原作完全無視の本格三國志RPG!「天地を喰らうII 諸葛孔明伝」を紹介!
2017年1月20日 更新

原作完全無視の本格三國志RPG!「天地を喰らうII 諸葛孔明伝」を紹介!

三國志のゲームといえばシミュレーションゲームが主流だった時代、「天地を喰らうII 諸葛孔明伝」は本格的なRPGとして登場した。本宮ひろ志さんの漫画「天地を喰らう」をタイトル名としていながら、原作とは全く違うストーリーが展開されていく。

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三國志を題材にした本格的RPG

【FC】天地を喰らう2 諸葛孔明伝【OP】

今日紹介するのは、1991年にカプコンから発売されたファミコンソフト「天地を喰らうII 諸葛孔明伝」だ。
このソフトに懐かしさを覚えるオールドファンの方も多いのではないだろうか。

同名のアーケード版とは別のゲーム

リダイレクトの警告 (1750434)

こちらはアーケード版
「天地を喰らう」には同じ名前のアーケードゲームがあり、ファミコン版と同じくカプコンから提供されていた。
こちらは横スクロール型アクションゲームとなっていて、ファミコン版とは大きく異なるので気をつけよう。

三國志ゲーとしてはめずらしいRPG

 (1750435)

三國志のゲームといえば、コーエーテクモゲームスから発売されているシミュレーションゲーム「三國志」シリーズや、「三國無双」などのアクションゲームを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
しかし、この「天地を喰らう」は三國志モノとしてはめずらしいRPGとなっている。
そのゲーム内容も、ダンジョン攻略やボス戦などのRPG要素がふんだんに盛り込まれた本格的な物だ。

原作は本宮ひろ志の「天地を喰らう」?

 (1750444)

「天地を喰らう」は1983年から週刊少年ジャンプに連載された本宮ひろ志さんの漫画である。
画像を見ても、そのキャラクターは本宮ひろ志さんの絵柄そのものだ。

本宮ひろ志の漫画「天地を喰らう」とは

 (1750449)

本宮ひろ志さんの「天地を喰らう」は、三國志を題材としながらも、魔界や天界、鬼などが登場するファンタジーな世界観だ。
劉備と孔明が天界へ行き、竜王の娘と交わって願いを叶えてもらうところから物語はスタートする。
竜王の娘と交わった人間はなんでも願いを叶えることができ、劉備は肝っ玉を、孔明は知識を手に入れることとなった。
しかし、もうひとり曹操孟徳が竜王の娘と交わっており、彼は天下を手に入れることを願ったのだ。
そして彼らは人間界で戦いを繰り広げ・・・・・・というストーリーなのだが、劉備たちの戦いが本格化する前に連載は終了してしまった。
『三国志演義』を基にしているが、天界や魔界などが登場するなどオリジナルストーリーに近い内容になっている。未完。単行本7巻、デラックス版4巻、文庫版4巻。
連載は1983年に始まったが1984年に終了、物語としては劉備が国を興す前であり三国志らしい展開にはならなかった。これについて作者は、単行本7巻(最終巻)巻末のあとがきで「ジャンプのアンケートではかなり低かったので連載は終了してしまったが、愛着がある作品だった」と語っている。しかし、『コミックGON!』創刊号(ミリオン出版)で当時の『週刊少年ジャンプ』各号のアンケート結果が公開されており、本作はアンケート人気の上位を維持し続けていたことが判明している。

ゲーム版では本格的な三國志が描かれる

ファミコン版の「天地を喰らう」は、本宮ひろ志さんの漫画と同じ名前のゲームではあるが、本作には天界や魔界などのオリジナル要素は一切登場せず、三国志演義を元にした本格的なストーリーが展開されていく。
「天地を喰らう」という名が付いてはいるが、本宮ひろ志さんにキャラクターデザインを依頼しただけの別物だと思った方がいいかもしれない。
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カプコンから、本作を基にしたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲームが発売されたほか、アーケードゲームが稼動され、ヒットした。もっとも本宮がキャラクターデザインをしている点を除けば、漫画版との関連性はほとんど無い。
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