名曲「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」
この曲を書いたのは?
ロジャース&ハート
作詞したローレンズ・ハート(写真右)と、作曲したリチャード・ロジャース(写真左)。二人は1919年からソングライター・チームとして活躍し、ハートが亡くなる1943年までの間に500曲以上を共作しました。中でも、1937年にミュージカル『ベイビーズ・イン・アームス』のために書かれたこの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は、これまで600以上のアーティストによりカバーされ、ジャズのスタンダード・ナンバーとして広く知られる名曲となったのです。
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歌詞の内容は?
FRANK SINATRA LYRICS - My Funny Valentine
Lyrics to "My Funny Valentine" song by FRANK SINATRA: My funny valentine Sweet comic valentine You make me smile with my heart Your looks are laughable Un...
簡単に言うと、「カッコ良くはないけど、そのままのあなたが好き」という、ラヴ・ソング。好きになったら、だらしなかったりするところも許せるということでしょうか(笑)。
オリジナルを歌ったのは?
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最初にヒットさせたのは?
1944 Hal McIntyre - My Funny Valentine (Ruth Gaylor, vocal)
この曲を最初にヒットさせたのは、管楽器奏者ハル・マッキンタイヤー。ルース・ゲイラーをヴォーカルにフィーチャーしたレコードで、1945年にヒットチャートの16位を記録してます。
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というわけで、この曲について基本的なことを知ったところで、以下様々なアーティストによるカバー・ヴァージョンを聴きくらべてみましょう!
女性シンガーが歌う「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」
元々、女性目線の歌詞のようなので、やはり女性シンガーが歌うことが多いですね!
チャカ・カーン
Chaka Khan - My Funny Valentine (Waiting To Exhale Soundtrack)
1995年の映画『ため息つかせて』のサントラに収録されたナンバー。映画に主演していたホイットニー・ヒューストンをはじめ、アレサ・フランクリンやTLC、ブランディ、SWV、トニ・ブラクストンなど豪華なR&Bコンピレーションとしても楽しめるアルバムでした。チャカはかつてジャズ・アルバムをリリースしたこともあるので、この手のジャズ・ナンバーを歌ってもしっくりきますね!
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チャカ・カーンが歌う「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」収録
ミシェル・ファイファー
My Funny Valentine (by Michelle Pfeiffer)
女優ミシェル・ファイファーが歌った「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」!彼女、歌でもいい味を出してますよね~。1989年公開の映画『恋のゆくえ(The Fabulous Baker Boys)』の中でこの曲を歌っており、サントラ盤にも収録されてます。同じく映画の中では「君の瞳に恋してる」も歌っているのですが、残念ながらそちらはサントラ盤に収録されていません・・・。
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リッキー・リー・ジョーンズ
My Funny Valentine Rickie Lee Jones
シンガー・ソング・ライターの彼女が、懐かしい楽曲をカバーしたミニ・アルバム『Girl At Her Volcano(邦題:マイ・ファニー・ヴァレンタイン)』にライヴ・ヴァージョンで収録された一曲。一般的にレコードといえば7インチ(シングル)か12インチ(アルバム)が多いのですが、あえてこの作品は10インチという中途半端な体裁で1983年にリリースされたのでした。それこそまさに、古いジャズ・レコードのサイズ!そこまで拘ったことからも分かるとおり、ホントに名演です!
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