業界初!「歌うゲーム」『サイコソルジャー』とは
概要
本作は『アテナ』の続編として制作された作品である。
システムとしてはカプコンが1984年に制作した『ソンソン』を根底としているが、キャラクターのパワーアップシステムやボムなどが導入されており、一般的なシューティングゲームに近いゲーム性が付加されている。その他、崩壊後の世界を舞台とした退廃的な世界観が特徴で、ステージが進むにつれてフィールド背景とBGMも多彩に変化していく。
また、本作はメインBGMに肉声によるボーカル音声が用いられた「業界初の歌うゲーム」としても有名な作品で、第1ステージと、以降の特定のステージで、BGMの1ループ分のみ歌が流れるようになっている。FM音源で音楽部分を、ADPCM音源でヴォーカル部分を再生している。ヴォーカルの音声は、日本国内版は日本語、海外版では英語となる。日本語版・英語版とも、当時アイドルだった清水香織が歌唱を担当している。
カプコンの『ソンソン』は西遊記モチーフのコミカルなアクションシューティングでした。
シンプルでも意外と難しいという部分はどちらも同じですが、今回紹介する『サイコソルジャー』はアイテム取得によるキャラクター強化システムや、崩壊後の世界を舞台とした退廃的な世界観を特徴として差別化を施しています。
また上記にもありますが、メインBGMに肉声によるボーカル曲を用いた「業界初の歌うゲーム」としても有名であり、歌入りビデオゲームの先駆的作品でもあります。
シンプルでも意外と難しいという部分はどちらも同じですが、今回紹介する『サイコソルジャー』はアイテム取得によるキャラクター強化システムや、崩壊後の世界を舞台とした退廃的な世界観を特徴として差別化を施しています。
また上記にもありますが、メインBGMに肉声によるボーカル曲を用いた「業界初の歌うゲーム」としても有名であり、歌入りビデオゲームの先駆的作品でもあります。
早速聴いてみよう
『サイコ・ソルジャー メインテーマ』A面、B面
via www.youtube.com
前作『アテナ』のファミコン版に付録としてついてきたカセットテープです。
歌っているのは当時のアイドル清水香織さん。
歌っているのは当時のアイドル清水香織さん。
ストーリー
数千年の長き封印を解かれ、再び姿を現した異種生物・屍愚魔(しぐま)の魔の手に滅ぼされ、闇に包み込まれた世界に二人の戦士が現れた。
太古の予言に詠まれし「二人の光の戦士」に選ばれたサイコソルジャー、麻宮アテナと椎拳崇である。
その身に宿りし超能力「サイコパワー」を武器に、屍愚魔を滅ぼし世界に光を取り戻すべく、二人は果てしなき戦いに旅立つ。
太古の予言に詠まれし「二人の光の戦士」に選ばれたサイコソルジャー、麻宮アテナと椎拳崇である。
その身に宿りし超能力「サイコパワー」を武器に、屍愚魔を滅ぼし世界に光を取り戻すべく、二人は果てしなき戦いに旅立つ。
ゲームシステム
8方向レバー+Aボタン(サイコビーム)、Bボタン(サイコボール)で主人公の移動・攻撃を行い、緩やかなスピードで強制スクロールするフィールド内で敵を倒しつつ進みます。
フィールドは縦に区切られた4階建てのフロア構造で、レバー上下でフロアから別のフロアにジャンプ移動できます。
フィールド上には壊せる壁が存在しており、これを破壊して中に隠されたアイテムボックス「ルーム」及び各種アイテムを出現させる事によりキャラクターの強化を行っていきます。
各ステージの最後にボスキャラが待ち構えており、ボスのいる地点に到達するとスクロールが止まってそのままボス戦に突入。
撃破すると再びスクロールが始まり、パワーアップアイテムを補給するための中間地点を経て次のエリアと進みます。
ミス時はその場復活して数秒間の待機状態となり、一定時間経過するか任意のタイミングでボタンを押すことにより、フィールドに復帰してゲームが継続されます。
待機状態中は完全無敵で敵や壁を一撃で壊せる他、地形を無視して移動する事が可能です。
前作と異なりゲームオーバー後はコンテニュー画面に移行しますが、前作同様、プレイ中のクレジット投入による残機増加が可能です。
プレイ中にクレジットを投入した後、1P・2Pボタンを押すことでそれぞれのキャラクターの残機を30人分まで予めストックできます。
フィールドは縦に区切られた4階建てのフロア構造で、レバー上下でフロアから別のフロアにジャンプ移動できます。
フィールド上には壊せる壁が存在しており、これを破壊して中に隠されたアイテムボックス「ルーム」及び各種アイテムを出現させる事によりキャラクターの強化を行っていきます。
各ステージの最後にボスキャラが待ち構えており、ボスのいる地点に到達するとスクロールが止まってそのままボス戦に突入。
撃破すると再びスクロールが始まり、パワーアップアイテムを補給するための中間地点を経て次のエリアと進みます。
ミス時はその場復活して数秒間の待機状態となり、一定時間経過するか任意のタイミングでボタンを押すことにより、フィールドに復帰してゲームが継続されます。
待機状態中は完全無敵で敵や壁を一撃で壊せる他、地形を無視して移動する事が可能です。
前作と異なりゲームオーバー後はコンテニュー画面に移行しますが、前作同様、プレイ中のクレジット投入による残機増加が可能です。
プレイ中にクレジットを投入した後、1P・2Pボタンを押すことでそれぞれのキャラクターの残機を30人分まで予めストックできます。
ゲーム画面を見てみよう
サイコソルジャー ステージ1
via www.youtube.com
基本的な攻撃
サイコビーム(Aボタン)
攻撃の基本となるショット攻撃です。前方に向かって電撃を放ちます。
サイコボール(Bボタン)
Bボタンで発射する必殺技です。1発に付きサイコボールを1個消費します。
一般的なシューティングで言うボムの役割も兼ねており「撃つ瞬間は無敵」という特性もあります。
攻撃の基本となるショット攻撃です。前方に向かって電撃を放ちます。
サイコボール(Bボタン)
Bボタンで発射する必殺技です。1発に付きサイコボールを1個消費します。
一般的なシューティングで言うボムの役割も兼ねており「撃つ瞬間は無敵」という特性もあります。
パワールーム
破壊可能な壁の中に隠されており、ブロックを壊して出現させ通過することによりキャラクターの攻撃力の強化を行います。
また、壁の存在しない特定地点に自動的に出現するものも存在します。
また、壁の存在しない特定地点に自動的に出現するものも存在します。
プレイヤーキャラクター
麻宮アテナ
麻宮アテナ(あさみや-)
本作の主人公の一人であり。16歳の女子高生です。
前年に発売されたアクションゲーム『アテナ』の主人公「アテナ姫」の子孫で、彼女から超能力を受け継いでいます。
超能力はまだ不完全ですが、歌いながら行使することでより威力が高まるという不思議な特性を持っています。
変身アイテムを取った際は火の鳥に変身します。
本作の主人公の一人であり。16歳の女子高生です。
前年に発売されたアクションゲーム『アテナ』の主人公「アテナ姫」の子孫で、彼女から超能力を受け継いでいます。
超能力はまだ不完全ですが、歌いながら行使することでより威力が高まるという不思議な特性を持っています。
変身アイテムを取った際は火の鳥に変身します。
手前の女性が主人公の「麻宮アテナ」