今も昔も女の子の気持ちの代弁者!aikoのヒットアルバムをまとめてみた
2023年6月26日 更新

今も昔も女の子の気持ちの代弁者!aikoのヒットアルバムをまとめてみた

aikoさんは1998年にデビューしてから現在までシンガーソングライターとして活躍されています。恋愛の曲が多く、自分の気持ちを代弁してくれているかのような歌詞ですよね。ヒット曲の多いaikoさんの初期のアルバムをまとめてみました。

169 view

インディーズでミニアルバムを2枚リリース

 (2532905)

aikoさんは小学校時代から歌手を目指していて、中学生頃には自分で歌を作っていたそうです。高校時代は友人とバンドを組んでいたんですよ。

高校卒業後は大阪音楽大学短期大学部に進学。在学中に「第9回TEENS' MUSIC FESTIVAL」に出場し、自分で作った楽曲でグランプリを勝ち取りました。

短大卒業後の1996年からはfm osaka『COUNTDOWN KANSAI TOP40』のラジオパーソナリティとして活動。一方で音楽活動も続けていました。

1997年にコンテストに出場していた際、音楽プロデューサーの目に留まり、インディーズで『astral box』を発売。25年以上前のCDですがaikoさんがほとんど変わっていないというのがすごいです。その後もう一枚、『GIRLIE』をリリース。

この頃発売されたミニアルバムには、のちにメジャーでリリースする楽曲も含まれています。8枚目のシングル「ロージー」(2001年発売)も『GIRLIE』に収録されていますよ。

その後、映画主題歌の話があり、メジャーデビューとなりました。

「小さな丸い好日」

 (2532906)

1999年にはメジャー1stアルバム「小さな丸い好日」をリリース。「小さな丸い好日」というのは『オレンジな満月』という楽曲の歌詞からとっています。

このアルバムには1stシングルの「あした」と2ndシングル「ナキ・ムシ」を収録。

「あした」は全国東映系映画『新生トイレの花子さん』の主題歌でメジャーデビューのきっかけになった楽曲ですね。他の楽曲はすべてaikoさんの作詞作曲ですが、「あした」のみ小森田実(現:コモリタミノル)さんが作曲と編曲に携わっています。

そのこともあってかしばらくはライブなどでもあまり歌われていなかったのですが、2008年に久々に歌唱され、その後は他の曲と同様に歌われています。

アルバムはオリコン最高位24位でした。

「桜の木の下」

 (2532909)

2000年には「桜の木の下」をリリース。週間オリコンチャートは1位で、ミリオンヒットしたアルバム。aikoさんのアルバムの中で一番のヒット作です。

3rdシングルの「花火」がロングヒットとなりブレイク。一気に注目を集めるようになりました。

他にシングルは「カブトムシ」、「桜の時」が収録されています。シングル曲以外にもタイアップ曲があり、リアルタイムで聴いていた人にとっては全曲シングル曲位のメジャー度ではないでしょうか。

アルバムの最後に「えせボーナストラックちっく」として「恋愛ジャンキー」が入っています。10曲目の「カブトムシ」のあと、6分以上無音になってから楽曲が始まるります。歌詞カードはありませんが、収録曲としては記されています。

曲順を考えた時にどこに入れてもピンとこなかったため、このような手法をとったそうですよ。次のアルバムでも同じ手法で曲が入っています。お楽しみ感があっていいですよね。

「夏服」

 (2532912)

2001年に発売された3rdアルバム「夏服」。「桜の木の下」から1年3か月後に発売されました。オリコン最高位は1位でこちらもミリオンヒットになっています。

「ボーイフレンド」、「初恋」、「ロージー」という3曲のシングルを含んでいます。aikoさんは元気な楽曲が多かったですが「初恋」と「ロージー」はバラードが2曲続きました。

「恋愛ジャンキー」と同じ手法で「夏服」という弾き語りの楽曲がボーナストラックになっています。初回限定版はカラートレイで、トレイを外した裏ジャケットをめくったところに歌詞が書いてありました。

