このブルッケング。一見すると普通のモビル・スーツだが、ザンスカール帝国の戦艦やモビル・スーツ、果てはエンジェル・ハイロゥにも通ずるトータルコンセプトの「タイヤ」を、背中に背負っているギミックがこのアイテムの肝なのである。
このキットもやはり、最小のパーツ構成で、背中のバックパックがタイヤに変形して、見事タイヤ進撃攻撃態勢へと変形が可能なのだ。
この一点を以てしても、このキットがこのシリーズの、他のモビル・スーツ商品とは一線を画す出来なのが理解できる。
塗装は、黄色はイエロー、ブルーはインディブルー、グレーはRLM02グレー、タイヤは艶消しブラックで塗装した。
ディテールは細かくなく、塗装も(筆者レベルなので)下手だが、ブルッケングの特徴的なタイヤのインパクトは、充分に醸し出せたと思っている。
この一点を以てしても、このキットがこのシリーズの、他のモビル・スーツ商品とは一線を画す出来なのが理解できる。
塗装は、黄色はイエロー、ブルーはインディブルー、グレーはRLM02グレー、タイヤは艶消しブラックで塗装した。
ディテールは細かくなく、塗装も(筆者レベルなので)下手だが、ブルッケングの特徴的なタイヤのインパクトは、充分に醸し出せたと思っている。
こうして、今回集めた全商品を並べてみても、それほど広いスペースはとらない。
一個あたり税込み270円(それでも、最初の1/144 ガンダムとほぼ変わらない価格にいろいろ感慨深い)の食玩という意義は大きく、かつての森永ガンダムキャラメルがそうであったように、安価でブラインドだからこそ、博打みたいな「一般的にはハズレ枠。でも絶対に待望していた人もいるアイテム枠」も作れるという商業の常識の恩恵である。
残念ながら、売り上げの問題か、当初からの予定か、このシリーズはたった半年で第3弾まで展開しておきながら、嵐のように消え去ってしまったが、出来ることであれば、TINコッドやビッグ・トレー、ルナツー等を加えた新ラインナップで、再開してほしい商品ではある。
一個あたり税込み270円(それでも、最初の1/144 ガンダムとほぼ変わらない価格にいろいろ感慨深い)の食玩という意義は大きく、かつての森永ガンダムキャラメルがそうであったように、安価でブラインドだからこそ、博打みたいな「一般的にはハズレ枠。でも絶対に待望していた人もいるアイテム枠」も作れるという商業の常識の恩恵である。
残念ながら、売り上げの問題か、当初からの予定か、このシリーズはたった半年で第3弾まで展開しておきながら、嵐のように消え去ってしまったが、出来ることであれば、TINコッドやビッグ・トレー、ルナツー等を加えた新ラインナップで、再開してほしい商品ではある。
市川大河公式サイト
光の国から愛をこめて
フリーランスライター・脚本家・演出家・元映画助監督・制作進行
市川大河が語る、ウルトラマン、ガンダム、日本のカルチャー