットの高地で鳥葬にされることを望んでおり、雑誌に発表されたエッセイにもそのことを書いていた。だがこの願いは無視され、2月上旬の冷たい雨の降る日、横浜のキリスト教教会で通常の葬式がおこなわれた。ただし密葬で、ごく少数の関係者だけが集まった。
バンド解散後でも活動を続ける芙苑晶とは
作曲 家 ・ 武満 徹 は 、 高校生 だっ た 芙苑 晶 に 会っ て いる が 、 当時 武満 は 芙苑 晶 を 「 たぐい 稀 な 、 悪魔 的 な 天才 ・ ・ ・ 」 と 評し た という エピソード が ある 。
他 に も 、 ファー ・ イースト の 原型 と なる アイディア の 多く を 考案 し た の は 芙苑 晶 で あっ た と いわ れ て おり 、 バンド における 創作 面 ・ 思想 面 で の 中心 人物 と 見 られ た 。
ファー ・ イースト の 四 人 の メンバー の うち 、 他 の 三 人 は 死亡 し たり 引退 し て いる ため 、 芙苑 晶 が 唯一 の 現役 アーティスト で ある 。
同 アルバム は 芙苑 晶 の 国際 的 ブレイク 作 と 見 られ て いる 。
2007 年 に は 、 芙苑 晶 の 80 - 90 年代 の 代表 曲 ( 主 に トランス 系 の 楽曲 が 中心 ) を トランス・レイヴ・ドーターズ を はじめ と する 内外 の DJ が リミックス を 手がけ た クラブ ・ リミックス・アルバム 『 恍惚 的 宇宙 論 / トランス・レイヴ・コスモロジー ( Trance - Rave Cosmology )』 が リリース さ れ た ( 芙苑 晶 with トランス・レイヴ・ドーターズ 名義 ) 。
2008 年 9 月 9 日 、 現在 の 若い 世代 の ファー ・ イースト ファン から の 公開 質問 状 による 「 Q & A 集 」 、 同 バンド の 元 ・ メンバー で ある 芙苑 晶 ・ スペース DJ リョウ の 二 人 による 最新 の 「 e メール 書簡 集 」 の 二 部 構成 による 公式 サイト 「 レイヴ 聖典 Rave Scripture – Far East Acid House Quartet 芙苑 晶 、 田嶋 エリサ 、 スペース DJ リョウ 、 市川 カヲル 」 が 立ち 上げ られ た 。
芙苑 晶 プロデュース により 、 2000 年 、 「 Moog Trance Universe 」 で ニューヨーク 州 の レーベル Nerve Nets Records より アーティスト ・ デビュー 。
リミックス・アーティスト として は 、 おもに 幻覚 植物 研究所 、 ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット 、 芙苑 晶 、 Hypnotic Twin など 、 ラヴァランプ・レコーズ ( アメリカ 、 ワシントン 州 ) 系 の アーティスト の 作品 を よく リミックス し て いる 。
しかし 、 2008 年 、 原点 に 立ち 帰る という 意味 で 、 これら 複数 の 名義 を オリジナル の ユニット 名 「 幻覚 植物 研究所 ( Psychedelic Plants Research Laboratory ) 」 に 統一 、 以降 は この ユニット 名 で 活動 する 、 と 芙苑 晶 の 公式 サイト で 発表 さ れ た 。
今や『ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット』のアルバムや音源を入手するのは難しくなっていますが,芙苑晶のアルバムは今でも入手できます。もしかしたらこのアルバムも入手不可能になる日が来るかもしれませんが・・・。
via www.amazon.co.jp
サイケやトランス好きな人や打ち込み系が好きな方は、機会がありましたら聴いてみて下さい。