イチローと何かと比較される天才バッターピート・ローズを振り返る
日本が誇る天才バッター・イチローが世界記録となる安打数4256安打を超え、記録樹立となった際も、日米合算なことなどを批判するなどして、再びフィーチャーされたピート・ローズ。果たして、どんな選手だったのでしょうか?プレイバックしてみました。
ピート・ローズとは?
ピート・エドワード・ローズ・シニア(Peter Edward "Pete" Rose Sr. , 1941年4月14日 - )は、アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ出身の元プロ野球選手およびプロ野球監督。ニックネームは「チャーリー・ハッスル(Charlie Hustle)」。
MLB最多試合出場記録・最多安打記録・200安打最多回数記録などを保持している。監督在任中の野球賭博により、1989年にMLBを永久追放となった。
確かに現役生活23年で、4000本以上の安打を放つとは、平均すれば年間200本は打っている計算。これは確かに凄いですね。
ただ、ピートローズが現役時代である40年前のメジャーリーグと、イチローがオリックスにいた10年前の日本のプロ野球、レベルがどちらが上などと比較できないとおもうのですけどね。
ただ、ピートローズが現役時代である40年前のメジャーリーグと、イチローがオリックスにいた10年前の日本のプロ野球、レベルがどちらが上などと比較できないとおもうのですけどね。
選手としての特徴
スイッチヒッターであるローズの打撃フォームは独特であり、体を大きく屈めてボールを覗き込むように構えるクラウチングスタイルをとり、水平にスイングした。パワーはなかったものの、真芯で捕らえる技術に長け、確かなミートで安打を量産した。足もさほど速くはなかったが、積極的な走塁で二塁打、三塁打を狙った(通算二塁打はメジャー歴代2位)。走塁では本塁のクロスプレーでの捕手への強烈な体当たりや、塁へのヘッドスライディングを良く仕掛けた。特に闘志溢れるヘッドスライディングは現役時代のローズの代名詞だった。
怪我をほとんどせず、24年間の現役生活で故障者リスト入りしたのはわずか2回である。ローズは現役中、セミプロのフットボール選手だった父親の「グラウンドでは100%ではなく120%の力を出さなくてはいけない」という教えを忘れなかったという。
MLB ピート・ローズ 通算4256安打
via youtu.be
ピート・ローズが持っている記録
通算安打:4256(歴代1位)
通算試合:3562(歴代1位)
通算打数:14053(歴代1位)
通算打席数:15861(歴代1位)
通算出塁数:5929(歴代1位)
通算得点:2165(歴代6位)
通算単打:3215(歴代1位)
通算二塁打:746(歴代2位)
通算塁打:5752(歴代7位)
通算アウト回数:10328(歴代1位)
連続試合安打:44(歴代2位)
1試合5安打以上:10(歴代2位)
1試合4安打以上:73(歴代2位)
1試合3安打以上:387(歴代2位)
1試合2安打以上:1225(歴代2位)
シーズン200安打:10(歴代1位タイ)
この輝かしい記録は凄いですね。なかでも、シーズン200安打:10(歴代1位タイ)は光ります。その分、後述する晩節を汚し過ぎてしまっているのが残念でなりません。
日本のCMにも登場
現役時代に、なんと日本のCMにも登場。
マルちゃんの「マルちゃん激めん」というカップラーメンのCM。
今の姿を見ると、激めんというイメージではないですが、当時はスマートですからね。
マルちゃんの「マルちゃん激めん」というカップラーメンのCM。
今の姿を見ると、激めんというイメージではないですが、当時はスマートですからね。
ピート・ローズ 激めんCM Pete Rose Commercial
via youtu.be
野球賭博でMLB追放!
1989年8月24日、監督在任中に野球賭博に関わったとして、メジャーリーグから永久追放処分を受けた。また、それだけではなく、翌年の1990年には脱税の容疑で、実刑判決、懲役5ヶ月、罰金5万ドルの実刑となった。こうやってスター街道から転落してしまう。
via jp.reuters.com
現在の生計は?
MLB追放から30年近く経つが、未だに処分解除とならず、MLBとは直接関与できていない。
そこで、現在は、ショッピングモールなどでサイン会を開き、サインボールなどで生計を立てている。
そこで、現在は、ショッピングモールなどでサイン会を開き、サインボールなどで生計を立てている。