そもそも「MADARA」とは?
『魍魎戦記MADARA』(もうりょうせんきまだら)は、MADARA PROJECTによる漫画。1987年からゲーム雑誌『マル勝ファミコン』に連載された。魍魎戦記MADARAシリーズの第1作目であり、続編と区別するために『摩陀羅壱』とも呼ばれる。小説・コンピュータRPG・OVA・ラジオドラマ等へ幅広く展開した、メディアミックスの先駆け的作品である。MADARA PROJECTとはシリーズの制作者集団を指し、連載当時は原作の大塚英志、作画の田島昭宇、世界設定担当の阿賀伸宏(当時は工画堂スタジオ所属)の3人であった。
そもそも漫画原作であることはよくある話なのですが、この「MADARA」シリーズがすごいところは、
「
この摩陀羅壱と呼ばれる漫画を始まりとし、色々なメディアへと展開していき、
著者もメディアもバラバラでそれぞれ独自の設定が用いられるのに、
「登場人物が転生して全て繋がっている」という包括した内容にしている
」
ところです。
そしてこのスーパーファミコン用ソフトである「魍魎戦記MADARA2」もその例に漏れず、時代背景は全く違うものの、かつて存在したマダラ達の生まれ変わりであろう戦士たちが登場し、宿敵ミロク帝へ戦いを挑む、というものです。
「
この摩陀羅壱と呼ばれる漫画を始まりとし、色々なメディアへと展開していき、
著者もメディアもバラバラでそれぞれ独自の設定が用いられるのに、
「登場人物が転生して全て繋がっている」という包括した内容にしている
」
ところです。
そしてこのスーパーファミコン用ソフトである「魍魎戦記MADARA2」もその例に漏れず、時代背景は全く違うものの、かつて存在したマダラ達の生まれ変わりであろう戦士たちが登場し、宿敵ミロク帝へ戦いを挑む、というものです。
SFC用ソフト「魍魎戦記MADARA2」
via rrpg.info
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 スーパーファミコン
メディア 12MbitROMカートリッジ
発売・開発元 コナミ
発売日 1993年7月16日
定価 9,800円
ゲーム自体はよくあるロールプレイングゲームです。ほぼ全編がファンタジー風のマップですが、雰囲気が原作をイメージしてる為に若干暗めです。
戦闘は、斜め上から見たサイドビュータイプ。コマンドは入れられるものの、基本はオートで、素早い順にキャラクターが素早く動いて敵に近付き攻撃をする、といった感じです。
戦闘のテンポがとても速く、サクサクと進む感じで、よくあるレベル上げが面倒、という印象もなく快適なイメージがあります。
※もちろんロールプレイングゲームである以上、レベルが足りないと苦戦するのは当然ですが。
仲間になるキャラクターの数も10人弱と意外に多く、パーティーから離れたり加わったりするキャラもいますが、中盤はマップの自由度が増し、進められるイベントの順番もプレイヤー次第となるのも面白いです。
戦闘は、斜め上から見たサイドビュータイプ。コマンドは入れられるものの、基本はオートで、素早い順にキャラクターが素早く動いて敵に近付き攻撃をする、といった感じです。
戦闘のテンポがとても速く、サクサクと進む感じで、よくあるレベル上げが面倒、という印象もなく快適なイメージがあります。
※もちろんロールプレイングゲームである以上、レベルが足りないと苦戦するのは当然ですが。
仲間になるキャラクターの数も10人弱と意外に多く、パーティーから離れたり加わったりするキャラもいますが、中盤はマップの自由度が増し、進められるイベントの順番もプレイヤー次第となるのも面白いです。
好感が持てる主人公で評判が良い
via www.amazon.co.jp
ストーリー
現代…東京近郊のとある町に住む主人公・神代斑は、幼なじみで遠縁の従姉妹でもある妹背すばるに、地元の幽霊屋敷探索に付き合わされる。その探索の中で、自身とすばるがマダラとキリンの子孫であること、マダラたちが滅ぼしたミロク帝がいずれ復活すること、そして自身の、世界に散らばる勇者たちを集めミロク帝と戦うという宿命を知る。その日のうちには、自分には関係のない話だと聞き流した斑だが、しかしその翌日、ミロク帝の手先である魍鬼たちにすばるが生贄として攫われてしまう。すばるをさらった魍鬼を倒した斑は、地元の神社にてマダラ、ミロクと同じ運命の輪の中にあるというサクヤ姫と出会う。サクヤ姫より改めて自分の宿命、すばるが異世界にいることを聞いた斑は、すばるを助けるために異世界を旅して勇者たちを集め、ミロク帝と戦うことを決心し、異世界へと旅立つ。
