夫婦で作詞作曲
宇崎竜童と阿木耀子は、明治大学の軽音楽クラブの同期で、後に結婚。阿木は作詞家としてデビューし、宇崎はロックバンド、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドを結成し、作曲家としてもデビューしました。阿木の作詞、宇崎の作曲で書いた『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』は彼らの出世作となり、その後の活躍は言うまでもありません。特に山口百恵全盛期の曲の大半は、彼らが手がけた作品です。二人は、俳優としても活躍しています。
愚図 / 研ナオコ
リリース日:1975年9月10日
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:竜崎孝路
『愚図』は、研ナオコの9枚目のシングルで、デビュー以来初めて、オリコンシングルチャートのトップ10に入った楽曲です。阿木&宇崎コンビにとっても、初めて研ナオコに提供した作品で、その後は、10枚目のシングル『一年草』、38枚目のシングル『Tokyo見返り美人』も手がけています。
因みに、『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』がヒットしたのも同じく1975年です。
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:竜崎孝路
『愚図』は、研ナオコの9枚目のシングルで、デビュー以来初めて、オリコンシングルチャートのトップ10に入った楽曲です。阿木&宇崎コンビにとっても、初めて研ナオコに提供した作品で、その後は、10枚目のシングル『一年草』、38枚目のシングル『Tokyo見返り美人』も手がけています。
因みに、『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』がヒットしたのも同じく1975年です。
愚図 / 宇崎竜童&研ナオコ
via www.youtube.com
想い出ぼろぼろ / 内藤やす子
リリース日:1976年9月1日
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:馬飼野康二
内藤やす子は1975年11月、『弟よ』でデビュー。デビュー曲がいきなり、オリコンシングルチャート8位の大ヒットとなります。そして、阿木&宇崎コンビの手がけた3枚目のシングル『想い出ぼろぼろ』で、人気を不動のものにしました。本曲はオリコン9位を記録し、年の瀬の賞レースでは、日本レコード大賞、日本歌謡大賞、日本有線大賞、FNS歌謡祭の最優秀新人賞を総なめにしています。(FNS歌謡祭のみ受賞曲は『弟よ』です。)
阿木&宇崎コンビは、その後も断続的に内藤やす子に楽曲提供しており、4枚目のシングル『私のいい人』、6枚目のシングル『やさしさ尋ね人』なども彼らの作品です。
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:馬飼野康二
内藤やす子は1975年11月、『弟よ』でデビュー。デビュー曲がいきなり、オリコンシングルチャート8位の大ヒットとなります。そして、阿木&宇崎コンビの手がけた3枚目のシングル『想い出ぼろぼろ』で、人気を不動のものにしました。本曲はオリコン9位を記録し、年の瀬の賞レースでは、日本レコード大賞、日本歌謡大賞、日本有線大賞、FNS歌謡祭の最優秀新人賞を総なめにしています。(FNS歌謡祭のみ受賞曲は『弟よ』です。)
阿木&宇崎コンビは、その後も断続的に内藤やす子に楽曲提供しており、4枚目のシングル『私のいい人』、6枚目のシングル『やさしさ尋ね人』なども彼らの作品です。
想い出ぼろぼろ / 内藤やす子
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お化けのロック / 郷ひろみ&樹木希林
リリース日:1977年9月1日
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:萩田光雄
『お化けのロック』は、郷ひろみにとっては23枚目のシングル(樹木希林にとっては初)で、『帰郷』との両A面曲です。両曲とも、阿木&宇崎コンビの作品で、郷ひろみ&樹木希林が出演したテレビドラマ『ムー』のテーマソングとして起用されました。ドラマの人気も相まって、オリコンシングルチャートでは2位を記録しています。
樹木希林にとっては、前芸名の悠木千帆を売却して改名したばかりの頃です。阿木&宇崎コンビは、郷ひろみの次曲『禁猟区』も手がけました。
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:萩田光雄
『お化けのロック』は、郷ひろみにとっては23枚目のシングル(樹木希林にとっては初)で、『帰郷』との両A面曲です。両曲とも、阿木&宇崎コンビの作品で、郷ひろみ&樹木希林が出演したテレビドラマ『ムー』のテーマソングとして起用されました。ドラマの人気も相まって、オリコンシングルチャートでは2位を記録しています。
樹木希林にとっては、前芸名の悠木千帆を売却して改名したばかりの頃です。阿木&宇崎コンビは、郷ひろみの次曲『禁猟区』も手がけました。
