一世を風靡したバンド【EUROPE】の代表作【THE FINAL COUNTDOWN】
2017年3月29日 更新

一世を風靡したバンド【EUROPE】の代表作【THE FINAL COUNTDOWN】

スウェーデンのハードロックバンド、「EUROPE」の大ヒットアルバムの魅力を探ります。代表曲「THE FINAL COUNTDOWN」は、曲の名前を知らなくても、武藤敬司の入場曲や、スズキ「カルタス」のCMでもおなじみの、あの曲です。

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バンド「EUROPE」について

ヨーロッパ(EUROPE、1979年 - )は、スウェーデン出身のヘヴィメタルバンド。"The Final Countdown"(1986年)の大ヒットで知られる。1992年から一旦長期にわたり活動を停止するが、2004年に再結成を果たしアルバムをリリースした。現在は"The Final Countdown"発表時のメンバーで活動中。再来日も果たしている。

「EUROPE」の結成ヒストリー

1980年に、ジョーイ・テンペストをボーカルとし、ギターのジョン・ノーラム、ベースのジョン・レヴィン、ドラムのトニー・レノらによって結成されました。結成当時は「FORCE」と名乗っていたそうです。
1982年、FORCEは、スウェーデンの4000以上のバンドが出場したコンテストで優勝を飾ります。そして「ヨーロッパ(EUROPE)」へとバンド名を変更します。
1983年にアルバム「EUROPE」でメジャーデビュー。
「北欧メタル」というジャンルの先駆けとして、世界で最初に日本で人気が出たそうです。
今ではフィンランドのコルピクラーニなども人気がありますね。(1997年に結成)

「EUROPE」の音楽性

北欧メタルの始祖的存在として位置づけられることが多い、メロディアスな旋律とハイトーン・ヴォーカルを最大の特徴とするバンドである。特に初期の作品にはこうした色合いが強く、キーボードを盛り込んだ叙情的なメロディは数々のハードロック、ヘヴィメタルバンドに大きな影響を与えた。
"The Final Countdown"はEUROPEの最大のヒット作となり、日本でもスズキ・カルタスのCMソングとしてヒットした。
とにかくハイトーン・ボーカルが特徴です。

1986年、「THE FINAL COUNTDOWN」で世界へ

THE FINAL COUNTDOWNは、1986年にEUROPEがリリースした、3枚目のアルバムです。アルバムは650万枚、アルバムのタイトル曲であるシングル「THE FINAL COUNTDOWN」はなんと780万枚も売れて25か国で1位になります。
このアルバムによって、EUROPEの名前が世界に知れ渡ります。

Bon Joviもライバル視した実力

「バッド・メディシン」などで有名なBon Jovi は、「THE FINAL COUNTDOWN」が大ヒットする前から、EUROPEのことをライバル視していたそうです。さすがですね。Wikipediaによると、日本のある雑誌でインタビューを受けた時に、「日本でのEUROPEの人気はどうなの?」と聞いたというエピソードがあるそうです。
Bon Jovi

Bon Jovi

あのBon Joviも認めた実力なんですね。
しかし大ヒットする前からライバル視するとは、さすが同じミュージシャンとして通ずるものがあったんですね。

ご参考までに バッド・メディシンはこの曲です。

三洋電機のCMです。

三洋電機のCMです。この曲は1988年に発表されたものなので、このCMはバブル景気の真っ只中の1989年頃なのでしょうか。

空耳作品「バッド・メディシン」

あのカッコいいボン・ジョヴィも、空耳アワーにかかるとこうなってしまいます・・・( ^ω^)。
こうして見ると、Bon JoviとEUROPEとは歌い方が似ていますね。
ただ、EUROPEのほうが、よりボーカルが目立つように感じます。
日本のロックに似ているのは、どちらかというとEUROPEのほうですかね。
EUROPEが日本で人気が出たのもうなずけます。

名曲「THE FINAL COUNTDOWN」

Europe - The Final Countdown(with lyrics)

かの有名な出だしで始まる、あの曲です。少し哀し気なメロディーでありながらも、力強い印象の曲です。
これから闘いに向かうレスラーの登場曲には、確かにピッタリですね。

武藤敬司テーマ曲

スズキ カルタスのCM

うーん、かっこいい。舘ひろしが出ていたんですね。
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