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、『JUNON』1992年4月号のインタビューで「みんなが忘れがちな大事な事、失われつつある物事の本質を大事にしていこう」「大事な事をメッセージできるバンドにしたい」「本来人間って信じ合う事だと思う。そのへんのことをひとつひとつ大事にしたい。」「その思いと好きなオールマン・ブラザーズ・バンドをくっつけて『大事MANブラザーズバンド』になった」などと語っていた。後年になって立川は、これらの発言はすべて事務所に無理やり言わされていたということを公表した[
しくじり先生ではこのように赤裸々に過去を語って一時ツイッターでもトレンド入りするなど大きな話題にんりました。
このような発言を番組では繰り返していましたが、「神様は手を抜かない」の歌詞を読んでみると「何が大事かわからない」ということではなかったようです。
アンサーソングを出した時の思い
アンサーソングの話をもらった当時のことを立川さんはこのように振り返っています。
25年間の音楽人生の中で、大半の時間、僕は自分の「業」というものを間違えていたように思います。
人間は常に変化し続ける有機体だからこそ、そこにある真の人間たらしめる「業」に忠実でなければならなかったのかもしれません。
これからは、自覚的に把握していたはずの自分の「役割」というものに恭順の意を示し、このアルバムを契機に「原点回帰」して、真の意味で面目躍如を果たすべく、己の業を常に意識しながら精進して参りたいと思います。
立川さんはこのアルバムを機に自分の役割を再認識し、再び自分らしく生きることを誓ったのかもしれません。
今回の記事を振り返って
今回立川俊之さんのアンサーソング「神様は手を抜かない」の歌を聞いて、立川さんにも人知れず苦労があったのだなあ、と感じました。一度頂点を見た人間にしかわからないこともあるでしょう。この歌は新たな立川さんを知ることが出来る等身大の歌でした。