無冠の帝王・K-1番長『ジェロム・レ・バンナ』のヤンチャ感がたまらない・・・
2017年11月18日 更新

無冠の帝王・K-1番長『ジェロム・レ・バンナ』のヤンチャ感がたまらない・・・

K-1 WORLD GP決勝トーナメントには10度出場しながらも準優勝が最高位のバンナ「無冠の帝王」と呼ばれ、それでも常に進化し続ける男、ジェロム・レ・バンナ選手を追ってみました。

9,126 view

ジェロム・レ・バンナ

本名 ジェロム・レ・バンナ
生年月日 1972年12月26日(44歳)
国籍  フランス
階級 スーパーヘビー級(K-1)
スタイル キックボクシング(サウスポー)右利きだが構えはサウスポー
身長 190cm
体重 120kg

愛称

Jerome Le Banner's Official Website ! - News (1942694)

進化し続けるハイパー・バトルサイボーグ
無冠の帝王
ワンマッチ最強
K-1の番長
黄金の左
ジェロニモ

K-1参戦まで

ジェロム・レ・バンナ VS マイク・ベルナルド

元プロボクシング国内ヘビー級王者の父フィリップに憧れたバンナはボクシングかキックボクシングをやりたがっていたが、
母親の猛烈な反対に遭い18歳になるまで出来なかった。代わりに6歳から14歳まで柔道を学んだ。
18歳で念願叶ってキックボクシングを始め、早くから頭角を現し、20歳の時にISKAフルコンタクト・フランス王座を獲得。
さらに1994年4月16日にはアンディ・マヨにKO勝ちしてISKAヨーロッパ王座を、アンドレ・ブァン・ブァーレンにKO勝利してRCFA世界スーパーヘビー級王座を獲得。
そして南アフリカのケープタウンで行われたISKAインターコンチネンタル王座戦でマイク・ベルナルドと対戦し、激闘の末に判定勝利し同王座を獲得。
この試合をK-1主催者が高く評価したため、K-1に参戦することになった。

K-1参戦

ピーター・アーツ VS ジェロム・レ・バンナ

1995年3月3日、「K-1 GRAND PRIX '95 開幕戦」に出場。
タイのムエタイ戦士ノックウィー・デービーを3-0の判定勝ちで下し、決勝トーナメント進出を決める。
5月4日、「K-1 GRAND PRIX '95 決勝戦」では準々決勝で佐竹雅昭に左ストレートで3ラウンドKO勝ち。
準決勝でマイク・ベルナルドと再戦し、ベルナルドの膝蹴りを浴びて鼻を骨折しながらもローキックを効かせて2ラウンドKO勝ち。
決勝戦で前年度K-1 GP王者ピーター・アーツに1ラウンドKO負けし準優勝。
準決勝のベルナルド戦で負った鼻の骨折は現在でも完治しない古傷となっている。

千年に一度のKO劇

Jerome Le Banner VS Francisco Filho

2000年4月23日、K-1 THE MILLENNIUMで当時の現役極真空手世界王者フランシスコ・フィリォと対戦。
試合前の記者会見では「(試合会場の)大阪ドームから一番近い病院のベッドをフィリォのために予約しておいてやってくれ!」と強気なKO勝利宣言を行い、注目を集めた。
左ストレート一撃でフィリォを失神させ1ラウンドKO勝利。
この試合は「千年に一度のKO劇」と呼ばれる伝説のKO劇となった。

全盛期のバンナ

ジェロム・レ・バンナ VS ゲーリー・グッドリッジ 2

バンナのパンチはメガトン級、多分、パンチの重さはキロではなく、1トンとかのレベルでは・・・
受けたら、軽自動車くらいに跳ねられる交通事故なみではないでしょうか。
究極の選択じゃないけど
バンナに1発だけ殴られるVS小学生に1日中殴られる
だったら、私なら間違いなく小学生を選びます。
バンナなら1発でも死ぬ恐れがあるけど、小学生なら死にはしないかと(笑)

顔面凶器だけど・・・

ドライバーも間違ってでも跳ねたく無いバンナさん💦
40 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

佐竹雅昭  生涯一空手家 永遠の空手バカ

佐竹雅昭 生涯一空手家 永遠の空手バカ

あくまで最強の男を目指し、「闘志天翔」というテーマと、「1位.夢、2位.健康、3位.お金」という人生価値観を実践し続ける男。 空手を武器に総合格闘技のリングにも立った空手バカ一代男は、90年代の格闘技ブームの立役者となった。 批判されることもあるけど、ほんとうに強いし、ほんとうにナイスガイ。 間違いなく格闘技ヒーローである。
RAOH | 44,994 view
ピーター・アーツ 20世紀最後の暴君の戦記

ピーター・アーツ 20世紀最後の暴君の戦記

初期のK-1で、まさに暴れ回っていたピーター・アーツは、まだ専門学校生。まさに「怪童」でした。以後、毎年、年末に行われていたK-1グランプリで2連覇を含めて3度優勝。40歳を超えてもリングに上がり続け、本当に多くのファイターと戦い、名勝負、名KOシーンを創出し、6度もK-1グランプリのファイナリスト(決勝戦進出)となりました。その飽くなき闘争心で、総合格闘技戦も行っています。2013年には、そのインタービュー記事が巨大な広告となって渋谷駅に掲出されました。
RAOH | 30,231 view
アーネスト・ホースト  まるで踊るようにリズミカル、しなやかで流れるような動き。そして戦慄のKOシーン。

アーネスト・ホースト まるで踊るようにリズミカル、しなやかで流れるような動き。そして戦慄のKOシーン。

アーネスト・ホーストは違う!!ヘビー級のパンチとキックが唸るリングで、まるで踊っているようなリズミカルでリラックスしたしなやかな動きと流れるような技、芸術的コンビネーションで戦慄のKOシーンをみせてくれた。あんな動きができる選手は他にいない。
RAOH | 14,776 view
日本人初のヘビー級世界チャンピオンを期待されたボクサー「西島洋介山」の経歴と現在

日本人初のヘビー級世界チャンピオンを期待されたボクサー「西島洋介山」の経歴と現在

日本国内初のクルーザー級ボクサーとして注目を浴びた西島洋介山のボクシング、K-1、総合格闘技の戦績。引退と現在について紹介。
きちんとチキン | 77,787 view
【訃報】フランスの俳優、アラン・ドロンさん死去。「太陽がいっぱい」など

【訃報】フランスの俳優、アラン・ドロンさん死去。「太陽がいっぱい」など

フランスを代表する映画俳優として著名なアラン・ドロンさんが18日、フランス・ドゥシーの自宅にて亡くなっていたことが明らかとなりました。88歳でした。
隣人速報 | 164 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト