坂本龍一、中咽頭がんの病状
健康には気を使っていた
40歳を過ぎて目が遠くなってきたので初めて老化を自覚しはじめ、食事管理など、人に説教をするくらいに健康には気を使ってきており、まさかそんな自分ががんになるなんて考えもしなかったそうです。がんになった原因を彼なりに調べてみましたが、それは無数にあって特定はできませんでした。免疫力は高い方がいいけれど、それだけではがんは防げない。そうも語っています。
2015年、インタビューに答える坂本龍一
少し痩せたように感じます
10分ほどの対話中に暑くなったのか、首にかけていたマフラーを外し、何度かお茶でのどを潤したそうです。「今まで大病をしたことがなかった。人一倍健康優良児で、まさかという思いですが、天が与えてくれた充電期間だと思って(休養期間を)大事にしています」と話しました。
中咽頭がん 基礎知識:[がん情報サービス]
反原発貫き放射線治療を拒否しているのは本当なのか?
一般的に咽頭がんの治療は、手術のほか、抗がん剤などが用いられます。坂本龍一がどのような治療法を選択したかは明かされていません。やはり、がんに効果的とされる放射線治療については、反原発運動の先頭にたってきた立場から主治医に拒否する考えを伝えています。
米アカデミー賞やグラミー賞を受賞し「世界のサカモト」「教授」と呼ばれる天才音楽家だが、40年以上前から反原発運動に参加し、反戦、環境保護など多くの社会問題に積極的に取り組んできた“反骨の人”でもある。2年前の脱原発集会では「たかが電気のために、なんで命を危険にさらさなければいけないのか」と呼び掛け、大きな波紋を呼んだ。
人間の生命、生活と比べてどちらが大切なのかという意味で、あえて「たかが電気」と刺激的な言葉で問題提起した“教授”。「反対し続けなければ戦争も原発もなくならない」という信念のもと、放射線治療まで拒否する不屈の闘病は、国内外に強烈なメッセージを発信することになりそうだ。
本人は否定しています。
「咽頭がんだけど反原発だから放射線治療は受けない」と一部メディアが報じたことに対し、坂本龍一が 「ああいう芸能記事を真に受ける人いるの?」 と呆れ顔で否定したらしいんだけど、そんなことより、「坂本龍一なら言いそう」と思われてることを問題視すべきだと思います。
— 超・深爪 (@kiloqeduvys) November 25, 2016
坂本龍一さんが放射線治療でガンを克服しようとしてる事が、なぜ世間で嘲笑の対象になってるのかマジで分からない。
— ねむりねこ狂四郎 (@nemurineko4989) September 25, 2015
ご本人が反原発派である事と、リスキーな治療法を受けたがらない事に因果関係は無いと思うんですけど…
経過は良好で、今ではベジタリアンになっているとか
坂本龍一 復帰を語る がん闘病から今思うこと https://t.co/tyYOzpJGZS
— 行松陽介 (@yukimatsuyousuk) September 13, 2016
しかしその後、のどの異物感が増してきたのでニューヨークの専門医で検査してみたら、中咽頭がんだと宣告され、健康には人一倍気を使ってきたのでかなりのショックを受けたそうです。