国産RPGの草分け的存在「夢幻の心臓シリーズ」 - Middle Edge(ミドルエッジ)
1984年という、国産RPGの黎明期に発売されたパソコン用ゲームソフト「夢幻の心臓」。ファンタジーとSFを融合させた斬新なシナリオと、ドラクエシリーズにも影響を与えたゲームシステムがすごかった!
「ハイドライド」シリーズ、「夢幻の心臓」シリーズと並び、国産の三大パソコンRPGと称された「ドラゴンスレイヤー」
1984年に発売されたパソコン用ゲーム。キャッチコピーは「前代未聞麻薬的爽快遊戯」。
パズル要素を含むアクションロールプレイングゲームの元祖と言われているが、実際は「インジケーター」と呼ばれる画面右下にある人の形をしたアイコンが左から右に移動している間にプレイヤーが行動する「時間制限のあるターン制」ロールプレイング・パズルゲームで、完全にアクションRPG化したのは『ザナドゥ』からである。
パズル要素を含むアクションロールプレイングゲームの元祖と言われているが、実際は「インジケーター」と呼ばれる画面右下にある人の形をしたアイコンが左から右に移動している間にプレイヤーが行動する「時間制限のあるターン制」ロールプレイング・パズルゲームで、完全にアクションRPG化したのは『ザナドゥ』からである。
あの超大作「ドラゴンスレイヤーⅣ」の素晴らしさをもう一度伝えたい! - Middle Edge(ミドルエッジ)
日本ファルコムの名作「ドラゴンスレイヤーⅣ」、MSX版とファミコン版がありファミコン版は1987年7月17日にナムコより発売された。ドラゴンスレイヤーシリーズ4作品目で、サブタイトルは「ドラスレファミリー」となっている。家族の絆、5人のキャラクターの特徴を生かし、ダンジョンを攻略していくアクションRPGの超大作である。
初期コンピュータRPGの傑作「ザナドゥ」
日本国内のパソコンゲームとして約40万本の売り上げ本数を記録、2015年時点でもこれを越える記録は無いとされている「ザナドゥ」
自由落下が表現されたサイドビューマップ上でのブロック単位移動を基調とする。敵キャラクターとのシンボルエンカウントによって戦闘画面に切り替わり、トップビューのドット単位の移動によるアクションゲームを行なう。
戦闘を繰り返す事による経験値の蓄積によって主人公がレベルアップし、入手する多数の武具・防具およびアイテムを活用しつつ最終ボスのキングドラゴン「ガルシス」の討伐を目指す。
戦闘を繰り返す事による経験値の蓄積によって主人公がレベルアップし、入手する多数の武具・防具およびアイテムを活用しつつ最終ボスのキングドラゴン「ガルシス」の討伐を目指す。
懐かしの名作PCゲーム「ファルコム伝説」ザナドゥからイースそして伝説へ! - Middle Edge(ミドルエッジ)
イースシリーズ、英雄伝説シリーズと次々のヒット作を送り出した日本ファルコム。ここではPC88シリーズを中心に1990年初頭まで、その歴史を見てみよう。
謎解きの難解さから世界観、ストーリー、美麗な表現力へ
初期のパソコンRPGは「ハイドライド3」や「イースⅠ」「イースⅡ」などの登場を境に昇華
ハイドライド3
『ハイドライド3』(HYDLIDE 3)は『ハイドライドII』の続編であると同時に『ハイドライドII』のシステムを継承したリメイク作品であり、シリーズ完結編にあたる。副題は『THE SPACE MEMORIES』(異次元の思い出)。1987年11月21日発売。
システム的には過去の『ハイドライド』を完全に切り捨てて、グラフィックやサウンド面を大幅に強化し、当時としては革新的な様々な要素が取り入れられた。『ハイドライドII』で取り入れられた要素に加えて、時間、食事・睡眠、重さ、貨幣などの概念などである。リアルではあったものの、ゲームとしては難解かつ複雑になった。
システム的には過去の『ハイドライド』を完全に切り捨てて、グラフィックやサウンド面を大幅に強化し、当時としては革新的な様々な要素が取り入れられた。『ハイドライドII』で取り入れられた要素に加えて、時間、食事・睡眠、重さ、貨幣などの概念などである。リアルではあったものの、ゲームとしては難解かつ複雑になった。
via gyusyabu.ddo.jp
「イース(Ys)」は日本ファルコムが手掛ける日本製アクションロールプレイングゲーム (ARPG) のシリーズ。
1987年の第1作『イース』より、25年以上に渡って続くファルコムの看板作品。
1987年の第1作『イース』より、25年以上に渡って続くファルコムの看板作品。
イースⅠ「今、RPGは優しさの時代へ。」
発表当時のコンピュータRPG (RPG) が難しさを競っていた時代において、「今、RPGは優しさの時代へ。」をキャッチコピーとし、誰でもクリアできること(クリアする楽しみ)を売りとし発表された。
さらにクリアできることを売りとしながらも「優しいけれども易しくはない」と評される簡単には分からないが少し考えればわかる絶妙なゲームバランスを提示し、ゲームの楽しみが難しさだけではないこと、またゲームバランスという概念の重要さを知らしめ、その後のゲーム(特にRPG)に一つの大きな転機を与えたとして高く評価されている。
さらにクリアできることを売りとしながらも「優しいけれども易しくはない」と評される簡単には分からないが少し考えればわかる絶妙なゲームバランスを提示し、ゲームの楽しみが難しさだけではないこと、またゲームバランスという概念の重要さを知らしめ、その後のゲーム(特にRPG)に一つの大きな転機を与えたとして高く評価されている。
