しかし、大変残念なことに、写真をご覧になれば分かる通り、ポケットパワー版ダイターン3では、背中の大きな翼をはばたかせるバックパックが丸ごとオミットされている。他の部分は秀逸なだけに、ここは残念でならなかった。
可動の方は、上半身は先に紹介したアニメスケールと殆ど変わらない。
首と手首、肩の回転、そして肘の関節は見た目ほどは曲がらなくて45度程度。しかし、ポケットパワーの方は、肘関節はしっかり上腕と前腕で別れている。
首と手首、肩の回転、そして肘の関節は見た目ほどは曲がらなくて45度程度。しかし、ポケットパワーの方は、肘関節はしっかり上腕と前腕で別れている。
一方下半身の方は、こちらはダイタンクへの変形ギミック優先で、ロボットとしての関節可動は基本的に取り入れられていない。
腰後面と腿は一体化されているので、前にも開脚にも可動はせず、膝も180度曲がるのだが、これは今も書いたダイタンクへの変形ギミックのためで、なので可動軸も膝の最後面に設けられているので、ポージングに活かせる角度には脚は曲がらない。
なので、ロボット形態として飾る場合は、表情を付けられるのは上半身の腕のみと考えた方が早い仕様である。
腰後面と腿は一体化されているので、前にも開脚にも可動はせず、膝も180度曲がるのだが、これは今も書いたダイタンクへの変形ギミックのためで、なので可動軸も膝の最後面に設けられているので、ポージングに活かせる角度には脚は曲がらない。
なので、ロボット形態として飾る場合は、表情を付けられるのは上半身の腕のみと考えた方が早い仕様である。
さて、そろそろこの辺で、ポケットパワーイデオンで見た悪夢と我々は、対峙しなければいけないだろう。
そう、ロボットプラモとしてプロポーションが良かろうと、可動範囲がどうであろうと、この商品は「ポケットパワー」なのであるから。
そのポケットパワーの神髄と実力を、ここで検証せねばなるまい。
そう、ロボットプラモとしてプロポーションが良かろうと、可動範囲がどうであろうと、この商品は「ポケットパワー」なのであるから。
そのポケットパワーの神髄と実力を、ここで検証せねばなるまい。
今回は、この謎カプセルから、どんな便利グッズが飛び出すのか?
そういえば、四次元ポケットから様々な便利道具を取り出すロボットを描いた漫画界不朽の名作『ドラえもん』が2度目のアニメ化をされたのもダイターン3等と同時期だが、まさかアオシマ的には、スーパーロボットにドラえもん的要素を闇鍋的にぶち込んだのがポケットパワーシリーズであるとか、そんなことはない……よねぇ?
そういえば、四次元ポケットから様々な便利道具を取り出すロボットを描いた漫画界不朽の名作『ドラえもん』が2度目のアニメ化をされたのもダイターン3等と同時期だが、まさかアオシマ的には、スーパーロボットにドラえもん的要素を闇鍋的にぶち込んだのがポケットパワーシリーズであるとか、そんなことはない……よねぇ?
でも、このイラストでは、カプセルではダイターン3の武器、ダイターンザンバーが飛び出てくるけど、実際にカプセルから出てくるのは、もっとすごい代物ばかりだったりするのだ。
当時のこのシリーズを知らない人には、もう既に「このイラスト一枚で、何を理解してどうしろというのか」としか言えない図。
なのでここは一応、筆者が実験体になって、実物でこのカプセル遊びを再現してみせよう。
なのでここは一応、筆者が実験体になって、実物でこのカプセル遊びを再現してみせよう。
いきなり生首ギミックの登場だが、ここでの開閉ギミックがあとあと変形でも役立つあたり、さすがアオシマ(註・褒めてない)
後はまぁ、転がり出てきたカプセルを開けて、一喜一憂(いや、実際には憂しかないんだけど)を味わうというのが、まぁポケットパワーの醍醐味だというのは、既にこの連載の「スペシャルデラックス イデオン」(リンク)を見て頂けた読者の皆さんならご存じだとは思いますが……。
では、やはりここで肝心の「一喜はさせずに一憂しかさせない」カプセルの中身群について、検証をすすめてみたいと思う。
では、やはりここで肝心の「一喜はさせずに一憂しかさせない」カプセルの中身群について、検証をすすめてみたいと思う。