上記ストーリーからして、王道のような感じがしますよね。
途中で主人公の感情がぶれることもなく、ヒロインのすばるを探して旅をするという目的も忘れず、途中の街のトラブル(主に怪物に襲われてたり、が多い)も解決していき・・・と、正に正統派主人公の鏡なのです。
途中で加わる仲間たちも、「MADARA」シリーズを知っていると、ニヤッとさせられるキャラクターが多く、思わず「あ!こいつは原作でも強いから入れよう!」となったことは言わずもがな、です。
上記ストーリーの通り、序盤は現代での街の移動がメインです。一軒家が立っていたり、学校があったり、一般の人が歩いていたり・・・そして物語に絡んでくる幽霊屋敷や神社。
そしてオープニングとも呼べる一連のイベントが終わり、ようやく異世界へと旅立つのです。
途中で主人公の感情がぶれることもなく、ヒロインのすばるを探して旅をするという目的も忘れず、途中の街のトラブル(主に怪物に襲われてたり、が多い)も解決していき・・・と、正に正統派主人公の鏡なのです。
途中で加わる仲間たちも、「MADARA」シリーズを知っていると、ニヤッとさせられるキャラクターが多く、思わず「あ!こいつは原作でも強いから入れよう!」となったことは言わずもがな、です。
上記ストーリーの通り、序盤は現代での街の移動がメインです。一軒家が立っていたり、学校があったり、一般の人が歩いていたり・・・そして物語に絡んでくる幽霊屋敷や神社。
そしてオープニングとも呼べる一連のイベントが終わり、ようやく異世界へと旅立つのです。
via www26.atwiki.jp
上記パッケージイラストより、中央左の少年が主人公の「神代斑」、中央右の少女がヒロインの「妹背すばる」です。
二人は、後ろに移っている右側の顔「マダラ」、左側の顔「キリン」の子孫である設定です。
原作(と呼ぶのは若干語弊がありますが)の「摩陀羅壱」では、マダラとキリンは結ばれることなく転生していくお話ですので、二人の子孫という事で、「MADARA」シリーズファンにはちょっと嬉しい話ですね。
二人は、後ろに移っている右側の顔「マダラ」、左側の顔「キリン」の子孫である設定です。
原作(と呼ぶのは若干語弊がありますが)の「摩陀羅壱」では、マダラとキリンは結ばれることなく転生していくお話ですので、二人の子孫という事で、「MADARA」シリーズファンにはちょっと嬉しい話ですね。
当時のCMがとても印象的でした
魍魎戦記MADARA2 SFC CM - YouTube
好きなCMなのですが曲はアップされていてもCM自体がアップされていないのでアップしてみました。
via www.youtube.com
この動画を見て頂ければわかるとおり、闇夜で燃える家、剣を持った人物、寂しそうな歌と、明るい雰囲気はまったく感じさせないCMで、当時はすごく不思議な印象を受けたのを覚えています。
数あるスーパーファミコンのソフトでも、9,800円という比較的高い値段で、これを買おうと思うのは、ひとえにこの不思議な雰囲気に惹かれたからだと思います。
後年、この歌を歌っているのが、声優としても有名な國府田マリ子さんであることを知りました。
数あるスーパーファミコンのソフトでも、9,800円という比較的高い値段で、これを買おうと思うのは、ひとえにこの不思議な雰囲気に惹かれたからだと思います。
後年、この歌を歌っているのが、声優としても有名な國府田マリ子さんであることを知りました。
魍魎戦記MADARA2 CMソング 「Lights ~遥かなる旅立ち~」國府田マリ子 - YouTube
【高音質 Full size】 スーパーファミコン用ゲームソフト「魍魎戦記MADARA 2」(1993) CMソング Lights ~遥かなる旅立ち~ - 國府田マリ子
via www.youtube.com