イースⅡ「優しさから、感動へ。」
赤毛の剣士アドル・クリスティンが主人公の冒険ファンタジー。『I』のエンディングで飛ばされた天空のイースを舞台に、古代王国イースの謎に迫る。原典とされるアドルの冒険日誌は『Ancient Ys Vanished The Final Chapter』(失われし古代王国 最終章)であり、販売タイトルに含まれてはいないものの副題としてタイトル画面で表示される。
『Ancient Ys Vanished Omen』(失われし古代王国 序章)である『I』とは前後編の関係で、『I』で張られた様々な伏線が解き明かされる。『I』をプレイしていることが前提となっているため、『II』だけをプレイしても物語の全容はわからない。
『I』の「今、RPGは優しさの時代へ。」を踏まえた「優しさから、感動へ。」をキャッチコピーに、PC-8801 (PC88) 向けをオリジナルとして1988年に発売。パソコン、家庭用ゲーム機を問わず多くのプラットフォームへと移植がなされている。
『Ancient Ys Vanished Omen』(失われし古代王国 序章)である『I』とは前後編の関係で、『I』で張られた様々な伏線が解き明かされる。『I』をプレイしていることが前提となっているため、『II』だけをプレイしても物語の全容はわからない。
『I』の「今、RPGは優しさの時代へ。」を踏まえた「優しさから、感動へ。」をキャッチコピーに、PC-8801 (PC88) 向けをオリジナルとして1988年に発売。パソコン、家庭用ゲーム機を問わず多くのプラットフォームへと移植がなされている。
【Ys/イース】パソコンRPGの雄、日本ファルコムが手掛けた名作ARPG「Ys(イース)シリーズ 」!1987年の第1作『イース』から振り返ってみよう。 - Middle Edge(ミドルエッジ)
RPGといえばファミコン発の「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズがあまりにも有名ですが、80年代のパソコンゲームには様々なRPGが存在しました。とくに日本ファルコムからは「ドラゴンスレイヤー」「ザナドゥ」「ソーサリアン」など、当時を代表する作品が数多く生まれました。なかでも「Ys(イース)シリーズ」は、日本ファルコムを代表する作品として、1987年のリリース以降、多くのゲーマーの支持を得続けてきました。
ゲーム本体と独立し追加可能なシナリオと、拡張性のあるシステムが画期的だった「ソーサリアン」
「ソーサリアン」の特徴は「自由度」の高さである。しかしながら、それ故に難易度もまた高い。
サイドビューの任意スクロールアクションRPG。最大4人のプレイヤーキャラクターでパーティを組み、武器や魔法で敵を倒しつつ、ジャンプで障害物や迷路を乗り越え、様々なトラップや謎を解きつつ各シナリオクリアを目指す。
サイドビューの任意スクロールアクションRPG。最大4人のプレイヤーキャラクターでパーティを組み、武器や魔法で敵を倒しつつ、ジャンプで障害物や迷路を乗り越え、様々なトラップや謎を解きつつ各シナリオクリアを目指す。
日本ファルコムの名作「ソーサリアン」は、本体と独立し追加可能なシナリオと&拡張性のあるシステム!そして美しい古代祐三サウンドでユーザーを魅了しました!! - Middle Edge(ミドルエッジ)
かつてパソコンのゲームユーザーだった人なら日本ファルコムの「ソーサリアン」はご存じだと思います。いくつも追加シナリオが提供され、奏でるサウンドの秀逸さとともに「パソコンならではの」横スクロールアクションRPGに燃えた人は多かったでしょう。そんなパソコンゲームの名作「ソーサリアン」について振り返ります。
一方、1986年になると家庭用ゲーム機の王者ファミコンにもRPGが登場
「ゼルダの伝説」「ドラゴンクエスト」は、いきなりミリオンヒットを達成したファミコン初期RPGの2大傑作でした。
「ゼルダの伝説」シリーズ
1986年の『ゼルダの伝説』の発売以来、長きにわたってユーザーに支持をされている、任天堂のアクションアドベンチャーゲーム。シリーズの始まりである『ゼルダの伝説1』は宮本茂、手塚卓志、中郷俊彦、近藤浩治などわずか数人によってファミリーコンピュータ ディスクシステムのローンチソフトとして開発された。
多くのシリーズ作品の共通点として「様々なダンジョンを攻略」「剣をメインとするアクション」「アイテムによる成長」「冒険の舞台が箱庭」などがある。
多くのシリーズ作品の共通点として「様々なダンジョンを攻略」「剣をメインとするアクション」「アイテムによる成長」「冒険の舞台が箱庭」などがある。
via www.geocities.jp
伝説はここから始まった!THE HYRULE FANTASY ゼルダの伝説 - Middle Edge(ミドルエッジ)
長く愛され続ける任天堂発売のゼルダの伝説。ディスクシステムといえば、ゼルダ!みたいな小学生時代。
後にコンシューマーゲーム機で初めて発売されたRPG『ドラゴンクエスト』も同様のシステムを採用しており、初期のドラゴンクエストシリーズでユーザーを悩ませることになった「太陽の石の在り処」や「ラゴスの所在」といったトリックは、『夢幻の心臓II』に既に同様のものが使用されている。
またさくまあきらは『桃太郎伝説』のゲームデザインにあたって『夢幻の心臓』を参考にしたことを明らかにしている。