【名曲プレイバック】尾崎豊の死後間もない、1992年5月10日に発売されたアルバム『放熱への証』
今から29年前の今日、1992年5月10日に尾崎豊の6枚目のアルバムとして発売された『放熱への証』。アルバム発売前の4月25日に尾崎が突如この世を去り、悲しみの癒えぬ間に発売された遺作でもありました。
本作の完成したばかりの4月25日に尾崎が泥酔状態で発見され、その後危篤状態に。救急搬送された病院で懸命な蘇生措置が行われるも回復せずにそのまま息を引き取っています。
本作の完成したばかりの4月25日に尾崎が泥酔状態で発見され、その後危篤状態に。救急搬送された病院で懸命な蘇生措置が行われるも回復せずにそのまま息を引き取っています。
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4月30日には東京都文京区の護国寺で追悼式が行われました。カリスマ性の高かった尾崎を弔うべく集まったファンの数は約3万7500人とされ、いかにファンに愛されていたかを証明することとなりました。
同作はオリコンで2週連続で1位となり、ミリオンセラーを達成しています。また、死後に尾崎のアルバムがチャートインする現象が起きています。当時のオリコンアルバムチャートのTOP10の内、6作が尾崎作品で埋められています。各タイトルは1位が「放熱への証」、4位が「回帰線」、5位が「十七歳の地図」、6位が「LAST TEENAGE APPEARANCE」、7位が「壊れた扉から」、9位が「誕生」となっていました。
同作はオリコンで2週連続で1位となり、ミリオンセラーを達成しています。また、死後に尾崎のアルバムがチャートインする現象が起きています。当時のオリコンアルバムチャートのTOP10の内、6作が尾崎作品で埋められています。各タイトルは1位が「放熱への証」、4位が「回帰線」、5位が「十七歳の地図」、6位が「LAST TEENAGE APPEARANCE」、7位が「壊れた扉から」、9位が「誕生」となっていました。
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アルバム『放熱への証』に収録された楽曲は、尾崎豊の12枚目のシングル「汚れた絆」、後にベストアルバム「愛すべきものすべてに」(1996年)にも収録される「ふたつの心」、1991年末に亡くなった母に向けて贈った曲であり、尾崎自身にとって最後の制作曲とされる「Mama, say good-bye」などがあります。
また、アルバムの帯や歌詞カードには「生きること。それは日々を告白してゆくことだろう。 尾崎豊」という文言が掲載されています。これは尾崎の墓石にも同じ文言が刻まれています。
また、アルバムの帯や歌詞カードには「生きること。それは日々を告白してゆくことだろう。 尾崎豊」という文言が掲載されています。これは尾崎の墓石にも同じ文言が刻まれています。
<楽曲概要>
<リリース>
1995年4月12日
<制作>
作詞、作曲、プロデュース、ディレクション、アレンジ:尾崎豊
アート・ディレクション:田島照久
レコーディング:1992年1月~3月
1995年4月12日
<制作>
作詞、作曲、プロデュース、ディレクション、アレンジ:尾崎豊
アート・ディレクション:田島照久
レコーディング:1992年1月~3月
<尾崎豊に関する最近の情報>
2020年1月公開された「尾崎豊を探して」。尾崎豊のデビュー当時から二十代前半の圧巻のライブ映像と貴重な映像記録で構成されています。
また、息子である尾崎裕哉も父と同じくシンガー・ソングライターとして活躍しています。4月25日には東京・上野の東京文化会館で、5月2日には兵庫・兵庫県立芸術文化センターで、オーケストラとの共演で新境地へと挑んでいます。
また、息子である尾崎裕哉も父と同じくシンガー・ソングライターとして活躍しています。4月25日には東京・上野の東京文化会館で、5月2日には兵庫・兵庫県立芸術文化センターで、オーケストラとの共演で新境地へと挑んでいます。
via prtimes.jp
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