シリーズの集大成『ベアナックルIII』は、セガのありったけが詰まったアクションゲームでした。
2017年1月24日 更新

シリーズの集大成『ベアナックルIII』は、セガのありったけが詰まったアクションゲームでした。

シリーズ最後の作品となってしまった『ベアナックルIII』。メガドライブの円熟期に発売され最高峰のオリジナル「ベルトスクロールアクションゲーム」として続編を望むファンは多い。大容量24メガビットロムカセットにこれでもかと詰め込んだ"セガの魂"が男達の拳を熱くする。そしてベアナックルの"紅一点"ブレイズが体を張って伝えたい豊富なグラフィックパターンも必見です。

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図解:ペトロフ将軍救出ルート

図解:ペトロフ将軍救出ルート

⇦:スタート地点

青扉:バリア制御装置の部屋(×2)

檻(⇨):ペトロフ将軍が捕まっている場所
"ココに注目"

"ココに注目"

制限時間は、柱の時計で確認ができます。
これが『バリア制御装』です

これが『バリア制御装』です

バリア制御装置にもライフゲージが存在します。同フロアには、敵キャラクターも多数登場するので厄介です。
ギリギリ間に合った・・・!

ギリギリ間に合った・・・!

ペトロフ将軍の救出に成功すると~次の目的地(ラウンド7)は『廃棄工場』になります。

ラウンド6のボス『ジェット』

 (1613044)

将軍の救出が「成功」or「失敗」に関わらず、強制的にボスが待つ屋上に移動します。

そして、見事ボスを倒すと『ベアナックル 怒りの鉄拳』では、プレイアブルキャラクターだった『アダム』がヘリコプターに乗って現れます。

アダム「余計なことをしたかな。」

※全くその通りです。その性格が災いして「ベアナックルⅡ」では「Mr.X」に捕まったんじゃないの!?・・・思ったアナタはベアナックル通?

もし、将軍を救出できなかったら・・・。

 (1617354)

別ルートの『エンディング』に向かいストーリーは進んでいきます。道中のステージもちゃんと用意されるという凝りようなので、機会があれば"チャレンジ"してみるのも良いでしょう。

ステージ最後は『偽将軍』に変装した『シヴァ』と戦うことになります。

ラウンド7「~ラスト・バトル」

量産型?

量産型?

なにやら、ラウンド5のボス「ロボ.X」が徘徊してます。そんな事より壁の"『M』"マークの方が気になりますけどね。

ラウンド7の"中"ボス『Dr.ゼロ』

 (1613046)

ガラスの向こうで、ぶッ跳んだ"ヘアスタイル"をチラつかせながら、アームを操作して攻撃してくる『Dr,ゼロ』

マッドサイエンティストな彼からすると、最新型の"UFOキャッチャー"で遊ぶような感覚なんでしょう。

しかし、骨格まで"美しい"ブレイズは『ベルトスクロールアクションゲーム』界のクイーンですね。

そして・・・

 (1613047)

『肉体』を失い『脳』だけになっても、シンジゲートを牛耳る『Mr.X』の生に対する執念。本当に恐れ入ります。そして、お疲れさまでした!・・・安らかにお眠り下さい。

ラウンド7のボス『ネオ.X』

ギッ・ギギッ・・

ギッ・ギギッ・・

ラスボスは『ネオ.X』

そして、ラクシンが爆発するまでの"タイムリミット"は・・・3分。

シリーズ最後の幕を降ろすべく、腐り切ったシンジケートに、渾身の『ベア・ナックル』を叩き込め!!!

これで最後だ!!『Mr.X』!!!

中枢(脳)破壊に成功・・・アクセルたちは

中枢(脳)破壊に成功・・・アクセルたちは

アクセル「もうすぐこの基地は爆発するぞ!」
サミー「ダメだ!どこのドアも開かないよ!」

ザン「ドアのロックを解除するんだ!」
ブレイズ「ダメだわ。プロテクトが堅すぎるわ!」

アダム「何ぐずぐずしてるんだ。」

「・・・・・」

エンディング

 (1613051)

「知」と「無知」の狭間に生まれた、ラクシンによる悲劇は幕を閉じた。
そして、都会の雑音とともに・・この事件も人々の心から、かき消されていった・・・。


END
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