天邪鬼なバンド!?GRAPEVINEのデビューから現在までを振り返る!
2020年10月13日 更新

天邪鬼なバンド!?GRAPEVINEのデビューから現在までを振り返る!

1997年のデビューからコンスタントにファンに音楽を届け続け、今年で23年目を迎えたGRAPEVINE。デビューから現在までの活動を振り返りました!

783 view
バンドのメジャーデビュー15周年を記念して2012年に「Best of GRAPEVINE 1997-2012」をリリース。
「Best of GRAPEVINE 1997-201...

「Best of GRAPEVINE 1997-2012」GRAPEVINE

アルバムの選曲はファン投票の結果を参考に行われ、30曲を収録。
ファン投票は、発売当時の最新シングル「風の歌」までの、両A面を含む全29曲のシングルから3曲を選んで投票する「ビギナーズ・コース」と、バンドの全オリジナル作品から5曲を選んで投票する「マスターズ・コース」の2つに分けて行われました。

★投票結果★
第1位:光について(5枚目シングル)
第2位:望みの彼方(「スロウ」カップリング・4枚目シングルアルバム「Lifetime」収録)
第3位:Everyman,everywhere(2枚目ミニアルバム「Everyman,everywhere」収録)
第4位:スロウ(4枚目シングル)
第5位:アナザーワールド(5枚目アルバム「another sky」収録)
第6位:Glare(9枚目アルバム「Sing」収録)
第7位:Our Song(9枚目シングル)
第8位:君を待つ間(2枚目シングル)
第9位:豚の皿(6枚目アルバム「イデアの水槽」収録)
第10位:白日(3枚目シングル)

「Lifetime」再現ツアー「IN A LIFETIME」開催

2枚目のアルバム「Lifetime」発売15周年の2014年5月には、「Lifetime」を完全再現したツアー「IN A LIFETIME」を行いました。アルバムの1曲目から収録順に通りに楽曲を披露。

東京・SHIBUYA-AXのMCでは、田中がツアーパンフレットに元メンバーの西原のインタビューが掲載されていること、さらに本人が来場していることを明かしています。

2年後の2016年には、同期デビューであるTRICERATOPSと対バンツアー「IN A LIFETIME 2016 presents GRAPEVINE×TRICERATOPS GRAPEVINE performs“退屈の花” TRICERATOPS performs“TRICERATOPS”(1st Album)」を開催。

それぞれ1枚目のアルバム「退屈の花」(GRAPEVINE)、「TRICERATOPS」(TRICERATOPS)を再現し、長年のファンを大いに沸かせました。
「退屈の花」GRAPEVINE

「退屈の花」GRAPEVINE

「TRICERATOPS」TRICERATOPS

「TRICERATOPS」TRICERATOPS

デビュー20周年もいつも通り

デビュー20周年の2017年には、アルバム「ROADSIDE PROPHET」をリリース、全国ツアー「GRAPEVINE tour 2017」&対バンツアー「GRAPEVINE GRUESOME TWOSOME」を開催。

特にアニバーサリーイヤーにちなんだ派手な企画等もなく、例年通りの活動で終わるところがGRAPEVINEらしいですね。

アルバムも特に20周年を意識して作ったものではないそうですが、シングル曲としてリリースした「Arma」だけは田中が20周年を意識して歌詞を書いたそうです。

GRAPEVINE - Arma(Official Music Video)

最新アルバム「ALL THE LIGHT」

2019年にリリースした最新アルバム「ALL THE LIGHT」ではホッピー神山をプロデューサーに迎え、またこれまでとは違ったアイデア溢れる1枚になっています。

田中がこのアルバムに寄せたコメントも彼らしいものでした。
聴いた人を幸せにしたいわけでもなければ、
勇気づけたいわけでもない。
重要なのは、音楽を聴いたすべての人が直面するであろう、或いはしているであろう、
現実という名の「光」なのだ。
「ALL THE LIGHT」GRAPEVINE

「ALL THE LIGHT」GRAPEVINE

GRAPEVINE - すべてのありふれた光 (Official Music Video)

これからのGRAPEVINEは?

