日本でも人気があったアメリカのテレビドラマ「マイアミ・バイス」の音楽を担当していたヤン・ハマー
2017年1月12日 更新

日本でも人気があったアメリカのテレビドラマ「マイアミ・バイス」の音楽を担当していたヤン・ハマー

ヤン・ハマーは実力派のキーボード奏者で、ジャズやロックの様々なミュージシャンと共演し質の高い作品を数多く発表しています。しかし、一般的にはテレビドラマ「マイアミ・バイス」のテーマ曲の作者、演奏者としての方が分かりやすいかもしれませんね。ヤン・ハマーの超絶プレイを是非とも聴いてみてください!

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Jan Hammer

ヤン・ハマー

ヤン・ハマー

ヤン・ハマーは、1948年4月17日 チェコスロバキアのプラハに生まれ、10代からジャズ・ピアノの弾き始めています。その後、アメリカに渡りバークリー音楽院に留学。
そして今日では、多くのジャズやロックのミュージシャン達と共演し、キーボード奏者、作曲家、プロデューサーとして知られています。

存在が知られるようになったのは、1971年にキーボード奏者としてマハヴィシュヌ・オーケストラに参加してからです。

The Mahavishnu Orchestra

マハヴィシュヌ・オーケストラは、マイルズ・デイヴィスの下で音楽活動をしていたジョン・マクラフリンが中心となって結成されました。

第一期のメンバーはジョン・マクラフリン(g)、ビリー・コブハム(ds)、リック・レアード(b)、ヤン・ハマー(key)、ジェリー・グッドマン(vl)で、1971年にアルバム「内に秘めた炎」でデビューします。
マハヴィシュヌ・オーケストラ

マハヴィシュヌ・オーケストラ

全曲ジョン・マクラフリンの作曲によるファースト・アルバム「内に秘めた炎」は、全米89位と注目を集めましたが、その真価が問われたのは1973年にリリースされたセカンド・アルバム「火の鳥」です。
全曲ジョン・マクラフリンの作曲で全曲インストゥルメンタルですが、全米15位とこの手のアルバムとしては異例ともいえる大ヒットを記録しました。
火の鳥

火の鳥

1972年リリース

【収録曲】
1. 火の鳥
 2. マイルス・ビヨンド(マイルス・デイビス)
 3. 天界と下界を行き交う男
 4. サファイア・バレット・オブ・ピュア・ラヴ
 5. サウザンド・アイランド・パーク
 6. ホープ
 7. ワン・ワード
 8. サンクチュアリ
 9. オープン・カントリー・ジョイ
10. リゾリューション
テクニシャン揃いだった頃のマハビシュヌによるマイルストーン的作品。Fusion以前のジャズとロックの融合を試みた音作りだが、その独特なサウンドは現在聞いてもなお新鮮である。各メンバーのインプロヴィゼーションにおける名人芸は言うまでもなく、バンドユニットとしてのまとまりも前作より向上している。

Mahavishvu Orchestra : Birds of Fire

The First Seven Days

1973年にライブ・アルバム「虚無からの飛翔 」を発表後、ヤン・ハマーはマハヴィシュヌ・オーケストラを脱退し、スタジオ・ミュージシャンとして活動するようになります。

そして、最初のソロ・アルバム「万物の創造」を1975年にリリースします。
万物の創造

万物の創造

1975年リリース

【収録曲】
1. Darkness/Earth In Search Of A Sun
2. Light/Sun
3. Oceans And Continents
4. Fourth Day-Plants And Trees
5. The Animals
6. Sixth Day-The People
7. The Seventh Day
プログレ・キーボードです。
そしてキーボード図鑑でもある一枚。
アコースティックピアノ、フェンダーローズ、アナログシンセ、エレピ、メロトロンなど、いろんな音が折り重なる壮大な創世記のタペストリ
ジャケットアートもキレイな色彩です

Jan Hammer - The First Seven Days 1 - Darkness/Earth In Search Of A Sun

Wired

一般的にヤン・ハマーの存在が知られるようになったのは、1976年リリースのジェフ・ベックのアルバム「ワイヤード」と、その翌年リリースされた「ライヴ・ワイアー」でしょう。

ジェフ・ベックの認知度に加えアルバムの出来栄えが良かったことで、ジャズ・ファンだけでなく、日本のロック・ファンからも注目されるようになりました。

「ワイヤード」に収録されておりジェフ・ベックの重要なレパートリーのひとつとなっている「蒼き風 」は、ヤン・ハマーの作曲です。
ワイアード

ワイアード

1976年リリース

【収録曲】
1. Led Boots
2. Come Dancing
3. Goodbye Pork Pie Hat
4. Head For Backstage Pass
5. Blue Wind
6. Sophie
7. Play With Me
8. Love Is Green
先鋭的な音楽を作り続ける孤高のギタリストが1976年に発表した名盤。ジャズ畑出身の鬼才鍵盤奏者ヤン・ハマーの参加によりクロスオーヴァーされたロックのスリルが味わえる。

Jeff Beck - Blue Wind

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