原作漫画(旧)『ルパン三世』(1967年『漫画アクション』8月10日号(創刊号)から1969年5月22日号まで連載。全94話。)
ルパン三世初単行本化!双葉社・漫画アクションコミックス『ルパン三世』全2巻
平綴じ雑誌形態のため普通の新書判などに比べて残りにくく、中でも1巻は出てきません。
第一巻 昭和43年8月1日
第二巻 昭和44年1月1日
「漫画アクション・コミック」
「ルパン 三世」
ルパンの本当の素顔を誰も知らない・ルパン三世は正体不明の存在という原作の設定
いかなる時でも素顔をさらすな。ルパンの本当の顔を誰も知らない・・・という原作の設定
そのためルパンの素顔は不明。声も変えており、まさにルパン三世は正体不明の存在です。
ルパン三世は元々長髪だった
モンキー・パンチさん(本名:加藤一彦)のアンサー:
確かにルパン三世は元々長髪でしたが描くのに手間がかかる為短髪にしました。
ルパンを初めて連載する時に締め切りを忘れていて時間がなかったものですから長髪だと手間がかかって間に合わないんですね。
それまで長髪で描き上げたものを修正液で消したりして短髪にしました。
次元はルパンの変装が原型・ルパン三世の漫画の構想の原型は、『トムとジェリー』および『007(ダブルオーセブン)』
モンキー・パンチさん秘話明かす「次元はルパンの変装が原型」「漫画の構想は、『トムとジェリー』」
ルパン三世の原作者によるトークショー「モンキー・パンチ先生のお話をきこう!」が15日、北海道釧路市生涯学習センターで開かれた。
モンキー・パンチさんは、釧路市に近い浜中町出身。代表作の「ルパン三世」は、アニメ化40周年を迎えている。
トークショーでは、モンキー・パンチさんが「(ルパンの)仲間の次元は、ルパンを変装させているうちにできあがった」「漫画の構想は、『トムとジェリー』で、銭形がトムでジェリーがルパンでした」などと実際に絵を描きながら秘話を説明。訪れた市民らは、熱心に耳を傾けていた。
ルパン三世のアニメの原型は『トムとジェリー』。モンキー・パンチはトムとジェリーの掛け合いが好きで、そのままルパン三世の世界として採用しており、銭形警部はトム、ルパン三世はジェリーをモデルにしている。
トムとジェリーが心の底から好きだったため、原作者であるジョセフ・バーベラに会いに渡米したことがある。そして実際に会うことができ、作者であるバーベラからルパン三世をモチーフにしたイラストを色紙に書いてもらった。
原作者のモンキー・パンチさんが子供の頃に大好きだった『トムとジェリー』と『007(ダブルオーセブン)』から、とくに大きな影響を与えられたそうです。
峰不二子の設定・作画もボンドガールの影響を強く受けている。
2月26日に「ルパン三世大感謝祭」が開催され、原作者のモンキー・パンチさんやルパン三世役の栗田貫一さん、石川五ェ門役の浪川大輔さんなどが出演し、『ルパン三世』シリーズの裏話を披露しました。
「ルパン三世大感謝祭」のトークセッションでは、原作者のモンキー・パンチさんが「ルパン三世」のオリジンについて言及。子供の頃に大好きだった『トムとジェリー』と『007(ダブルオーセブン)』から、とくに大きな影響を与えられたそうです。
言われてみれば『ルパン三世』シリーズの定番ともいえる「ルパンと次元の口喧嘩」や「不二子の甘いトラップにひっかかるルパン」など『トムとジェリー』を連想させるネタが多い気がしますし、『007』のジェームズボンドのように相手の裏をかいて、颯爽と攻撃をかいくぐる姿に憧れた男子も多いはず。
モート・ドラッカー(Mort Drucker)の影響を色濃く残す、ひょろりとした線で描かれる長身の登場人物。最後の最後まで読者の裏をかくストーリー展開。両者があいまって本作独自の作風を醸成している。
原作はアニメ(特に第2シリーズ以降)とは全く趣が異なっており、ハードボイルド色の強い描写や性的な描写が頻繁に描かれる一方、アニメ作品に見られるジョークやギャグは少ない。