セクシーなだけじゃない!世界を躍らせる男、リッキー・マーティン
2017年2月7日 更新

セクシーなだけじゃない!世界を躍らせる男、リッキー・マーティン

13歳からショウビジネスの世界で勝負してきたリッキー・マーティン。筋金入りのアイドルにして最もセクシーなシンガーのひとりですが、それだけではありません。類い稀なる才能の持ち主で、彼の歌を聴いてしまうと勝手に体が動き出してしまうのです。

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MENUDO

リッキー・マーティン

リッキー・マーティン

出生名:エンリーケ・ホセ・マルティーン・モラーレス
生誕:1971年12月24日
出身地:プエルトリコ
ジャンル:ポップス、ラテン音楽
職業:シンガー
活動期間:1984年~現在
セクシーな男性歌手の代表リッキー・マーティン。外見のカッコよさだけではなく、日本では郷ひろみが「ア・チ・チ〜アチ」と歌ってヒットさせた「GOLDFINGER '99」のオリジナル「Livin' La Vida Loca」の世界的な大ヒットでも知られています。

世界中の多くの女性を虜にしているリッキー・マーティンですが、そのキャリアのスタートは1984年に、ボーカルアイドルグループ、メヌードに参加したことから始まります。
メヌード

メヌード

メヌードは、16歳以下のプエルトリコ出身の少年たちで組まれた、ボーカルアイドルグループで、1980年代に中米南米やアメリカで大人気でした。

このグループの面白いのは、16歳になるとグループを脱退しなければなないということです。このために盛んにメンバーチェンジが行われることとなり常に新鮮で若々しさをキープできるというわけです。
このシステムというか、コンセプトを日本で最初に取り入れたのがモーニング娘。といわれています。

リッキー・マーティンは追加メンバーとして1984年に参加していますから、当時13歳ですね。

メヌードは、日本にも3度来日しており、テレビ番組やCMなどに出演するなど人気を誇っていました。

Vuelve

メヌード脱退後の1989年に活動の拠点をメキシコに移し、ソロ活動を開始します。最初は俳優としての活動でしたが、1991年にいよいよソロシンガーとしてデビューを飾っています。
リッキー・マーティン

リッキー・マーティン

1995年リリース「A Medio Vivir」
上の写真は1995年にリリースされた3枚目のアルバム・ジャケットですが、如何ですか?リッキー・マーティンのこの表情、この佇まい。
少女マンガから抜け出してきた白馬の王子様そのものではありませんか?当時25歳の青年です。

このアルバムには後にCMに使われ大ヒットした「マリア」が収録されていますが、別バージョンでヒットしたものと比べるとフラメンコ調でスロー・テンポになっています。

SUZUKI「Verde」のイメージ・ソングに使われ、クラブでも引っ張りだことなった「マリア」は、1997年リリースの4枚目のアルバム「ラテンの貴公子~ヴェルヴェ~」に収録されています。

フランスをはじめとしてスペイン語圏以外の国で最初の国際的なヒットとなった「マリア」ですが、アルバムにはよりポップでキャッチーなダンスナンバーが多数収録されていて、非常に聴きどころの多いアルバムとなっています。
ラテンの貴公子~ヴェルヴェ~

ラテンの貴公子~ヴェルヴェ~

【収録曲】
1. マリア
2. ポル・アリーバ、ポル・アバボ
3. ヴェルヴェ
4. ロラ ロラ
5. カシ・ウン・ボレロ
6. コラソナード
7. ラ・ボンバ
8. アガモス・エル・アモール
9. ラ・ゴパ・デ・ラ・ヴィタ
10. ペルディード・シン・ティ
11. アシ・エス・ヴィタ
12. マルシア・バイラ
13. ノー・インポルタ・ラ・ディスタンシア
14. グラシアス・ポル・ペンサール・ポル・ミ
15. カシ・ウン・ボレロ
16. カップ・オブ・ライフ
印象的なチューンとしては、猛烈なアップビートの「Marcia Baila」、パーカッションとホーンに導かれて幕を開け、アフリカン・コーラスで締めくくられる「Por Arriba, por Abajo」がある。サンバ風の「La Bomba」やメランコリックな「Casi un Bolero」のようなソフトなチューンもときおりはさまれるが、あくまでもひと息入れるためにすぎず、メインは指をはじきながら歌う「Lola, Lola」やリズミカルなタイトル・トラックなど、ダンスの熱気を伝えるチューンだ。

Ricky Martin - María

そしてもう1曲印象的な曲が1998 FIFAワールドカップフランス大会公式テーマソング「カップ・オブ・ライフ」です。

「マリア」と「カップ・オブ・ライフ」を収録しているということだけでも、このアルバムが大ヒットしたことがうなずけますね。

Ricky Martin - La Copa de la Vide (Cup Of Life)

Ricky Martin

マドンナというヒトは流行に敏感というか、常にアンテナを立てている感じなのでしょうね。もしくは、ラテン系のハンサム好きなのか?!
「ラテンの貴公子~ヴェルヴェ~」に続いて1999年にリリースされたアルバム「リッキー・マーティン~ヒア・アイ.アム~」にはそのマドンナやMejaとのデュエット曲が収録されています。

本作はリッキー・マーティンにとって記念すべき英語デビューアルバムです。で、全世界で1700万枚以上(日本でも100万枚以上)を売り上げるという大ヒットを記録しました。

中でもシングル・カットされた「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」は全米1位、全英1位をはじめ世界各国で大ヒットし、日本では郷ひろみが「GOLDFINGER '99」としてカバーし、このバージョンもヒットしています。
リッキー・マーティン~ヒア・アイ.アム~

リッキー・マーティン~ヒア・アイ.アム~

1999年リリース

【収録曲】
1. リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ
2. スパニッシュ・アイズ
3. シーズ・オール・アイ・エヴァー・ハド
4. シェイク・ユア・ボン・ボン
5. ビー・ケアフル (クイダード・コン・ミ・コラソン~私の心を大事にして)
6. ラブ・ユー・フォー・ア・デイ
7. プライヴェート・エモーション
8. アイム・オン・マイ・ウェイ
9. アイ・アム・メイド・オブ・ユー
10. ラ・ディオサ・デル・カルナヴァル ~ カーニバルの女王 (スパニッシュ・アイズ)
11. ユー・ステイ・ウィズ・ミー
12. リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ (スパニッシュ・ヴァージョン)
13. ベージャ ~ 美女 (シーズ・オール・アイ・エヴァー・ハド)
14. アイ・カウント・ザ・ミニッツ
リッキーと同じグループに在籍していた元メヌードのメンバーのロビ・ロサ(もちろん男前!)とボンジョビ・エアロを手掛けたD.チャイルドの#1 #2 #4 #6はイントロから体がうずき出し、ゴージャスなホーンセクション、SEXYなリズム・パーカッション、ONE NIGHT LOVEな歌詞でいかにもラテン男的な曲はもちろん、90年代のLOVE BALLADはほとんどこの人!なダイアン・ウォーレンのロマンティックな歌詞・曲で当時26歳とは思えないリッキーの艶っぽい歌声#11 #14にこれまたうっとり。

Ricky Martin - Livin' La Vida Loca

「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」。聴いていると、とにかく体が動き出してきますね。

ところで「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ(Livin' la Vida Loca)」とはスペイン語ですが、英語に翻訳すると「Livin' the Crazy Life」となり、クレイジーな人生を送るという意味です。

ついでに、郷ひろみの「GOLDFINGER '99」も聴いてみましょう。
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