『機動刑事ジバン』(1989年・テレビ朝日系)
これは1987年に公開された映画『ロボコップ』の影響を受けたものであり、その影響はこれ以外にもジバンの機械的な動作や、各種メカニックの描写などにも大きく現れている。また、随所に『エイトマン』へのオマージュも含まれている。一方で、電子警察手帳を構えて対バイオロン法を読み上げるなど、時代劇に通じるケレン味のある演出も特徴である。
『特警ウインスペクター』(1990年・テレビ朝日系)の車両「ファイヤースコード」 「メタルヒーローシリーズ」の第9作
全長:515cm / 車幅:199.5cm / 車高:184.5cm / 最高速度:400km/h(パトロールスコード時)、850km/h(ファイヤースコード時)
竜馬が乗るスーパーパトカー。死神モスの手下のスーパーカーのミサイル攻撃により一度破壊されたが、後に修理され[注 12]、SPカードと呼ばれる専用カードを装填することで通常のパトロールスコードから赤いファイヤースコードに約10秒で変形する機能が追加された。
動力はジェネシスベルリネッタV8トライターボエンジンとメガチャージャータービンエンジンを併用。ボディはクラステクターと同じ素材を4枚圧縮プレスし、さらにクリスタルファイバーをダブルコーティングしたものである。ドアの開閉時に「プシュー」と音がすることから、ドアの固定に空気圧ロックが使用されていると思われる。
銃撃戦をしやすいオープンカーや重武装の改造車で移動する。犯人のアジトは撮影の都合上、東京近郊が多い。
ガゼール・オープン(石原裕次郎記念館所蔵)
ナンバーは品川58た25-78(初登場時は品川88い・・77)。
木暮課長専用車。自家用車のはずであるが覆面パトカーとして作られている。またナンバーは、初回初登場シーンでは8ナンバーとなっているが、回が進むにつれ5ナンバーに変更されている(また、他の覆面パトカーも同様に8ナンバーから5ナンバーに変更されている)。一度赤色灯をダッシュボードで点灯させて臨場したことがある(後期エンディングでも点灯させている。実際には運転者が眩しくて危険なためこのような使い方はほとんどされない。白バイでも光が上方に漏れないよう、シェード上部は黒く潰されている)。グローブコンパートメントに警察無線のモニターレシーバー、センターコンソールに自動車電話のハンドセットを装備している。幌は折たたみ収納式ではなく、支柱を車体に挿して装着するタイプとなっている。
警察がなぜか、マグナムやガバメントなど非公式の大口径の銃を所持している。銃撃戦で負けない。銃撃戦はだいたい工場が多い。
所轄の刑事がショットガンで武装している。上空からの狙撃は100発100中。まさにスナイパー。
大都会PARTⅢ 銃撃戦やカースタントなどのアクションシーンを前面に出した内容が人気を博した。
1962年の会社設立以来映画制作を活動の中心に置いていた石原プロが、初めて本格的にテレビドラマ制作を手掛けた作品である。渋谷地域を管轄する警視庁の架空の警察署「城西警察署」管内を主な舞台とし、渡哲也演ずる刑事・黒岩頼介を主人公と位置付けている点は共通しているが、各シリーズ毎にほぼ完全に独立した世界観を構築しており、作品カラーも大きく異なるのが特徴である。
脚本家・倉本聰と石原プロとの共同企画によるシリーズ第1作『大都会 闘いの日々』は暴力団事件にスポットを当てた社会性の強い内容であり、事件記者ドラマ、ラブストーリーとしての要素も組み込まれ、主に識者層から高い評価を得ていたものの視聴率は低迷。
日テレの単独企画による第2シリーズ『大都会 PARTII』以降は事実上の原作者である倉本の手から完全に離れ、銃撃戦やカースタントなどのアクションシーンを前面に出した内容が人気を博し、『太陽にほえろ!』『熱中時代』『新五捕物帳』などとともに当時の日テレを代表する看板シリーズのひとつに成長した。
そんなある日、ZACに新米警察官、武田真也が入ってくる。彼にはインターポールに保護される以前の記憶がなく、自分が何者なのかが分からないという。彼がZACに入ったことと、デストラップと呼ばれる犯罪組織の出現で苛烈する戦い、果たして彼は何者なのか? そして彼を付け狙うバロン影山とは?