ボーナストラックは「夏服」以降収録されていませんが、次のアルバムからも裏ジャケットの中に隠しメッセージがあるというのは次からのアルバムでも定番となりました。

「秋 そばにいるよ」

 (2532914)

2002年には「秋 そばにいるよ」をリリース。こちらも前作から1年3か月後のリリース。ちょうどリリースの季節が変わっていき「春」「夏」「秋」に関連したタイトルになっています。

シングル曲は「おやすみなさい」「あなたと握手」「今度までには」を収録。オリコン最高位は2位でした。「秋」ということで比較的しっとりした感じの楽曲が多いですね。

「暁のラブレター」

 (2532917)

4枚目のアルバム「暁のラブレター」は2003年11月にリリース。冬が来るかと思いきや、冬に関連するタイトルではありませんでした。ほとんどの楽曲が深夜から明け方に誕生したラブソング、ということでこのタイトルになったそうです。

また、「深夜に書いたラブレターは朝読み返すと恥ずかしくて渡せないけどそれこそが本当の気持ち」という意味もあるそうです。

シングルは「蝶々結び」、「アンドロメダ」、「えりあし」を収録。こちらは再びオリコン1位を獲得しています。

この後もaikoさんは数々の名曲を生み出していきます。制作のペースは初期に比べると少しゆっくりになりますが、ずっと女の子の「わかる!」という気持ちを歌ってくれていますよね。これからも女の子の代弁者であり続けてほしいです。
18 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

恋する気持ちを歌った名曲が多いaikoもデビュー25周年!ヒット曲まとめ

恋する気持ちを歌った名曲が多いaikoもデビュー25周年!ヒット曲まとめ

女の子の恋する切ない気持ちを歌った名曲が多いaikoさんもデビュー25周年になるそうです!aikoさんの曲を聴くと、若い頃の甘酸っぱい記憶が今でも思い出されます。そんなaikoさんの25周年の軌跡をヒット曲と共に振り返ってみたいと思います!
そうすけ | 131 view
デビュー曲爆売れで思わずマンションを購入した相川七瀬の活躍と現在

デビュー曲爆売れで思わずマンションを購入した相川七瀬の活躍と現在

1990年代にガールズロックの第一人者として大活躍した相川七瀬さん。デビュー曲の「夢見る少女じゃいられない」を発売したのは、弱冠20歳という若さでした。その後もヒット曲の連発で生活が一変してしまいます。そんな相川七瀬さんの活躍や現在についてもご紹介します。
そうすけ | 965 view
伝説の女性ボーバンドJUDY AND MARYの全オリジナルアルバムまとめ!

伝説の女性ボーバンドJUDY AND MARYの全オリジナルアルバムまとめ!

1994年にデビューし2001年の人気絶頂時に解散したJUDYANDMARY。オリジナルアルバムは全部で6枚。すべてが名作のアルバムをまとめてみました!
saiko | 2,022 view
カラオケで歌うとモテるaikoの曲トップ10

カラオケで歌うとモテるaikoの曲トップ10

大阪府出身の女性シンガーソングライターaikoのプロフィールの紹介と カラオケ人気曲、1位~10位を発表し、個人的な曲の感想付きで紹介していきます。 やっぱり1位はカブトムシ♪!? 曲調が独特で歌うのが難しいと言われてしまうその理由は!?ブルー・ノート・スケールという音階にしくみがあった。 そのブルー・ノート・スケールについても解説していきます。
ゆきちゃん | 6,202 view
ガールズバンド『少年ナイフ』タイガー魔法瓶の女性社員が海外でデビューし、ニルヴァーナのツアーで前座を務めるまで

ガールズバンド『少年ナイフ』タイガー魔法瓶の女性社員が海外でデビューし、ニルヴァーナのツアーで前座を務めるまで

この記事では、ニルヴァーナのツアーに参加し、前座を務めて一躍有名になった『少年ナイフ』を振り返りたいと思います(^^)/
つきねこ | 7,696 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト