いくつかのインディーズバンドと組んで『一条さゆりLUNCHユニット』というユニットを結成しています。こちらではステージ上で演奏されるロックに合わせ、ろうそくショーを披露するというような斬新な内容を披露したことでも話題になりました。
その後は広東語の勉強のため、中国に渡って広州市の華南師範大学に留学しました。
現地では地元の新聞などでエッセイを連載され、それらは単行本として出版されているというから凄いですよね。
3月27日、DX歌舞伎町でローソクベッドショーやります。一条さゆりの二代目として、ずっとやり続けてきましたが、そろそろ終わりにしようと思います。東京でやるのは、多分これが最後です。東京で美的の公演がない限りできないと思います。来ていただけたらホントに嬉しいです。 pic.twitter.com/183wNgJUqg
— 一条小百合と阿Q (@ichijosayuri) March 16, 2019
2005年には10名ほどの女性演者のみで構成された『美的SM』という名称の一座を結成し、彼女はその座長を務めました。2008年に『美的SM』は解散しますが、2019年には復活を遂げていますね。
美的SM
ここで二代に渡って継承された”一条さゆり”の伝説は幕を閉じます…
一条さゆりさんの主な出演映画
まず最初に、「この映画はあくまでストリップの女王、一条さゆりに託したフィクションです」との字幕が流される。
うだるような夏の日、24~25歳くらいのストリッパーのはるみ(伊佐山ひろ子)と、彼女と同年齢くらいの男が阪神電車野田駅に現れる。はるみは白いパラソルを差し、男はバカでかいトランクを担いでいる。男はストリッパーはるみのヒモであった。ちょうどこの日、かつてのはるみのヒモ、大吉(粟津號)が3年の刑期を終え、出所する日であった。今後どちらがはるみのヒモとなるのか、3人で話し合わねばならない。しかし話し合いの前に待ち合わせ場所の喫茶店からヒモが逃げ出してしまう。逃げられたことを知って悔し泣きするはるみ。そこに丁度、出所した大吉が現れる。泣きはらしていたはるみの姿を見て、出所を喜んで嬉し泣きをしているものだと勘違いする大吉。そうして結局、はるみと大吉は元さやに収まってしまう。
はるみの次の仕事場は大阪、吉野ミュージック。はるみはストリップの女王、一条さゆりに激しい対抗意識、嫉妬心を燃やしていた。
海水浴にはまだ少し早い無人の砂浜で、ポスター撮影を終えた6人の男女。早見礼子(木築沙絵子)、吉岡和代(萩尾なおみ)達を乗せた車は、日もどっぷりと暮れた山中で帰途を急いでいた。ところが、カメラマン・浅丘の運転する車は急にひどくなった霧のため道を見失ってしまう。その直後、車は何かにぶつかったような鈍い音をたてて急停車した。確かに人のようだったが、前には何の痕跡も残っていない。車はそのまま逃げるようにその場を立ち去る。ゆっくりと離れてゆくテールランプ、その時、霧の中からモッソリと起き上がってくる大男のシルエットに誰も気がつかない。道に迷った六人は偶然たどり着いた廃屋で一夜を明かすことにした。薄気味悪い洋館に尻込みをする女性たちだったが、やがて6人は酒盛りを始める。そこには殺人鬼がいるのも知らずに…。
『真説エロティック・ゴースト・ストーリー/覇王ウーチュンの逆襲』
監督:陳麗英(ピーター・ニョール)
出演:アンソニー・ウォン
一条さゆり(二代目)
工藤ひとみ
マン・スー
陳嘉玲(チャーリン・チャン)
ウーチュン(五通神)は魔王と魔女の両性に分かれて転生し、人間の陰と陽の気を補って生命を維持していた。ある日ウーチュンはシウインという少女に出会い、二人は恋に落ちる。しかし魔王と人間が結ばれることは天理に反したことであり、天上界は修行を終えた仙女を人間界へ遣わしシウインを焼き殺す。そしてシウインの魂を法玉に変え妊婦の胎児に投入して生まれたのが、フォン・ヨッヤンだった。シウインを失ったウーチュンの怒りは収まらず、村を襲うようになった。村人は平穏を維持するため、二ヶ月に一度、処女をいけにえにしてウーチュンの性のはけ口としていた。ある日、成長したヨッヤンが不運にもいけにえに選ばれてしまう…
しかし、お二人の夫婦生活は長続きせず、3年後の1998年には離婚といった結末を迎えています。