1995年11月14日にリリースされた(日本発売は11月30日)マライア・キャリーとの一曲「One Sweet Day」。
この楽曲は、ビルボードの総合シングルチャートBillboard Hot 100にて初登場1位となった。さらにその後もセールスを伸ばし続け、16週連続もの間1位を記録し、超ロングランヒットとなった。
このHot 100 16週連続1位はビルボード史上歴代最長記録で、ギネス記録となっている。この記録は2016年現在も未だ破られていない。
この楽曲は、ビルボードの総合シングルチャートBillboard Hot 100にて初登場1位となった。さらにその後もセールスを伸ばし続け、16週連続もの間1位を記録し、超ロングランヒットとなった。
このHot 100 16週連続1位はビルボード史上歴代最長記録で、ギネス記録となっている。この記録は2016年現在も未だ破られていない。
Mariah Carey, Boyz II Men - One Sweet Day
via www.youtube.com
≪楽曲製作に関するエピソード≫
「ワン・スウィート・デイ」は、1991年に亡くなったプロデューサー兼C+Cミュージック・ファクトリーのメンバーデヴィッド・コール並びにマライアのお気に入りのギタリストであるデフ・レパードのギタリスト、スティーヴ・クラークの二人の故人にインスパイアされている。
また、ブレーンストーミングをしている際、ボーイズIIメンがライヴ・ツアーの最中に殺害され亡くなった彼らのマネージャーに当てた追悼のための楽曲を製作していることを知ったマライアは彼らに共同で楽曲製作をすることを持ちかけた。
その提案をボーイズIIメンが承諾したことにより、こうして製作段階の2つの楽曲が合わさり、「ワン・スウィート・デイ」が生まれた。
via estelocos.jp
ボーイズIIメンの音楽性
アカペラ、そしてR&Bにおけるボーイズ・トゥ・メンの存在の大きさは計り知れない。
彼らのスタイルはいわゆる「クロスオーバー」で、様々なジャンルの音楽を取り入れたものである。
1990年代は、R&Bが音楽の主流だった1970年代への回帰を目指すムーヴメントの時代であり、彼らはその90年代音楽シーンの最先端にいた。ヒップ・ホップとR&Bを組み合わせたスタイルは他のグループにも見られたものだったが、彼らに大きな成功をもたらしたのは、それにハーモニーを加えたという点だった。
このスタイルは2000年代そして2010年代のポップチャートにおけるR&Bには欠かせないもので、彼らはその先駆者とみなされている。
via blogs.c.yimg.jp
2000年代以降のボーイズIIメン
2003年にマイケル・マッカリーが健康上の理由から脱退した。
メンバーは補充せずに3人編成となり、ネイサン・モリスが低音とメインを担当、高音部はワンイェ・モリスとショーン・ストックマンという形で、世界各国でツアーを行うなど精力的に活動している。
2000年以降も世界中でツアーを行ないながら、2008年に発表したカバー・アルバム「モータウン~ヒッツヴィルUSA」がグラミー賞の2部門においてノミネーションを受けるなど、大人のコーラス・グループとしての地位を揺ぎ無いものとしている。
トータルセールスは世界で6000万枚を記録、グラミー賞受賞4回と20世紀最大のヴォーカル・グループである。
また、ビルボードマガジンでは、「1990年代で最も成功したグループ 第4位」に挙げられている。
メンバーは補充せずに3人編成となり、ネイサン・モリスが低音とメインを担当、高音部はワンイェ・モリスとショーン・ストックマンという形で、世界各国でツアーを行うなど精力的に活動している。
2000年以降も世界中でツアーを行ないながら、2008年に発表したカバー・アルバム「モータウン~ヒッツヴィルUSA」がグラミー賞の2部門においてノミネーションを受けるなど、大人のコーラス・グループとしての地位を揺ぎ無いものとしている。
トータルセールスは世界で6000万枚を記録、グラミー賞受賞4回と20世紀最大のヴォーカル・グループである。
また、ビルボードマガジンでは、「1990年代で最も成功したグループ 第4位」に挙げられている。
2019年7月31日<追記>
動画共有アプリ「TikTok」から人気に火がついたアメリカのラッパー「Lil Nas X(リル・ナズ・X)」による楽曲「Old Town Road」。
13週連続1位の時点でヒップホップカテゴリではエミネムの「ルーズ・ユアセルフ」(2002年)を超えていたが、今回全米シングルチャート(ビルボード・ホット100)にて17週連続で1位を獲得し、堂々の歴代1位を獲得した。
記録を抜かれたマライア・キャリーも自身のTwitterで「音楽史の最長記録を塗り替えた@LilNasXへ愛と祝辞を!」とコメントするなど、全米はお祝いムードに包まれている。
13週連続1位の時点でヒップホップカテゴリではエミネムの「ルーズ・ユアセルフ」(2002年)を超えていたが、今回全米シングルチャート(ビルボード・ホット100)にて17週連続で1位を獲得し、堂々の歴代1位を獲得した。
記録を抜かれたマライア・キャリーも自身のTwitterで「音楽史の最長記録を塗り替えた@LilNasXへ愛と祝辞を!」とコメントするなど、全米はお祝いムードに包まれている。
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