魅せるバックトス「高木守道」。球界一の二塁手2代目ミスタードラゴンズ。
2020年3月3日 更新

魅せるバックトス「高木守道」。球界一の二塁手2代目ミスタードラゴンズ。

日本一とうたわれた二塁手としての功績、代名詞となったバックトスなど急逝した高木守道氏の野球人生を振り返る。

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【訃報】高木守道氏、死去。

元中日ドラゴンズの選手で、監督も務めた高木守道氏が2020年1月17日、急性心不全のため名古屋市内で亡くなりました。78歳でした。

球界からの追悼コメント

大島洋平:高木監督の時に初めて規定打席に立つことができたので使っていただき感謝しています。心からご冥福をお祈りします。

高橋周平:高木監督にドラフトで獲得しもらっていなければ、僕はドラゴンズに入団することができなかったので感謝の気持ちしかありません。心からご冥福をお祈りします。

現役時代

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1960年に中日ドラゴンズに入団。
その年の5月に太陽ホエールズ戦に代走として初出場し、初盗塁を記録。
そして同じ試合でプロ入り初打席初本塁打も決めている。
3年目の1963年には二塁手としてレギュラーとなり規定打席にも到達、50盗塁を記録して最多盗塁のタイトルも獲得した。以降3度の盗塁王に輝いている。

惹きつけられる華麗なる守備

通算3度の盗塁王に輝いた俊足を活かした守備範囲の広さや既に高校生の時に長嶋茂雄も認めていたという素晴らしいフィールディング。

そしてなんといっても高木守道氏の代名詞といえばバックトス・グラブトスですよね。
華麗なグラブ捌きはファンを魅了しました。
ダイヤモンドグラブ賞(現在のゴールデングラブ賞)を3度受賞していますがそれも彼が30代になってから設立されたのでプロ入りの時から賞が設立されていたらもっと多く受賞していたに違いないでしょう。
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監督時代

1980年に現役を引退、翌年からコーチ、二軍監督などを務め、その後野球解説者となる。

1991年のオフに前任星野仙一の辞任を受け監督に就任。
1992年より采配振るう。

1994年には前半戦で首位巨人に大差をつけられていたものの猛追し同率首位に立ち、この年の最終戦で勝ったほうがリーグ優勝という展開となるも敗戦。
これが日本プロ野球史上に残る「10.8決戦」であり、いまだに語り継がれる試合ですがドラゴンズファンには苦い記憶でもあります。
監督交代の話もあがっていたが後半の躍進が評価され翌年も続投となった。
しかし翌年には成績不振の責任を取りシーズン途中で解任された。



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野球解説者や評論家を経て2012年シーズンから再び監督に就任。
その年はリーグ2位になったもののクライマックスシリーズのファイナルステージで敗退。
翌2013年に12年ぶりのBクラス、4位に終わりシーズン終了後に退任。

野球愛

監督退任後、野球中継の副音声ゲストなどのほか少年野球教室で子供たちに熱心に指導。

中日ドラゴンズOBの板東英二がパーソナリティを務めるラジオ番組では現役時代の思い出話を披露していました。

高齢ながら野球に関することには精力的で2020年2月には名古屋市内のイベントに出席の予定でしたが残念ながらそれがかなうことはありませんでした。

球界からもファンからも惜しまれつつ二塁手のレジェンドは旅立ちました。
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