お化けのロック / 郷ひろみ&樹木希林
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さよならの向う側 / 山口百恵
リリース日:1980年8月21日
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:萩田光雄
『横須賀ストーリー』以降、山口百恵全盛期のシングルの大半を手がけた阿木&宇崎コンビ。特に『プレイバックPart2』は、世代を越えて誰もが知る人気曲であり、昭和を代表する歌謡曲の一つとなりました。
そして引退前、最後の最後にリリースした楽曲が、本曲『さよならの向う側』です。ファイナルコンサートで、本曲を歌い終わった後、舞台にマイクを置くシーンは今や伝説となっています。それに呼応するかのように、後に息子の三浦祐太朗が、母の曲をカバーしたアルバム『I'm HOME』をリリースし、その冒頭で本曲を歌いました。
オリコンシングルチャートでは4位を記録。他には、『イミテイション・ゴールド』『美・サイレント』『しなやかに歌って』『ロックンロール・ウィドウ』などのヒット曲も、阿木&宇崎コンビの作品です。
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:萩田光雄
『横須賀ストーリー』以降、山口百恵全盛期のシングルの大半を手がけた阿木&宇崎コンビ。特に『プレイバックPart2』は、世代を越えて誰もが知る人気曲であり、昭和を代表する歌謡曲の一つとなりました。
そして引退前、最後の最後にリリースした楽曲が、本曲『さよならの向う側』です。ファイナルコンサートで、本曲を歌い終わった後、舞台にマイクを置くシーンは今や伝説となっています。それに呼応するかのように、後に息子の三浦祐太朗が、母の曲をカバーしたアルバム『I'm HOME』をリリースし、その冒頭で本曲を歌いました。
オリコンシングルチャートでは4位を記録。他には、『イミテイション・ゴールド』『美・サイレント』『しなやかに歌って』『ロックンロール・ウィドウ』などのヒット曲も、阿木&宇崎コンビの作品です。
さよならの向う側 / 山口百恵
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ちょっとなら媚薬 / 柏原芳恵
リリース日:1983年4月13日
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:萩田光雄
『ちょっとなら媚薬』は、柏原芳恵の13枚目のシングルで、阿木&宇崎コンビが初めて彼女に提供した楽曲です。オリコンシングルチャートでは、10位を記録しています。
実は前年10月、シングル『花梨』のリリースの際、名前表記を、ひらがなの「よしえ」から漢字の「芳恵」に変えたばかり。本曲は、少し大人になった彼女の一面を感じさせる、阿木&宇崎コンビらしい、脱・アイドル感のある楽曲です。B面の『Blue Honeymoon』も、二人が手がけました。
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:萩田光雄
『ちょっとなら媚薬』は、柏原芳恵の13枚目のシングルで、阿木&宇崎コンビが初めて彼女に提供した楽曲です。オリコンシングルチャートでは、10位を記録しています。
実は前年10月、シングル『花梨』のリリースの際、名前表記を、ひらがなの「よしえ」から漢字の「芳恵」に変えたばかり。本曲は、少し大人になった彼女の一面を感じさせる、阿木&宇崎コンビらしい、脱・アイドル感のある楽曲です。B面の『Blue Honeymoon』も、二人が手がけました。
ちょっとなら媚薬 / 柏原芳恵
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紳士同盟 / 薬師丸ひろ子
リリース日:1986年11月24日
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:武部聡志
『紳士同盟』は、薬師丸ひろ子の9枚目のシングルで、自身の主演映画『紳士同盟』の主題歌です。オリコンシングルチャートでは2位を記録しています。
実は、A面と同じくらい有名なのがB面の『ハードデイズ ラグ』。この曲の後奏は、かつてフジテレビ系列のお昼の人気番組だった『ライオンのごきげんよう』で、サイコロを投げる際のBGMとして使用されていました。本曲の作詞も阿木耀子です。(作曲は梅林茂。)
作詞:阿木耀子
作曲:宇崎竜童
編曲:武部聡志
『紳士同盟』は、薬師丸ひろ子の9枚目のシングルで、自身の主演映画『紳士同盟』の主題歌です。オリコンシングルチャートでは2位を記録しています。
実は、A面と同じくらい有名なのがB面の『ハードデイズ ラグ』。この曲の後奏は、かつてフジテレビ系列のお昼の人気番組だった『ライオンのごきげんよう』で、サイコロを投げる際のBGMとして使用されていました。本曲の作詞も阿木耀子です。(作曲は梅林茂。)
紳士同盟 / 薬師丸ひろ子
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