週刊少年ジャンプの人気作を意識していた!?
当時週刊少年ジャンプで人気のあった『県立海空高校野球部員山下たろーくん』に対抗して作られた作品であり、小柄でいじめられっ子だった主人公がエースとして成長していくなど、いくつかの共通点がある。
via img1.garitto.com
こせきこうじ氏の本作「県立海空高校野球部員山下たろーくん」の場合、キャラクター的には むつ利之氏の「名門!第三野球部」に近い。野球を全く知らないチビの主人公が、その眠っていた潜在能力を開花させていくという点で同じである。
また、そのキッカケを与えるべく人物も過去が似ている。第三野球部の海堂タケシは一軍のレギュラーだったが鬼頭監督の非情な采配に我慢出来ず、また本作の辰巳亮介も中学時代に監督からアレコレと指図されたのが気に入らなくて、それぞれ暴力事件を起こしている。
海堂も辰巳も同じように熱血で野球が上手いという部分で似ている。
アニメ化とゲーム化もされた人気作品でした!
アニメ
1988年10月22日から1989年9月29日までフジテレビ系列で放送された。全40話。
1985年以来、これまでフジテレビ系土曜19:30枠においてはギャグ作品を放映してきた(『ハイスクール!奇面組』→『ついでにとんちんかん』)。しかし昭和天皇が1988年(昭和63年)9月19日に吐血し、病臥によりギャグ作品が自粛となったため、180度違うスポ根作品として本作が放映された。
事実上、昭和に放送開始された最後のアニメとなった。
シリーズの前半はチームが成長していくさまをじっくり描いているので、思い入れも生まれやすく、強敵チームとの試合を描いた後半では、最後まで手に汗握る試合展開も多い。
なお、EDテーマを当時、アイドルユニット・楽天使としても活躍していた中山忍、田山真美子、河田純子がソロで歌っているのも見逃せない。
ゲーム
週間少年マガジン30週年記念ソフト
ファミコン 名門!第三野球部 - YouTube
ファミコンの名門!第三野球部のプレイ画面です。
via www.youtube.com
対戦プレイも可能だが、ウリはドラマティックモード。投球時、投手がアニメーションする演出は見事。演出だけでなく、システムもしっかりしており、野球ゲームとして成立している。
これぞスポ根!を扱った内容の漫画は、「名門!第三野球部」の時代が最後ではないでしょうか。
根性と努力で這い上がっていく三軍に、心がスカッとしました!
三軍の待遇をみて、もし自分だったら即退部しますけどね!
久々に触れて懐かしさがこみ上げてきた「名門!第三野球部」特集でした。
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三軍の待遇をみて、もし自分だったら即退部しますけどね!
久々に触れて懐かしさがこみ上げてきた「名門!第三野球部」特集でした。