主題歌を歌った堀内孝雄はギネス記録に!
エンディング曲には初期シリーズより、歌手・堀内孝雄が担当。
堀内自身の代表作となる第一シリーズの『ガキの頃のように』、 第三シリーズの『恋唄綴り』、第六シリーズの『影法師』は大ヒット作となった。
また各シリーズごとに必ずドラマにゲスト出演を しているのが恒例でもあった。
オープニングテーマは変わらないが、エンディング曲は、堀内孝雄のその年の新曲を使うスタイルをとっている(これはプロデューサーの意向だったことが堀内孝雄のCDブックレットに掲載されている)。
また堀内孝雄は「連続年主題歌記録」でギネスブックに認定された。
都会の天使たち / 堀内孝雄・桂銀淑 - YouTube
桂銀淑が覚醒剤所持で逮捕された影響で、未だに日本で活動出来ない為に現在デュエットは出来ていません。
堀内孝雄はNHK紅白歌合戦で、これらの主題歌を持ち歌として歌っており、ギネス認定された2003年の歌唱中には藤田まことが安浦刑事の衣装で登場し、最後には堀内の決めゼリフの「サンキュー」も叫んでいる。
安浦を支えた同僚達
川辺 刑事課長
演 - 島田順司 刑事課長。階級は警部。
最初期はまともな人物として描かれていたが、年月を経て、上司にはへつらい、部下には辛く当たるといった、典型的な中間管理職のイメージそのもののキャラクターに変貌。大変な恐妻家でもある。
しかし、人情には厚い。そのためドラマの登場人物の中でも人気が高かった。
眼鏡は後にかけ始めたもので、下にずれている事が多い。安浦刑事とはしばしば意見が合わないが、実は横溝署長同様に良き理解者でもある。
毎回事件が起こると単純な推理を披露し、安浦刑事ら課の面々と方針が対立する。その際の安浦刑事の横溝への意見具申に「おいおい、やっさんやっさん」と常に口をはさむが、刑事課の誰もが川辺課長の言うことを聞かず、横溝署長も安浦刑事の肩を持つため、いつも結局は「署長の仰る通りで。頼むよ、やっさん」となり、安浦刑事の推理が正しかったことに気付かされる。
田崎 巡査
演 - 岡本麗 階級は巡査。
「女安浦」の異名を持ち、安浦刑事の捜査活動を陰で支え続けた女性巡査。異性関係が希薄らしく、よくからかわれるが、ストーカー被害にあう場面もある。
安浦に気があり、片桐由美をライバル視する場面もあるが、後によき女友達となる。
第8シリーズで他署に異動し、その後も何回かゲスト出演するが、第10シリーズ第1話で森村の後任婦警が辞職したため山手中央署刑事課に再配属される。
その後、2005年の年末スペシャルで退職し、ホームヘルパーの認定を取得して老人ホーム勤務に。
殉職した須藤刑事の息子、健太を養子として育てることに専念する。
里見 巡査
演 - ぼんちおさむ(第1シリーズ - 第16シリーズ(1988年 - 2003年)、第18シリーズ第6話、2007年スペシャル) 階級は巡査。関西出身。
実家は仏教寺院であるためこのような名前をつけられた。
自動車運転技能は刑事課では随一。
初期では青ジャンパー+手袋というラフな服装が多く、言葉遣いも関西弁ではなく標準語。
第16シリーズ最終話で家族との時間を大切にしようと、警視庁捜査一課への栄転話を蹴り退職し、タクシードライバーとなる。
ちなみに苗字の里見は、本人のザ・ぼんちにおける相方・里見まさとの姓に由来する。
最終回で「さくら」のママとの関係にも決着!
安浦刑事行きつけの高級バー「さくら」のママ。
安浦の私生活での一番の理解者であり、安浦にとってかけがえのない女性(初期では衣裳や髪型は統一されておらず、第1シリーズでは横溝とも関係があったが後に切れた模様)。
安浦の要請でエリやユカの相談相手にもよくなっており、彼女らにも母親候補として認められている。
必ず番組の最後の5分間、もしくは中盤の5分間に登場。
シリーズを通して安浦とプロポーズまがいの言動をしたりしあったりするが、その都度はぐらかしたりはぐらかされたりする。
2009年の最終回スペシャルで安浦刑事からプロポーズ(安浦の母親の墓参りへの同伴を申し込み)される。
年に半年間、計20年以上も続いた長寿ドラマでした。
交互に放送していた「さすらい刑事旅情編」も好きで、1年を通してこのドラマ枠をかなりの回数観ていたのが懐かしいです。
発売元:(株)アップフロントワークス