宇宙人ゾーフィは力はないが頭は良い。ゼットンをあやつって大暴れする。
当時は家庭用ビデオ等の普及が十分じゃなかったので、放送を見た記憶や他の人からの見聞きだけで雑誌が作られていました。
そのため現代では信じられないような誤情報が流されてしまっていたのです。
60年代から70年代はメディアの情報の精度が低く、こういうこともデマが広がりやすかった原因でしょう。
そのため現代では信じられないような誤情報が流されてしまっていたのです。
60年代から70年代はメディアの情報の精度が低く、こういうこともデマが広がりやすかった原因でしょう。
via pbs.twimg.com
ゾフィーの解説は徐々に訂正されていくが、イラストはあいかわらず適当・・・
60年代から70年代前半頃はビデオ映像はおろか、写真資料もロクにない時代。
記憶に基づいてイラストが書かれると、こうなってしまうのは、しかたがない。
記憶に基づいてイラストが書かれると、こうなってしまうのは、しかたがない。
小学2年生8月号に、(発売は7月)、ウルトラマンの兄ゾフィーが誌面で紹介されます。憶測のイラストなので間違いが多い。
帰ってきたウルトラマンが放送を開始した1971年。
小学2年生8月号に、(発売は7月)、ウルトラマンの兄ゾフィーが誌面で紹介されます。
体のラインと、胸のブレスター(当時の呼称)の位置が異なります。
情報不足、ビデオが無い時代なので、憶測のイラストでした。
小学2年生8月号に、(発売は7月)、ウルトラマンの兄ゾフィーが誌面で紹介されます。
体のラインと、胸のブレスター(当時の呼称)の位置が異なります。
情報不足、ビデオが無い時代なので、憶測のイラストでした。
ゾフィーは「ゼットンに負けたウルトラマンを迎えにきたウルトラマンの兄」。ゾフィーが走って助けに来る・・・
小学2年生9月号付録 ウルトラ怪獣じてん
ゾフィーって誰?という幼年層の読者の問いの答えです。
「ゼットンに負けたウルトラマンを迎えにきたウルトラマンの兄」でした。
まだこのイラストではブレスターの位置が違います。
ゾフィーって誰?という幼年層の読者の問いの答えです。
「ゼットンに負けたウルトラマンを迎えにきたウルトラマンの兄」でした。
まだこのイラストではブレスターの位置が違います。
カラータイマがゼットンに叩き割られるシーンは残酷すぎるとしてカットされた
(上)ゼットンに光線技で倒されたウルトラマンのカラータイマーは、外見上は無傷。
(下)ところが赤い玉の中では、カラータイマーは物理的に割れている。
これは倒れたウルトラマンのカラータイマーをゼットンが叩き割る場面が、残酷すぎるとカットされたため。
(下)ところが赤い玉の中では、カラータイマーは物理的に割れている。
これは倒れたウルトラマンのカラータイマーをゼットンが叩き割る場面が、残酷すぎるとカットされたため。
via ameblo.jp
実物と絵がぜんぜん違うウルトラ怪獣(当時本編写真がなくイラスト対応)
ジェロニモン
ジェロニモンは本編撮影時に講談社・円谷プロともにスチールを撮り逃しています。
アトラク仕様に改修後の写真がごく一部で使用された例はありますが、当時の紙媒体のほとんどがジェロニモンの写真を掲載できていない状態でした。小学館も例に漏れず、1971年度初期まではイラストで対応しています。
アトラク仕様に改修後の写真がごく一部で使用された例はありますが、当時の紙媒体のほとんどがジェロニモンの写真を掲載できていない状態でした。小学館も例に漏れず、1971年度初期まではイラストで対応しています。
そのため、誤った推理からゼットンを操る宇宙人=ゾフィーになってしまった。
身長が2メートルあるのに体重が50キロというのもガリガリに痩せすぎですよね。
(講談社の雑誌「ぼくら」と「少年マガジン」に掲載されたウルトラマンの記事をまとめた「ウルトラマン画報」より)