"Stop This Game" (Nielsen, Robin Zander) - 3:57
"Just Got Back" - 2:05
"Baby Loves to Rock" - 3:17
"Can't Stop It but I'm Gonna Try" - 3:31
"World's Greatest Lover" - 4:52
"High Priest of Rhythmic Noise" - 4:13
"Love Comes a-Tumblin' Down" - 3:08
"I Love You Honey but I Hate Your Friends" - 3:50
"Go for the Throat (Use Your Own Imagination)" - 3:04
"Who D'King" (Nielsen, Bun E. Carlos) - 2:18
天才リック・ニールセンについて
このあたりでバンドの要でもあるギターのリック・ニールセンについて少し触れておこう。
お笑い系の立ち位置でありながら、奇抜でトリッキーなヴィジュアルを貫き通し、自身のスタイルとしている。
ちょっと変、でもどこかカワイイ(笑)。
キャップとチェック柄がトレードマークだ。
お笑い系の立ち位置でありながら、奇抜でトリッキーなヴィジュアルを貫き通し、自身のスタイルとしている。
ちょっと変、でもどこかカワイイ(笑)。
キャップとチェック柄がトレードマークだ。
チープ・トリックの楽曲のほぼすべてを書いている天才ソングライターであり、2000本のギターを所有するギター・コレクターとしても有名だ。特にヴィンテージギターと変形ギターのコレクションは世界屈指のものだと言う。ポール・マッカートニーが持っている、世界に3本しかない左利き用のレスポールもリックがポールにあげたものだという。
via blog.shure.com
最近、自身のコレクションの一部を販売するオフィシャル・オンライン・ショップもスタートさせたという。
Official Rick Nielsen Shop on Reverb.com
via www.youtube.com
ビートルズとの「縁」
70年代に結成されたロック・バンドは大なり小なりビートルズの影響を受けているのは確かであろう。チープ。トリックももちろんしかりだ。しかし、彼らほどビートルズとの不思議な「縁」に導かれていったグループも珍しいのではないだろうか?
1)さきほども触れたが、リック・ニールセンは1stアルバム『チープ・トリック - Cheap Trick』のプロデュースをジョン・レノンに依頼していたが実現しなかった。
2)1980年、ロビン以外の3人のメンバーは、ジョン・レノンの『ダブル・ファンタジー』レコーディング時に「アイム・ルージング・ユー」のレコーディング・セッションに参加している。結局、アルバムには収録されなかったが、チープ・トリックが参加したヴァージョンは、後にボックス・セット『ジョン・レノン・アンソロジー』に収録され発表されている。
この時のセッション音源をベースにしたミュージック・ビデオが制作されているのでご覧いただきたい。ベースはキング・クリムゾン等で活躍したトニー・レヴィンだ。
1)さきほども触れたが、リック・ニールセンは1stアルバム『チープ・トリック - Cheap Trick』のプロデュースをジョン・レノンに依頼していたが実現しなかった。
2)1980年、ロビン以外の3人のメンバーは、ジョン・レノンの『ダブル・ファンタジー』レコーディング時に「アイム・ルージング・ユー」のレコーディング・セッションに参加している。結局、アルバムには収録されなかったが、チープ・トリックが参加したヴァージョンは、後にボックス・セット『ジョン・レノン・アンソロジー』に収録され発表されている。
この時のセッション音源をベースにしたミュージック・ビデオが制作されているのでご覧いただきたい。ベースはキング・クリムゾン等で活躍したトニー・レヴィンだ。
John Lennon with Cheap Trick- I´m losing you
via www.youtube.com
3)その流れなのだろうか?その後に制作した5thアルバム『オール・シュック・アップ - All Shook Up 』ではビートルズのプロデューサーとしてあまりにも有名で「5人目のビートルズ」とまで言われたジョージ・マーティンがプロデュースを担当している。
4)そして、2009年には、ビートルズの名盤「サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 」をフルオーケストラとともに全曲再現演奏するショー「Sgt. Pepper Live」をラスベガスで行っている。
後年、リック・ニールセンは、「もしジョン・レノンが生きていたらチープ・トリックは彼のバックバンドをやっていただろう」とジョークを言っている。
4)そして、2009年には、ビートルズの名盤「サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド 」をフルオーケストラとともに全曲再現演奏するショー「Sgt. Pepper Live」をラスベガスで行っている。
後年、リック・ニールセンは、「もしジョン・レノンが生きていたらチープ・トリックは彼のバックバンドをやっていただろう」とジョークを言っている。
トムのバンド復帰と初の全米ナンバーワン・シングル!
7年の時を経て、1987年トム・ピーターソンがバンドに復帰する。
そして、その翌年には、アルバム『永遠の愛の炎 - Lap Of Luxury』 (1988) を発表。アルバムは全米16位のヒットに。そして、シングル・カットされた「永遠の愛の炎 - "The Flame"」は、チープ・トリックにとって初の全米ナンバーワン・シングルとなり、鮮やかな復活を印象づけた。
そして、その翌年には、アルバム『永遠の愛の炎 - Lap Of Luxury』 (1988) を発表。アルバムは全米16位のヒットに。そして、シングル・カットされた「永遠の愛の炎 - "The Flame"」は、チープ・トリックにとって初の全米ナンバーワン・シングルとなり、鮮やかな復活を印象づけた。
レット・ゴー - "Let Go" (Rick Nielsen, Todd Cerney) - 4:25
ノー・マーシー - "No Mercy" (Jon Lind, Jim Scott) - 3:54
永遠の愛の炎 - "The Flame" (Bob Mitchell, Nick Graham) - 5:37
スペース - "Space" (Mike Chapman, Holly Knight) - 4:16
ネヴァー・ハド・ア・ロット・トゥ・ルーズ - "Never Had a Lot to Lose" (Robin Zander, Tom Petersson) - 3:22
冷たくしないで - "Don't Be Cruel" (Otis Blackwell, Elvis Presley) - 3:06
ロング・サイド・オブ・ラヴ - "Wrong Side of Love" (R. Nielsen, Todd Cerney) - 3:59
夢こそはすべて - "All We Need Is a Dream" (R. Nielsen, R. Zander, Greg Giuffria) - 4:20
ゴースト・タウン - "Ghost Town" (R. Nielsen, Diane Warren) - 4:11
オール・ワウンド・アップ - "All Wound Up" (R. Zander, T. Petersson, J. Allen) - 4:45
Cheap Trick - The Flame
via www.youtube.com