志穂美悦子の啖呵と蟹江敬三にシビレっぱなし♥映画「二代目はクリスチャン」
2019年11月4日 更新

志穂美悦子の啖呵と蟹江敬三にシビレっぱなし♥映画「二代目はクリスチャン」

1985年に公開された「二代目はクリスチャン」。ヤクザの跡取りと結婚したシスター・今日子。しかし式で旦那は殺されてしまい、跡目を継ぐことになってしまう。今日子に気に入られようと教会の豚小屋を掃除する跡取りや、洗礼を受けクリスチャンとなった子分たちのドタバタ、敵対するヤクザとの抗争と、最初から最後まで惹きつけられます!筆者の個人的な見どころシーン3選も含めて映画「二代目はクリスチャン」を一緒に振り返りましょう!

23,942 view
前半はコメディタッチでストーリーが進みますが後半は、ヤクザの抗争を交えた怒涛の展開に。
一番の見どころは蟹江敬三が主役の志穂美悦子を完全にくう勢い!の磯村が怒り嘆くシーン。
磯村の生きざまと死にざまが強烈にカッコイイ!
子供の頃は、そのビジュアルから蟹江の良さがイマイチわからず(失礼?)早々に岩城晃一が死んでしまいガッカリしました(だって、岩城滉一に対して柄本明と蟹江敬三ですよ?…失礼?)が、あらためて観直してみても、後半今日子が黒沼会に仇討ちに行くのを決意するまでの蟹江敬三の迫力のある演技が、この映画の一番の見どころだと思います。

私的、見どころ3選

①蟹江敬三の魅力全開!

クリスチャン on Pinterest (1775750)

シリアスなシーンからコメディまで最初から最後まで惹きつけられました!
教会のバザーでお芝居に出演する子分たち。蟹江敬三の棒読...

教会のバザーでお芝居に出演する子分たち。蟹江敬三の棒読み、吹き出しました!

via けん
女装姿!しかも赤い下着姿!!

女装姿!しかも赤い下着姿!!

神代をひっかける為、今日子のフリをしてベッドに入る磯村。めちゃめちゃ化粧の濃い蟹江敬三の女装姿も必見です!
via けん
ちなみに、本物(今日子)はピンクのランジェリー♡

ちなみに、本物(今日子)はピンクのランジェリー♡

via けん

②俳優?!松本竜介

天竜組の中で唯一生き残り、今日子と黒沼会へカチコミに行...

天竜組の中で唯一生き残り、今日子と黒沼会へカチコミに行った次郎を演じました。

この頃、紳助も竜介も別々に映画やドラマによく出ていました。2人共ヤクザ、チンピラ役が多かったですが、この作品では、どうしても紳助にオサレ気味だった竜介がイイ味出してましたよね!
松本竜介(まつもと りゅうすけ、本名:松本 稔(まつもと みのる)、1956年4月6日 - 2006年4月1日)
ツッコミ、合いの手担当。元々は花月劇場の進行役。解散後は事業家へ転向したものの借金を抱え、自己破産を申し立てた。2006年4月1日に脳幹出血の為、49歳という若さで逝去。
Amazon | 紳竜の研究 [DVD] -お笑い・バラエティ (1775818)

スーツ姿で漫才をするコンビが多い中、リーゼントにツナギでキメて繰り出す「不良ネタ」は、「ツッパリ漫才」と言われて人気がありました。同じ系統では「春やすこ・けいこ」なんかも毒舌で面白かったですよね!

【80s】 懐いお笑い 紳助 竜介 伝説の漫才

③悪いOLだった小柳みゆき

神代と一緒に晴彦と今日子の結婚式に出席するシーン

神代と一緒に晴彦と今日子の結婚式に出席するシーン

via けん
欽ちゃんの番組から人気者になった小柳みゆきは、「二代目はクリスチャン」では神代の親が勝手に決めた結婚相手「とみこ」を演じています。1977年の高校卒業と同時に欽ちゃん主催の「欽ドン劇団」に入り、その後、欽ちゃんの付き人だったそうです。

「よせなべトリオ」

75 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • txn 2019/12/28 12:55

    志穂美さんとかたせさん
    あの12チャンネルのメジャー時代劇
    「大江戸捜査網」で隠密同心でした

    すべてのコメントを見る (1)

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【コレがコレなもんで!】古き良き時代の撮影所が舞台「蒲田行進曲」

【コレがコレなもんで!】古き良き時代の撮影所が舞台「蒲田行進曲」

1982年公開のつかこうへい原作の「蒲田行進曲」。撮影所を舞台に落ち目だけれど気持ちは大スターの銀ちゃんと大部屋俳優のヤス、そこに銀ちゃんの子を妊娠した小雪の物語。クライマックスの「階段落ち」や「コレがコレなもんで」の名言(迷言?)、各賞を総ナメにした「蒲田行進曲」は、現在も語り継がれる昭和の名作です。
けん | 16,348 view
思い出の「昭和有名人伝記マンガ劇場」第2回:永遠の女ドラゴン「志穂美悦子物語」!

思い出の「昭和有名人伝記マンガ劇場」第2回:永遠の女ドラゴン「志穂美悦子物語」!

昭和の人気タレント・スポーツ選手や、漫画家・政治家たちの伝記マンガを紹介する、この連載企画。第2回目に紹介するのは、ミドルエッジ世代にとっての「俺達が蹴られたい女優No,1」である彼女。そう、永遠の女ドラゴンこと我らの悦っちゃん、「志穂美悦子物語」だ!
滝口アキラ | 8,802 view
名優達の無茶苦茶な美学の押し付け合いが見もの【熱海殺人事件】

名優達の無茶苦茶な美学の押し付け合いが見もの【熱海殺人事件】

つかこうへい原作・脚本、1986年公開の「熱海殺人事件」は現在でも人気のある舞台の映画化です。クセのありすぎる主人公「二階堂伝兵衛は仲代達也が演じます。舞台では伝兵衛を演じている風間杜夫が富山から赴任してくる熊田を演じるというキャスティングも見どころでした!愛すべき変わり者すぎるキャラクターたちの名(迷)言と共に振り返ります。
けん | 8,215 view
【1985年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

【1985年の洋楽】なぜこんなことに・・・原題と違いすぎる不思議な邦題7選!

洋楽の邦題というと、最近は原題をそのままカタカナにすることがほとんどですが、1980年代は日本語を使って新たな邦題を作るのが一種の慣例でした。中には、原題と違いすぎて不可解なものもあり、アーティストから苦情があったことも!? 今回は、約40年前の1985年の洋楽の中から、原題と異なる邦題7選をご紹介します。
izaiza347 | 304 view
【中田良弘】負けない男!?  足掛け4年で18連勝!1985年のリーグ優勝にも貢献!

【中田良弘】負けない男!? 足掛け4年で18連勝!1985年のリーグ優勝にも貢献!

阪神タイガースが21年ぶりの優勝を成し遂げた1985年。チーム最多勝のゲイル13勝に続く、12勝を挙げた投手をご存知でしょうか。それが "右の中田" こと、中田良弘投手。しかも、1981年からの足掛け4年で18連勝を達成していました。今日では、テレビ、スポーツ紙でおなじみの野球解説者です。18連勝の足跡を振り返ります。
izaiza347 | 208 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト