ミッドシップとは
ミッドシップ
ミッドシップ(Mid-Ship )とは自動車におけるエンジンの搭載法の1つで、船体中心という言葉が示す通りエンジンを車体の中心付近に配置する構造のことである。「ミドシップ」「ミッドエンジン」とも言われる。
via ja.wikipedia.org
スポーツモデルとして意識的にリアミッドシップレイアウトを採用した日本初の量産市販車は1984年発売の初代トヨタ・MR2(AW10系)である。
バブル期には数種類のミッドシップ車が発売された。1989年の2代目MR2(SW20型)。1990年のホンダ・NSX。1991年のホンダ・ビート。1992年のマツダ・オートザムAZ-1(およびそのOEMのスズキ・キャラ)である。しかし、デートカーとしては室内が狭く(背後に喧しいエンジンがあるミッドシップ車はそもそもデートカーではないとも言える)後年はRV(ワゴン)ブームにも押され、その多くが販売台数を稼げないまま発売・製造を中止した。国産のミッドシップスポーツカーは2007年のトヨタ・MR-Sの製造終了以降は光岡・オロチのみであったが、これも2014年に製造終了したため、2015年のホンダ・S660の発売まで国産のミッドシップスポーツカーが途絶える事になった。またMR2・MR-S・NSXとも、生産分のほとんどは海外向け(輸出仕様)だった。
日本車、初のミッドシップ車 トヨタ・MR2(AW11型)(1984年-1989年)
MR2(AW11型)
1983年の東京モーターショーで発表された試作車SV-3をもとに、リアスポイラーの形状変更、デジタルメーター、Tバールーフの非装備など若干の仕様変更の後、1984年6月に市販された。製造はセントラル自動車(相模原市の旧工場。現在のトヨタ自動車東日本宮城大衡工場)。1984年度の日本カーオブザイヤー受賞車である。
via ja.wikipedia.org
「Midship Runabout 2seater」ミッドシップ・ランアバウト(ラナバウト)・2シーター(ツーシーター)の頭文字から創作された造語。エムアールツーと読む。
年式や形式を問わず、正式名称はMR2。webショップの用品ページをはじめ、専門雑誌の広告などといった印刷物においてもMR-2と誤った記述が散見されるが、ハイフン(-)は不要。
1986年にはビッグマイナーチェンジを行い、内外装がブラッシュアップされ、スーパーチャージャーやTバールーフの装備車が設定された(通称後期型)。
via www.ps-car.com
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via www.bs4.jp
2代目 トヨタ・MR2 (SW20型) (1989年-1999年)
MR2 (SW20型)
AW11型のMR2はカローラ/スプリンターベースであるのに対し、W20型はセリカ/コロナ/カリーナベースとなった。エンジンもセリカと同じ直列4気筒の2000ccにターボチャージャーを追加した3S-GTE型と、そのノンターボ版となるスポーツツインカムの3S-GE型が搭載された。
出典 トヨタ・MR2 - Wikipedia
出典 トヨタ・MR2 - Wikipedia
ステアリング連動フォグランプ
また当時世界初の試みとして、ステアリングの切れ角に応じて光軸が左右に可動する、ステアリング連動フォグランプ(黄色)も話題となった。
出典 トヨタ・MR2 - Wikipedia
出典 トヨタ・MR2 - Wikipedia