90年代最初で最後のトリプルスリー達成者が野村謙二郎です。大学時代は東都大学野球リーグでの最多盗塁記録を樹立した走塁技術と、最多安打3回・通算2000本安打を達成したミート技術により、長らく、広島東洋カープのリードオフマンの座に君臨していました。
1995年シーズン、後半戦は、腰や背中に痛みを抱えて走塁に不安を抱えながらも、なんとか10月6日のヤクルト戦で30盗塁目を達成して、史上6人目の快挙を成し遂げたのでした。
1995年シーズン、後半戦は、腰や背中に痛みを抱えて走塁に不安を抱えながらも、なんとか10月6日のヤクルト戦で30盗塁目を達成して、史上6人目の快挙を成し遂げたのでした。
金本知憲(広島東洋カープ)‐2000年 打率.315・30本塁打・30盗塁
via www.amazon.co.jp
連続試合フルイニング出場世界記録を樹立した「鉄人」として語られることの多い金本ですが、その大記録を達成する道すがらで、トリプルスリーを達成したことも記憶に留めておくべきでしょう。
当時の監督だった達川晃豊の配慮により、ラスト2試合は打席数の多い1番打者として起用され、最終戦でなんとか30号本塁打を放ち、20世紀最後のトリプルスリー達成者として歴史にその名を刻みました。
当時の監督だった達川晃豊の配慮により、ラスト2試合は打席数の多い1番打者として起用され、最終戦でなんとか30号本塁打を放ち、20世紀最後のトリプルスリー達成者として歴史にその名を刻みました。
(こじへい)
阪神タイガース (2003 - 2012)