「小さな恋のメロディ」と「サタデー・ナイト・フィーバー」の中のビージーズ
2016年8月29日 更新

「小さな恋のメロディ」と「サタデー・ナイト・フィーバー」の中のビージーズ

全く違うタイプの2つの映画で使われているビージーズの楽曲は、同じグループとは思えないほど。わずか5~6年の間に大きく変化したビージーズを2枚のサウンドトラックから比べてみます。

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オリジナル・サウンドトラック サタデー・ナイト・フィーバー

オリジナル・サウンドトラック サタデー・ナイト・フィーバー

1977年リリース

【収録曲】
1. ステイン・アライヴ
2. 愛はきらめきの中に
3. 恋のナイト・フィーバー
4. モア・ザン・ア・ウーマン
5. アイ・キャント・ハヴ・ユー
6. 運命 ’76
7. モア・ザン・ア・ウーマン
8. マンハッタン・スカイライン
9. カリプソ・ブレイクダウン
10. 禿山の一夜 ’77
11. 開けゴマ
12. ジャイヴ・トーキン
13. ユー・シュッド・ビー・ダンシング
14. ブギー・シューズ
15. サルセイション
16. 噂の女ケイジー
17. ディスコ・インフェルノ
サントラの名盤中の名盤。
ファルセットばりばり、、、それが嫌いな人は辛いかもねw
ビージーズの全盛期でありサントラの地位を上げた名盤だろう。

Saturday Night Fever - Night Fever (Bee Gees)

このサウンド・トラックは全世界で1億2000万枚という驚異的な売り上げを記録しています。ビージーズの曲は6曲使われており準オリジナル・アルバムともいえる作品となっています。

このアルバムからシングル・カットされた「愛はきらめきの中に」、「ステイン・アライヴ」、「恋のナイト・フィーバー」をはじめこの時期ビージーズは全米でシングル6枚連続の全米No.1に輝いています。

Bee Gees - Stayin' Alive (1977)

1983年には、「サタデー・ナイト・フィーバー」の続編にあたる映画「ステイン・アライブ」が公開されこれもヒットしました。

このアルバムに収録されており全米1位となった「愛はきらめきの中に」ですが、この曲を聴くと、あぁ、ビージーズは変わっていないんだと思えます。
美しく流れるようなメロディ、素晴らしいボーカル、これぞビージーズですね。

Bee Gees - How Deep Is Your Love (1977)

この時期乗りに乗っていたビージーズは他のアーチストへ楽曲提供も盛んに行っています。
代表的な曲としてはバリー・ギブとロビン・ギブがバーブラ・ストライサンドへ提供し全米1位に輝いた「Woman in Love」でしょう。とても良い曲ですね。

Woman in Love - Barbra Streisand

1981年以降はビージーズとしてよりも、各自ソロ活動と他アーティストへの楽曲提供が多くなっていきました。
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