ストーリー
via matome.naver.jp
今日子は六甲山にある聖サフラン教会のシスターである。ひょんなことからヤクザの跡取・晴彦と結婚するが、式場で晴彦が殺されてしまい、替わりに二代目を襲名しなければならなくなってしまう。やがて神戸の利権紛争に巻き込まれる羽目になる…。
六甲山にある聖サフラン教会のシスターである今日子がオルガンで賛美歌を演奏している。天竜組の二代目の天竜晴彦はヤクザでありながら、その端正な美しさから今日子に惚れ抜いており、子分にクリスチャンの洗礼を受けさせてしまった。また晴彦同様、今日子に恋心を寄せる刑事の神代は、実家が天台宗の寺で、これまた厚いカベが。ところが今日子自身はというと、ある嵐の日に運命的に出会った英二に密かに想いを寄せていた。周囲の人々の思いが交錯する中、今日子の運命は思いがけない方向へ進み始めるのだった。
今日子が本当の「二代目」になるまで
天竜組に対する黒沼会の容赦のない攻撃、嫌がらせが続く。黒沼会は、子分達を殺していくだけでなく、教会で暮らす子供たちにまでその牙をむく。マコトやタエコが知らぬ間に覚醒剤を打たれていた。まっさきに百合が疑われるが、「信じてよ、黒沼に掛け合ってくる!私の言う事なら聞いてくれる」百合の言葉を信じる今日子。
亡くなった子分を教会のベンチに横たわらせる百合。気づくと殴りこみに行く準備をし始める磯村と次郎。百合が帰って車で待とうと言う百合に磯村の堪忍袋のお緒が切れた。
「あの女のどこを信じろってゆうんでっか!!イエス様はもうえーねん!」。「イエス様が今さら何してくれますねん!もう、キリストはんとの付き合いは終わりや」必死に止める今日子にたたみかける。洗礼を受けてからなんにもいい事がなかったと言う磯村を「つつしめ、磯村!」神代がたしなめた。「ワシ等ずーっと、つつしんどりました」
「あの女のどこを信じろってゆうんでっか!!イエス様はもうえーねん!」。「イエス様が今さら何してくれますねん!もう、キリストはんとの付き合いは終わりや」必死に止める今日子にたたみかける。洗礼を受けてからなんにもいい事がなかったと言う磯村を「つつしめ、磯村!」神代がたしなめた。「ワシ等ずーっと、つつしんどりました」
「あんたシスターなんか?ワシ等の二代目なんかどっちでんねん!」詰め寄られても、まだ神に祈る今日子を見て磯村は続ける。
「生まれた時からキリストはんと相性悪ぅおましたんや!次郎は二十歳ギリギリまで少年院で暮らし、退院しても保護司から極道にでもなりなさいってお墨付きもろうた男です。自慢じゃないがワシも中学の時に親父殺してまんねん!散々働かせて野垂れ死んでくオフクロを放ったらかしにして、食うもんなかったらこのネズミ喰えって…気がついたらバット握ってました。キリストさんがしちゃならんって事ばかり選んでしてきたんや!悪は死ぬまで悪のまんまや!」
「生まれた時からキリストはんと相性悪ぅおましたんや!次郎は二十歳ギリギリまで少年院で暮らし、退院しても保護司から極道にでもなりなさいってお墨付きもろうた男です。自慢じゃないがワシも中学の時に親父殺してまんねん!散々働かせて野垂れ死んでくオフクロを放ったらかしにして、食うもんなかったらこのネズミ喰えって…気がついたらバット握ってました。キリストさんがしちゃならんって事ばかり選んでしてきたんや!悪は死ぬまで悪のまんまや!」
じっと聞いていた神代がキレた。「磯村、次郎!子供たち頼むぞ!」神代は外に飛び出し、中を伺っていた黒沼会の連中に発砲する。黒沼会の連中が慌てて逃げ出すと、そこには百合が血を流して倒れていた。今日子が駆けつけると「ごめんね、信じてくれてた?あんたって、キレイだねぇ」百合の最期の言葉だった。
百合が息をひきとった瞬間、教会が爆破される。倒壊した柱の下敷きになりながらも、子供をかばって磯村が倒れていた。「シスター!どこにいますねん!みんな大丈夫でっか!!」悪は死ぬまで悪と言った磯村の死に顔は優しい顔をしていた。
壊れたキリスト像の中から父の日本刀が見つかる。「次郎さん、こうゆう時はいくらなんでも落とし前つけなければいけないんでしょうね。あんまりですもんね。私、頭にきました。」次郎、神代、今日子の三人は土砂降りの雨の中、黒沼会へと向かうが…。
txn 2019/12/28 12:55
志穂美さんとかたせさん
あの12チャンネルのメジャー時代劇
「大江戸捜査網」で隠密同心でした