地味血統と言われるけれど
ウメノファイバーは1996年5月5日、北海道の新冠町で産まれた。
父サクラユタカオーはG1天皇賞・秋の勝ち馬。
母ウメノローザは南関東の大井で活躍し、G1グランドチャンピオン2000を制覇。
母系を5代さかのぼると、昭和59年顕彰馬に選出されたトキツカゼがいる。
父サクラユタカオーはG1天皇賞・秋の勝ち馬。
母ウメノローザは南関東の大井で活躍し、G1グランドチャンピオン2000を制覇。
母系を5代さかのぼると、昭和59年顕彰馬に選出されたトキツカゼがいる。
1986年10月26日(日) 4回東京8日 第94回 天皇賞(秋)(GI) サラ系4歳以上 2000m 芝・左 牡・牝 オープン 定量 天候:晴 芝:良 1番人気 11番ミホシンザン(柴田政人) 2番人気 16番サクラユタカオー(小島太) 3番人気 2番ライフタテヤマ(猿橋重利) レース結果 着差 人気 1着⑯サ...
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「府中の女王」の片鱗チラリ
ウメノファイバーは非常に小柄な馬体だったため、牧場関係者や調教師の相沢郁は
彼女にあまり期待をかけていなかった。
しかし1998年11月14日京王杯3歳ステークス。
紅一点、のちに重賞を4勝するロサードを破り6番人気ながら優勝。
インを走る牡馬相手に外からねじ伏せる強い勝ち方だったが、この時まだ陣営は
彼女の能力に対して、絶対的な自信を持てずにいた。
彼女にあまり期待をかけていなかった。
しかし1998年11月14日京王杯3歳ステークス。
紅一点、のちに重賞を4勝するロサードを破り6番人気ながら優勝。
インを走る牡馬相手に外からねじ伏せる強い勝ち方だったが、この時まだ陣営は
彼女の能力に対して、絶対的な自信を持てずにいた。
via ja.wikipedia.org
あれはマグレだったのか?
翌月、ウメノファイバーはG1・阪神3歳牝馬ステークスに出走する。
4コーナーで前を射程圏内に入れ直線を迎えたが、やや重の馬場に
脚をとられたのか思ったように伸びなかった。
1着スティンガーからは1.9秒差の6着。
京王杯3歳ステークスからは、フロックの香りが漂いはじめていた。
4コーナーで前を射程圏内に入れ直線を迎えたが、やや重の馬場に
脚をとられたのか思ったように伸びなかった。
1着スティンガーからは1.9秒差の6着。
京王杯3歳ステークスからは、フロックの香りが漂いはじめていた。
1998.12.06 阪神11R
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府中で2度目の重賞制覇!
年が明けて1999年2月21日。
陣営は桜花賞の前哨戦にクイーンカップを選んだ。
レースでは今までの末脚勝負から一転、3番手につける競馬でファンを驚かせたが、
ゴール100m手前あたりで先頭に立つと、圧倒的1番人気レッドチリペッパーの
追撃をしのいで勝利を手にした。
陣営は桜花賞の前哨戦にクイーンカップを選んだ。
レースでは今までの末脚勝負から一転、3番手につける競馬でファンを驚かせたが、
ゴール100m手前あたりで先頭に立つと、圧倒的1番人気レッドチリペッパーの
追撃をしのいで勝利を手にした。
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末脚不発の桜花賞
桜花賞当日、馬場は良発表だったが、前日の雨の影響が残っていた。
キレ味を削がれたウメノファイバーは、直線蛯名のムチに必死になって応えるも
6着までが精いっぱいだった。
キレ味を削がれたウメノファイバーは、直線蛯名のムチに必死になって応えるも
6着までが精いっぱいだった。
1999.04.11 阪神11R
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ハナ差でつかんだ女王の座
そして迎えた1999年5月30日、第60回オークス。
桜花賞馬・プリモディーネや全盛期を迎えていたサンデーサイレンス産駒・トゥザヴィクトリーやスティンガーの前に、ウメノファイバーは府中で重賞を2勝していながら7番人気という低評価だった。
スタート後は得意の末脚をいかす戦法で、向正面では後方4番手を追走。直線を待った。
4角を回ってもまだ後方。先頭に立ったトゥザヴィクトリーがそのまま押し切るかに見えたが、やはり府中でのウメノファイバーの末脚はひと味違った。
大外から豪快に追い込みトゥザヴィクトリーをハナ差でねじ伏せ、第60代オークス馬に
輝いた。
桜花賞馬・プリモディーネや全盛期を迎えていたサンデーサイレンス産駒・トゥザヴィクトリーやスティンガーの前に、ウメノファイバーは府中で重賞を2勝していながら7番人気という低評価だった。
スタート後は得意の末脚をいかす戦法で、向正面では後方4番手を追走。直線を待った。
4角を回ってもまだ後方。先頭に立ったトゥザヴィクトリーがそのまま押し切るかに見えたが、やはり府中でのウメノファイバーの末脚はひと味違った。
大外から豪快に追い込みトゥザヴィクトリーをハナ差でねじ伏せ、第60代オークス馬に
輝いた。