消費者からの苦情を受けたロッテ側は1987年に起訴、翌1988年6月には著作権法違反容疑で当時の社長、専務、印刷部長ら同社役職員7名が書類送検されました。
しかし、同社は同年2月に倒産しており、ロッテは充分な賠償金を得られず、事件も有耶無耶のうちに終わってしまいました。
書類送検が行われた月に総合商社のイトマンから出資を受けて「コスモス新社」が設立され、当時のイトマン常務が社長に就任。なお、このニセシール騒動は、『月刊コロコロコミック』連載の「少年ビックリマンクラブ」(なかのともひこ)でも取り上げられました。
いまとなっては本家ビックリマンよりプレミア価格がついているというドッキリマン
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そういえば若干微妙だった「ひょうきんマンラムネ」なんてのもありました
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コスモスのガチャガチャに見られた特徴
大型のガチャガチャ自動販売機が目立ちましたね
100円タイプはほぼ当りだけであったが50円や20円のタイプは専らスーパーカー消しゴムやキャラクタースタンプ、キャラクター消しゴムなどをそれぞれの単価によって「ハズレ」として使用していた。しかし、中には高価な景品に射幸心を煽られ、「当たり」を得ようとして親の財布から金銭を盗んだり、身の回りの物品で機械を騙そうとする・果ては機械を壊して中身を奪おうとする者まで出て、PTAをはじめ保護者層から問題視する声も度々上がっており、しつけに厳格な家の子供ともなると、これで遊んでいるだけで叱られることすらあった。
同社は人気商品の安価なコピーを作って流行に便乗して収益を伸ばし、最盛期の1983年には従来の手動式カプセル自動販売機と平行して紙箱式自動販売機を投入している。これは幅64cm、奥行き40cm、高さ180cmと、当時の清涼飲料水の自動販売機と同じくらいの大きさであり、その販売を行なう機構は米国のタバコ自販機を模した物で、所定コインが機構内に入ることで可能となるレバー操作によって、内部にランダムにストックされた商品が一個ずつ受け取り口に落下するように作られていた半手動式とでも呼べる構造であったほか、大きな押しボタン(これも押し込むことでレバー操作に相当する機構が動作する)のものも登場している。
引用:wikipedia
栃木県と群馬県東部には購入可能なコスモス自動販売機がいくつか残っているようです。