デビューから現在まで、シングル28枚、アルバム(ミニ、ベスト、シングル集などを含む)22枚をリリース、ソロツアーもほぼ毎年おこなわれ、大型フェスやライブイベントにも出演と精力的に活動を続けているGRAPEVINE。

けがが理由のメンバー脱退以外はメンバーの脱退&変更もなく、活動休止をすることもなく、20年以上コンスタントにアルバムをリリースし、ツアーをまわるモチベーションを保つのは普通に考えると容易ではないでしょう。

20年以上バンドを続けている理由について、田中はこうコメントしています。
バンドを転がし続けていくのは非常に楽しいです。レコーディングも、音源を引っ提げてライブするのも。これが他のバンドであれば、仮にバンドを続けてくことがストレスになった時には、活動を休止をして、ソロ活動をやったり、新しいバンドやユニットを作ったりするのが一般的ですよね。でも僕にはそういうモチベーションはないんですよね。つまり、このバンドで続けることに意味があると感じているんです。
「できることはまだまだある」「もっと独特のバンドになりたい」とまだまだバンドを面白くしていきたいと考えているGRAPEVINE。
コロナ禍で延期になっていたホールツアーも秋に開催が決定。
これからも彼らの音楽に注目です!
39 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

1997年に解散してしまった!!日本のバンド・グループ・ユニット!!

1997年に解散してしまった!!日本のバンド・グループ・ユニット!!

1997年に解散した日本の芸能グループ、バンド、音楽ユニットを年代順にまとめてみました。何回も解散と再結成を行っているバンドは始めて解散を発表した年を記しています。
ギャング | 16,570 view
4人組バンド『ハートバザール』ボーカルの描きだす歌詞は、深すぎるテーマと攻撃的なフレーズで驚かされた!!

4人組バンド『ハートバザール』ボーカルの描きだす歌詞は、深すぎるテーマと攻撃的なフレーズで驚かされた!!

1997年に結成した「ハートバザール」は、ストレートなメロディーと石井皐月が描き下ろした独特な歌詞を融合させ、強烈なインパクトを与えていた4人組ポップ・バンドです。
星ゾラ | 3,681 view
'97の世代とかスニーカー系と呼ばれたバンド・SUPERCAR(スーパーカー)

'97の世代とかスニーカー系と呼ばれたバンド・SUPERCAR(スーパーカー)

1997年「cream soda」でデビュー。90年代後半、バンドSUPERCAR(スーパーカー)は人気を獲得していく。当初はギターサウンドに重きを置いたバンドだったが、トランスミュージックなどを取り入れるなど柔軟性の光ったバンドでもあった。
ひで語録 | 7,306 view
バンド漫画の金字塔「BECK」の25周年記念!スペシャルプログラム『BECK25周年記念原画展 大阪会場』が開催決定!!

バンド漫画の金字塔「BECK」の25周年記念!スペシャルプログラム『BECK25周年記念原画展 大阪会場』が開催決定!!

マンガ、アニメ、特撮などの人気コンテンツをテーマにした企画展を開催、運営している株式会社クレイジーバンプが、11月16日(土)に梅田ロフトにて行われる『BECK25周年記念原画展 大阪会場』にて、「墓場の画廊」新規オリジナルグッズを販売することを発表しました。
隣人速報 | 69 view
カブキロックス・氏神一番が出演!FM AICHIで新番組「氏神一番・P-Loco日菜の深夜の大立ち廻り」が放送開始!!

カブキロックス・氏神一番が出演!FM AICHIで新番組「氏神一番・P-Loco日菜の深夜の大立ち廻り」が放送開始!!

FM AICHI(株式会社エフエム愛知 名古屋FM80.7MHz / 豊橋FM81.3MHz)にて、10月より毎週水曜26:00~26:30に新番組「氏神一番・P-Loco日菜の深夜の大立ち廻り」が放送されます。
隣人速報 | 85 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト