『幸運児』とは?
1991年には『藤子-F-不二雄のSF(すこしふしぎ)短編シアター』の第5巻としてOVA化も実現しています。
OVA版『幸運児』
藤子・F・不二雄 SF短編シアター 5 おれ、夕子 / 幸運児 1991/08/09
— AnimeVHSbot (@Anime_VHS) June 1, 2020
"「おれ、夕子」おれ、(佐藤弘和)のクラスメート、夕子が事故で死んだ。夕子が死んで、はじめておれは夕子が好きだったことに気がついた。" (画像は1997年の再発版) pic.twitter.com/YFkQjAoetr
制作:スタジオぎゃろっぷ
発売:1991年
OVA版『幸運児』の本編動画・ストーリー
SF短編 幸運児
父親のタケ坊とは子供を生む・生まないで揉めたことで疎遠となり、それきり顔も合わせていないといいます。そのため、赤ちゃんが着ている服は全て病院からの借り物なのだそうで、そのうえ、多摩川の土手で産気づいていたところを救急搬送されてきたようです。
よし子が産気づいた多摩川の土手という場所に違和感を覚えたヨーコ。そのことを改めて問いただすと、金銭面や子供を育てていけるか不安になってしまい、実は自殺するつもりだったと打ち明けます。しかし、生まれてきた赤ちゃんの顔をみて思い直したとも。
事情を知ったヨーコは全面的によし子に協力すると約束します。丁度そのとき、産婦人科の開業医・三宅先生が病室をやってきて、二人に、生まれてきた赤ちゃんが病院開業以来1000人目だということで、退院までの入院費用を全て無料にすると言うではありませんか。
その後も信じられないような幸運は次々と続き…
OVA版『幸運児』の魅力とは?
『とっても!ラッキーマン』
しかし、内容的にはそういったヒーロー的なものでもないし、意外とユーザー評価の低さが目立ちます。
私としては、そこまで面白いと思えなかった。
淡々と垂れ流す形なので、飽きやすいのだ。
しかも、これといった捻りもないため、盛り上がる
ことはほぼ不可能といっていい。
つまらなすぎてびっくりしました。
タイトルでああなんか幸運なことがたくさん起きるんだろうなーと思ったけど
何人目で無料にしてもらえたわーをこの短い中で3回もやるし
あまりにもバリエーション不足。
特にメッセージ性があるわけでもないし
盛り上がるところがあるわけでもない
オチも、そうなんだ・・・くらいにしか思えませんでした
(※当時は藤子不二雄名義)
出版:早川書房
掲載:S-Fマガジン
→1976年発表