その顛末については、下記の記事にて紹介。
違いは何?ワニのロゴで有名な「ラコステ」と「クロコダイル」二つのブランドによる長年の因縁…。
熊のロゴ、ゴールデンベア。
ゴールデンベアのロゴ
そのジャック・ニクラウスのアパレルブランドが「ゴールデンベア」である。
ジャック・ニクラス (Jack Nicklaus)
1960年代から1990年代にかけて活躍し、ゴルフをメジャースポーツへと押し上げた。
4半世紀にわたりゴルフ界の頂点に君臨し続け、史上最多の18のメジャータイトルを獲得。
1974年に「世界ゴルフ殿堂入り」、1988年には「20世紀最大のゴルファー」に選出された。
1985年には、ニクラウスの愛称「ゴールデン・ベア」に因んだスポーツウェアブランドを展開。
その後、スポーツウェア以外のファッションウェアまで領域を広げて、「品格」「家族愛」「先進性」という3つのコンセプトのもと、上質でリーズナブルなアメリカンカジュアルを提案している。
(公式ブランドサイト)ゴールデンベア Golden Bear
『二匹の竜』紋章のロゴ、McGREGOR(マックレガー)。
マックレガーのロゴ
ブランド創始者であるデビッド・D・ドニガー氏が、その一族から許可を得て命名した。
『二匹の竜(ダブルドラゴン)』ロゴは、グレガー家の紋章である。
ジェームス・ディーンが着用したアンチフリーズジャケット
「フリーザー(冷凍室)の中でも耐えられる」という意味から名づけられたこの防寒用スポーツジャケットは、若者の間で大流行した。
そこで、スコットランド生まれで米国育ちのデビッド・D・ドニガーは、ゴルフソックスや帽子などの輸入業の際に英国伝統のグレガー家のチェック柄、王冠、紋章を商品PRに活用。
そして1921年、それらをブランドのアイコンとした「マックレガー」が誕生した。
時代のニーズをつかんだマックレガーは、米国有数のスポーツウェア&カジュアルウェアブランドに成長していく。
1961年、日綿実業株式会社(現・双日株式会社)がライセンス契約締結、マックレガーが日本に上陸。
カジュアルウェアの概念がなかった当時の日本で、マックレガーは爆発的にヒット。
1965年には双日インフィニティの前身であるニチメン衣料を設立し、ブランドを定着させていった。
現在もアメリカンカジュアルの代表的ブランドとして、歴史と伝統を大切に継承しながらも、トレンドを取り入れることで、洗練されたカジュアルウェアを提供している。
(公式ブランドサイト)McGREGOR - マックレガー
風見鶏のロゴ、ウェザーコック
靴下・ソックス・ブランド ナイガイ
懐かしのロゴブランドをチェックしてみよう。
その当時、少年だった私はゴルフを見てもいなかったので何のブランドなのか知りもせず着用していたが…。
上記に挙げたブランド以外にも、アディダス・ナイキ・プーマなどの純スポーツメーカーのワンポイントロゴが入ったポロシャツや靴下は80年代以降大人気であった。
さらに、フレッドペリーやラルフローレンなどがポロシャツを中心に人気を誇った。
90年代中盤以降になると、アーノルドパーマーやラコステなどは「おっさんくさい」と若者に敬遠される流れも起きてしまったが、2000年以降に起きている'80s、'90sリバイバルの流れに乗って復活を遂げているブランドも多い。
「あれって、廃れたおっさんブランドなんじゃないの?ダサいでしょ。」と決め付けてしまってはもったいない。
今さら、半ズボンにワンポイント刺繍ロゴの白ソックスで街に出たら捕まってしまいそうだが、進化を遂げた懐かしのブランドアイテムを着用してみるのも楽しいのではないかと思う。
ブランドのトレードマークでもあるワニは、ルネ・ラコステの粘り強いプレースタイルからつけられたニックネーム「ワニ」(The Alligator, または Crocodile)に由来している。