「オモチャー」「クーソー」ナムコット(namcot)レーベル時代の秀逸なキャッチコピー。
2018年1月6日 更新

「オモチャー」「クーソー」ナムコット(namcot)レーベル時代の秀逸なキャッチコピー。

初期ファミコンユーザーにとってナムコ参入はドキドキの出来事でしたよね。初期の4作品(特にゼビウス)、加えてギャラガやディグダグの登場は、なんだかファミコンが急にゲーセンに近づいていく衝撃を与えました。そして当時のナムコのCM!「オモチャー」「クーソー」などキャッチが実に秀逸でしたよね。

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「遊びをクリエイトする」みんな大好きナムコット!

私たち世代の多くは、ナムコがファミコンに参入した1984年からその存在を期待感を持ってウォッチするようになりましたね。

まだあのファミスタシリーズなども登場していない時代ですが、初期からのファミコンユーザーなら「ギャラクシアン」「パックマン」「ゼビウス」「マッピー」のいずれかは持っていたのではないでしょうか。
1955年6月1日 - 有限会社中村製作所として創業。
1959年 - 株式会社に改組。
1971年 - namcoブランドの使用を開始。
1974年 - アタリジャパンを買収、アーケードゲームに進出。
1977年 - 株式会社ナムコに社名変更。
1979年 - 日米ゲームメーカーの関係が、これまではナムコとアタリ、またはミッドウェイとタイトーが親密だったが、各社の事情により『ギャラクシアン』から『パックマン』までは、ナムコとミッドウェイが親密になる。
1984年 - MSXパソコン用のレーベルとして「namcot(ナムコット)」をスタートさせる。同年2月には任天堂と提携してファミリーコンピュータにもソフトを供給する。
ナムコ初期のナンバリングタイトルについては下記事に詳しいですが、個人的にはNo6のディグダグまでが、ゲーセンの香りを運んでくれた初期ナムコのイメージですね。

「namcot」ブランド時代、ナムコのCMってとてもキャッチ―で印象に残っていませんか?
あのキャッチを、CMと当時のチラシとともに振り返ってみましょう。

「オモいカルチャーをオモチャーと言う」

何といってもこれが衝撃でした。

「重いカルチャ―」なのか「思いカルチャ―」なのか、とにかく「オモチャー=おもちゃ」ってすげーんだ!って気持ちにさせられたCMです。ある意味、部屋で遊ぶ後ろめたさみたいなものを払しょくしてくれたキャッチといってもよいかもしれません。
オモいカルチャーをオモチャーと言う

オモいカルチャーをオモチャーと言う

このCMをみて「ゲーセンがファミコンに来た!」と感じた方は多かったはずです。

おもいカルチャーをオモチャーと言う

「クーソーは、頭のコヤシです」

子供心には「クーソー=糞」がほぼ確定で刷り込まれたこのキャッチ。
オトナになると更に「クーソー(糞)からの肥やし」という更に上手いキャッチであることが分かります。

外でゲームをしている構図が、実に当時のファミコンを取り巻く状況を表しているように、勝手に感じてしまいます。
クーソーは、頭のコヤシです

クーソーは、頭のコヤシです

個人的にはこの「ディグダグ」がもっとも当時のゲーセンの香りを運んできたタイトルでした。

クーソーは、頭のコヤシです

「クーソーしてから、寝てください」

もうこのキャッチになると「クーソー=糞」がインプットされていますから、「糞して寝ろよ!」とあたかも「8時だョ!全員集合」ラストの加トちゃんの台詞にもダブって聴こえてきたのだから不思議なもんです。

ちなみにこのチラシのスターラスターはクリア出来ませんでした(涙。


クーソーしてから、寝てください

クーソーしてから、寝てください

このCMの「ディグダグ2」に加えてNo9「バトルシティー」、No17「ワルキューレの冒険」が、初期ナムコで大好きな作品でした。

皆さんは、初期ナムコ作品だと何が好きでしたか?

クーソーしてから、寝てください

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