「ハイドライド3」ストーリー
全ての災厄の元となったエビルクリスタルが砕けた後、再びフェアリーランドは平和を取り戻し、長い月日が流れた。歴史を重ねるうちに王国は発展を遂げ、人々は街を広げ、豊かな生活を謳歌していた。次第に魔法は生活に溶け込み、妖精たちの姿も見られなくなっていき、フェアリーランドも人間の世界のようになっていった。
だが、そんなある夜に、地響きとともに巨大な火柱がフェアリーランドに立ち昇り、その翌日から各地に不思議な現象が起こるようになり、不思議な扉、地割れ、怪物たちが現れた。修道僧たちは、この原因の究明を一人の若者に命じた。
だが、そんなある夜に、地響きとともに巨大な火柱がフェアリーランドに立ち昇り、その翌日から各地に不思議な現象が起こるようになり、不思議な扉、地割れ、怪物たちが現れた。修道僧たちは、この原因の究明を一人の若者に命じた。
[PC-88] Hydlide III: The Space Memories (1987) (T&E Soft) - YouTube
via www.youtube.com
「ハイドライド3」対応機種
【PC-8801mkIISR以降】
1987年11月21日発売。サウンドボード2対応(初対応)。
FDDがインテリジェント型のため、FDDからのデータの読み込みと、ゲームの処理が同時に行われることによって実現したとされる。このため、CPUがデータをPIO転送する機種への移植は困難になった。
拡張RAMに対応し、ディスクキャッシュとして利用でき、1MB搭載されている場合、オンメモリで動作する。
アナログパレットに対応しており、PCGを持つ機種のみだった画面のスクロール切り替えも実装された。
BGMは、SSGにメインを割り振り、残りのパートが拡張される形でアレンジされているため、OPNA、OPN、SSGと別の音源でありながら大きな違和感を生まないという形になっている。サウンドボードIIではFM音源部分のパンポット、リズム音源パートが追加されている。
【MSX】
1987年12月発売。ROMカートリッジ。データ保存先はテープ・PAC(SRAMカートリッジ)に対応。音楽はPSGのみ対応。
副社長の「容量が足りないならしょうがない」という英断で、RPGとしては初の4Mビット大容量ROMが採用された。ROMカートリッジはデータ転送を伴わず、実メモリ空間にマッピングできる形であるため、移植が実現できたとされる。
MSX1版は画面切り替えスクロールを実装した。
MSX1版でも、その細かなマップパーツにより、比較的奇麗な画面が描画される。MSX1の低解像度で漢字表示を実現した事から、判読が困難な文字もあり、解読表が説明書に添付されていた。
ROMのみではセーブが不可能であり、テープセーブにしても説明書が無いと保存操作が分からない作りとなっている。実際は宿屋でクイックセーブとSRAMセーブが同時に行われるため、電源を入れっぱなしにしてプレイすればゲームオーバー後もセーブ地点からロードが可能。
【MSX2】
1987年12月発売。ROMカートリッジ、データ保存先はテープ・PAC(SRAMカートリッジ)に対応、PSGのみ対応。
MSX1版とは異なり、スクロール切り替えではなく単なる画面切替。MSX2ならではの高解像度モードと16色表示により、PC-8801mkIISR以降版以上に美しいグラフィックを実現している。
オープニングでは2画面切替による擬似32色表示を実現した他、アニメパターンも増え、表現が自然になっている。
【X1】
1988年7月発売。FM音源に対応。上記の理由により、困難とされた移植であり、当初はDMAの使えるTurbo専用で発表された。しかし、BGMルーチン等の工夫により、若干他機種に比べて処理が重いものの、最終的にX1でも動作するように移植された。
BGMはOPMに対応しており、音色、パート割りはPC-8801mkIISR以降版と異なり、PSGを利用せず、FM音源のみで演奏されるBGMは、他の機種よりも丸いイメージを与える。また、FM音源ボードが未搭載の場合、MSXシリーズ同様PSGでBGMが演奏される。
オープニングのアニメーションパターンも88版に比べ追加された。
1987年11月21日発売。サウンドボード2対応(初対応)。
FDDがインテリジェント型のため、FDDからのデータの読み込みと、ゲームの処理が同時に行われることによって実現したとされる。このため、CPUがデータをPIO転送する機種への移植は困難になった。
拡張RAMに対応し、ディスクキャッシュとして利用でき、1MB搭載されている場合、オンメモリで動作する。
アナログパレットに対応しており、PCGを持つ機種のみだった画面のスクロール切り替えも実装された。
BGMは、SSGにメインを割り振り、残りのパートが拡張される形でアレンジされているため、OPNA、OPN、SSGと別の音源でありながら大きな違和感を生まないという形になっている。サウンドボードIIではFM音源部分のパンポット、リズム音源パートが追加されている。
【MSX】
1987年12月発売。ROMカートリッジ。データ保存先はテープ・PAC(SRAMカートリッジ)に対応。音楽はPSGのみ対応。
副社長の「容量が足りないならしょうがない」という英断で、RPGとしては初の4Mビット大容量ROMが採用された。ROMカートリッジはデータ転送を伴わず、実メモリ空間にマッピングできる形であるため、移植が実現できたとされる。
MSX1版は画面切り替えスクロールを実装した。
MSX1版でも、その細かなマップパーツにより、比較的奇麗な画面が描画される。MSX1の低解像度で漢字表示を実現した事から、判読が困難な文字もあり、解読表が説明書に添付されていた。
ROMのみではセーブが不可能であり、テープセーブにしても説明書が無いと保存操作が分からない作りとなっている。実際は宿屋でクイックセーブとSRAMセーブが同時に行われるため、電源を入れっぱなしにしてプレイすればゲームオーバー後もセーブ地点からロードが可能。
【MSX2】
1987年12月発売。ROMカートリッジ、データ保存先はテープ・PAC(SRAMカートリッジ)に対応、PSGのみ対応。
MSX1版とは異なり、スクロール切り替えではなく単なる画面切替。MSX2ならではの高解像度モードと16色表示により、PC-8801mkIISR以降版以上に美しいグラフィックを実現している。
オープニングでは2画面切替による擬似32色表示を実現した他、アニメパターンも増え、表現が自然になっている。
【X1】
1988年7月発売。FM音源に対応。上記の理由により、困難とされた移植であり、当初はDMAの使えるTurbo専用で発表された。しかし、BGMルーチン等の工夫により、若干他機種に比べて処理が重いものの、最終的にX1でも動作するように移植された。
BGMはOPMに対応しており、音色、パート割りはPC-8801mkIISR以降版と異なり、PSGを利用せず、FM音源のみで演奏されるBGMは、他の機種よりも丸いイメージを与える。また、FM音源ボードが未搭載の場合、MSXシリーズ同様PSGでBGMが演奏される。
オープニングのアニメーションパターンも88版に比べ追加された。